ピアスは、小さくて価格も様々なので、恋人などへのプレゼントに最適なアクセサリーの一つです。デザインが豊富なのでどんなファッションの人にも合うものを見つけられるし、既に持っているものと被る危険性も低いです。
そして何より、身体に開いた穴に直接着けるということから、贈る人との一体感を感じられるというメリットがあります。また、ピアスは指輪よりも特別な印象が少ないため、恋人未満の相手でも「ちょっとしたプレゼント」として贈りやすいですね。
ですが、ピアスをプレゼントする場合、気を付けるべきことや、避けるべきものなどがあることをご存知でしょうか。今回は、ピアスを誰かに贈る前に、知っておきたいことについてお伝えします。
ピアスをプレゼントするなら
知っておきたいNGジュエリー
ピアスホールが開いているか確認しよう
まず、一番大事なこととして、ピアスを装着するべき穴が、プレゼントする相手にあるかどうかを確認して下さい。ピアスホールを開けている人はもちろん少なくありませんが、全ての人に開いているわけではないものです。そんな人にピアスをプレゼントしても、困惑されるだけですよね。
また、人によっては、片耳しかピアスホールが開いていなかったり、左右対称に開いているわけではないこともありますので、事前にしっかり確認しましょう
もし、相手にピアスホールが無い場合は、残念ながらピアスではなく他のアクセサリーにした方が無難です。
金属アレルギーに気を付けよう
ピアスは、指輪や腕輪に比べ、身体に埋め込むような状態で着けるため、金属アレルギーが起きやすいです。ですから、ピアスをプレゼントする相手に金属アレルギーが無いかどうかを確認しましょう。ただ、もし本人に尋ねて「金属アレルギーは無いよ」と言われても、安心するのはまだ早いです。使われている金属によって、アレルギー反応が出る場合と出ない場合があるからです。
例えば、安価なピアスに使われがちなニッケルは、特にアレルギーが起きやすいことで知られています。逆に、金やプラチナなどの貴金属や、肌に触れる部分が樹脂などでできたピアスは、まずアレルギーが起きないため、プレゼントに向いています。
相手に合うものにしよう
ピアスのデザインは、シンプルなもの、カジュアルなもの、そしてゴージャスなものなど様々です。
相手に合わせてどのようなデザインのピアスを選ぶかはあなたのセンス次第ですが、ここで陥りがちなのが、「ピアスはいくつあっても困らないから、多少好みに合わないものでも大丈夫だろう」という安易な考えです。確かにいくつあっても困らないとはいえ、明らかに好みから外れるものや、年齢に合わないデザインのものは、貰う側が迷惑してしまいます。
ピアスもその他のプレゼントと同じく、気に入ってもらえて初めて成立するということを覚えておきましょう。
紛失しそうな小さなものは避けよう
ピアスは、ダイヤやルビーなどの一粒石だけのシンプルなデザインのものもよく好まれています。ですが、これらはあまりプレゼントには向きません。なぜなら、あまりに小さな石が付いているものは紛失しやすいからです。誰でも、自分で買ったものを紛失するのは割り切ることができますが、人からもらったものを紛失すると、罪悪感に苛まれるものです。
ピアスを贈る側にとっても、せっかくプレゼントするのですから、末永く使って欲しいですよね。ですから、なるべく見失わないような、ある程度ボリュームのあるデザインのものをおすすめします。
安っぽいものはやめよう
ピアスを記念日などのプレゼントにする場合、当然ですが見るからに「ショボい」と感じられるものを贈ってはいけません。もちろん受け取る人の年齢や買う人の予算などにもよりますが、可能な範囲内で、できるだけ高級感のあるものを選びましょう。どんなものを選べば良いかわからない場合は、有名なジュエリーブランドで選べば間違いありません。
そして、その手のショップでは店員さんが親身になってアドバイスをしてくれるので、それを上手に利用して、相手に喜ばれそうなものに辿り着けるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。今、誰かにピアスをプレゼントしようと考えているあなたの役に立つ情報は、この記事の中にありましたか?ここでご説明した通り、指輪やペンダントなどよりもハードルが低い印象があるピアスでも、選ぶためには気を付けた方が良いことがたくさんあるのです。
もちろん、さり気ないプレゼントとして、あまり値の張らないものを贈るだけなら気を付けるべきポイントは多くありませんが、これが片思いの相手や、恋人への記念日プレゼントとなれば話は別です。
小さな一組のピアスだとしても、二人にとっては特別なプレゼントです。せっかく身に着けるものを贈るのですから、いつまでも愛用してもらえるものを選びたいものですよね。
まとめ
ピアスをプレゼントするなら・ピアスホールが開いているか確認しよう
・金属アレルギーに気を付けよう
・相手に合うものにしよう
・紛失しそうな小さなものは避けよう
・安っぽいものはやめよう