痩せたい人にとってくせ者である箇所、それが二の腕ですよね。体重を落としても中々二の腕を引き締めるのは大変なのです。ぷよぷよ、たるたるの二の腕を引き締めたいと思う方は多いようです。
特に春先から夏場にかけて、腕を露出する服装が増えますが、それまでに何とかしたいと毎年思うものです。二の腕を引き締めるのが難しい理由としては、元々体に付いている脂肪数が多いということが挙げられます。これは皮下脂肪が付きやすい女性に多いです。
また、二の腕の筋肉は意識しないと使わないということも、要因の一つになっています。上腕三頭筋という、いわゆる二の腕の霜降り部分がくせ者なのです。力こぶの部分は上腕二頭筋と言いますが、上腕三頭筋は、何かを押したり、ひねったりしないと使われない筋肉で、普段の生活ではほとんど使われません。
ですので、上腕三頭筋を使わない限り、二の腕を引き締めることは出来ないのです。普通のダイエットだけでは、すらりと細い二の腕を手に入れられないのはこの為です。
身体全体のダイエットをしながら、引き締まった身体、引き締まった二の腕を手に入れられれば、ダイエットは成功したと言えますが、身体全体は痩せたけど、二の腕は脂肪が付いたままだと、全体的に太った印象を持たれ、せっかくのダイエットも台無しです。
そのようにならない為にも、普段から二の腕を引き締める為の方法を実践して下さい。今回は二の腕を引き締めるのにもっとも有効な3つのわざをお伝えします。
二の腕を引き締めるのに
もっとも有効な3つのわざ
二の腕引き締めマッサージをする
二の腕を効果的に引き締めるのにオススメなのが、二の腕引き締めマッサージです。座っても立ってもできますので、好きな体勢で出来るのが良いです。空いた時間に出来るので継続しやすいマッサージです。
1、腕を体にぴたりと沿わせて、まずは肩を回し、1分ほどほぐします。
2、右、左どちらかの腕を水平にまっすぐ伸ばします。手のひらは上向きです。
3、伸ばした腕と反対の手を肘の関節に置きます。
4、関節から脇にかけて、手のひら全体で脂肪をもみほぐすようにつまみます。およそ1分程度でOKです。
5、もう一度関節に反対の手を戻し、今度は手を離さずなで上げるように、脇までリンパを流します。
6、脇の窪んだ所にあるリンパホールを、指数本でゆっくりとプッシュします。このとき、脇がじんじんと熱くなるくらい、やや強めに押すのが良いです。
7、反対の腕も同じ行程を繰り返します。
3セット3回を目安に行うことをお勧めします。
二の腕引き締め運動を行う
二の腕を引き締めたいのであれば、意識して、日常生活での使用頻度が低い上腕三頭筋を鍛えるようにする必要があります。また、二の腕は代謝があまり良くないので、二の腕をほぐしてあげることが大切です。デスクワークやスポーツの癖などで二の腕の代謝は落ちているのでまずはストレッチをします。
1、両手を交差して、胸の前で組みます
2、組んだ手を離さないようににしながらぐるっと下側から腕の隙間を通して上に回します。この状態を10秒キープします。
3、手の組み方を逆にして、同じことをします。これも同じく10秒キープします。
1~3までを3セット行って下さい。それから、以下の上腕三頭筋を鍛える運動を行います。
1、両手を後ろに伸ばします。
2、両腕を外側から内側へと回転させます。
これを30回ほどしてください。たったこれだけです。とても簡単ですが効果抜群です。
二の腕の雑巾絞りをする
二の腕の贅肉がぶるぶるになっている方は、筋肉が少ない女性に多いです。この部分は皮膚がたるみやすいので筋肉が少ないと太っていない人でもブルブルの振り袖ができやすいのです。
筋肉が少なく、皮膚がたるんでいると脂肪はどんどんついてしまいます。二の腕を引き締めるポイントとして大切なのは、皮膚のたるみと脂肪の蓄積を防ぐために適度な筋肉をつけておくことです。
男性が二の腕を鍛えてマッチョになるようなハードな筋トレをする必要はありません。皮膚がたるまない程度の筋肉をつけてそれを維持するためには軽いエクササイズでも充分です。
二の腕の筋肉は太くなりやすいのでゴツゴツの腕にしないことが大切です。二の腕を引き締めてセルライトを解消するのに効果抜群の二の腕の雑巾絞りがオススメです。
1、雑巾を絞るようなイメージで二の腕の皮下脂肪をねじって下さい。
2、両腕を身体の後ろに伸ばし、手の平を回転させながら二の腕までしっかりとねじりを加えます。
片腕ずつ行っても良いです。テレビを見ながらの座った状態でも出来ます。更に肩の関節部分も動くことになるので肩こり解消にも効果があって一石二鳥です。
如何でしたか。二の腕の引き締めに限らず、ダイエットは、食事も気をつける事が基本です。痩せるかどうかは、結局のところ摂取カロリーと消費カロリーの差で決まります。そこで、二の腕引き締め効果を上げるために、高タンパク低カロリーを心がけ、カロリーの多い食べ物は控えて下さい。
カロリーが高ければ、身体に蓄積されて、脂肪のつきやすい二の腕はどんどん太くなります。たんぱく質が不足すると、筋肉がつきづらく痩せにくい身体になってしまいます。摂取カロリーを減らし、消費カロリーを高めるには、高タンパク低カロリーが基本になるわけです。
毎日の野菜の摂取目標は350gと言われています。野菜はビタミンやミネラルが豊富で、ダイエット中には心強い食べものです。特にキャベツは、ビタミンCや食物繊維が豊富でダイエット食として注目されています。
キャベツのスープは活性酸素(体を錆びつかせる物質)を除去する力が高いと言われています。またタマネギは血液をサラサラにし、代謝アップ効果があるようです。これらの野菜を日々食生活に取り入れながら、二の腕を引き締める運動をすることで、引き締まった二の腕になりやすくなります。
また、リンパマッサージで余分な老廃物をしっかりと流し、正しい食生活で余分な脂肪をつけないように心掛けることも、二の腕引き締め効果をさらに引き上げてくれます。
まとめ
二の腕を引き締める有効なわざは、
・二の腕引き締めマッサージをする
・二の腕引き締め運動を行う
・二の腕の雑巾絞りをする