男女の恋愛、何の悩みも無いカップルって果たしているのでしょうか?どんなに幸せ絶頂に見える二人でも・・・ちっちゃな悩み・大きな悩みとそんな違いはあっても何らかの悩みは抱えているものです。しかし、悩むのは逆に考えればそのカップルに「愛」はあるのです。その抱えている問題をなんとか改善して良好な状態にして恋愛を続けたいと思う心があるのですから。
お互い、あるいは一方に「愛」がなければその抱えている問題を理由にその恋愛に終止符を打つ材料にすればいいのですから・・・。そう言った意味では『悩み』って大事なのですね。それを乗り越えて更に深い絆が二人を結ぶのです。では一般的な男女の恋愛に良くある悩み・・・20代カップルの場合です。
男女の恋愛で良くある悩みとは?
20代カップルの事例
『結婚』を決めるタイミングの温度差
現代の20代の男女にとって「結婚」って案外遠い未来の話と思われている事も少なくないですよね。「恋愛と結婚は別物」と割り切った考え方をしている人。「恋愛」はしたいけど「結婚」はしたくない。果ては「恋愛」も「結婚」も必要ないなんて意見まで。そんな男女の恋愛観の温度差が多くのカップルを悩ませているとご存知ですか?
例えば付き合って半年・1年・3年、共有する時間を重ねる程ほとんどの女性は「結婚」への意識が高まっていきます。しかし男性はなかなかプロポーズしない。将来のビジョンも口にしない。そんな話は良く耳にします。では男性はどんなきっかけで結婚を決意するのだろうか?という疑問が湧いてきます。
男女の上下関係で言えば交際前や交際直後は明らかに女性が優位なポジションにいます。交際が進み時間が経てば経つほどに二人の間に「結婚」と言う言葉がチラつき始める頃からそれが逆転し男性に決定権が移ってくる様です。多くの場合、結婚を迫る彼女となかなか結婚を切り出してこない彼氏というケースです。
女性が結婚したい気持ちを匂わせたり直接結婚話を振ってもはぐらかされたり不機嫌そうな顔をする男性。 これは男性の中には一生涯独身を貫く・自由気ままに生きるという人生を一人で謳歌したいタイプや価値観の人が一定数存在するためです。 その他「仕事も安定しないし将来の収入も十分では無いかも知れないから結婚など出来ない」と自分の生活力に自信がないタイプの男性。
そんな男性達がやっと結婚を決意するとしたらおめでた婚・できちゃった婚など妊娠・・・いわゆる既成事実が出来た時位でしょう。また、逆に現代の女性にはキャリアウーマンも多く男性以上に仕事に情熱を燃やし家庭で家事や育児に縛られるなんて・・・と考えるタイプも多くなっているのです。これらの悩みを解決できる瞬間こそが結婚を決意するタイミングでそこには男女の考え方の違いにかなりの温度差が生じるのです。 それが男女の恋愛における悩みの原因になる事は一般的なケースです。
デート代の『割り勘』問題
男女の恋愛で必ず問題となるのがデート代の割り勘問題です。付き合う前や付き合い始めのカップルは男性側の『おごり』というケースが多いもの。これから長いお付き合いになるのなら当然の事ながらデートは何回もするはずです。その度に毎回男性側がおごるというのは負担です。実際の割り勘事情をみてみると1番多い答えは毎回男性が少し多めに払う、2番目に毎回全額を男性がおごり、3番目には何回かに1回は彼女におごってもらうというデータがあります。
つまり世のカップルは『割り勘』が基本のようです。しかし、いまや社会における男女の立場はやや平等と言っても良い状況です。そんな中でおごる側の男性に不公平感が生まれても何ら不思議はないのです。古い慣習に捉われて得をするのは女性ばかり・・・。しかしその不満をひとたび男性が口にするなら「ケチな男」「心が狭い」「生活力のない人」なんて評価が付いてしまうのですから可哀想と言えば可哀想ですね。
金銭的にも行動も一方の尽くし過ぎがあると良い結果は生まれません。人はそれが当たり前だと思ったりそれ相当見返りを求めるという傾向にあるものです。何事も過ぎてはいけません。お互いが良い関係を続けて行きたいと考えているのならお互いがきちんと納得出来る良いバランスを保つ事が大切なのです。男女の恋愛において悩みを作らない為には『割り勘』問題もお付き合い早期にきちんと二人の間の意思確認をする事が必要です。
『遠距離恋愛』における問題
昨今の男女は様々な出逢い方のパターンがありインターネットで知り合うカップルも多いと聞きます。
ほとんどの場合、遠距離だったり日常の忙しさで付き合い始めから時間が経ってもなかなか直接会えなかったりする事も多い様です。また、女性も男性に負けない位の条件でお仕事する人が増えた事もあり仕事の都合や家庭の都合で遠距離恋愛を余儀なくされるパターンも少なくは有りません。そんな男女にとって遠距離恋愛の悩みも様々です。様々な場面でお互いが不安や不満を抱えるのは当然のことです。
例えばなかなか会えずデートも出来ない人を「彼氏」や「彼女」と呼んでいいのかわからくなってしまった・・・とかいつも傍にいてくれる人が欲しいなどという声。生活環境の違いから話題が乏しくなったり連絡がスムーズにとれない、或いは行き違いが多くなるなどいしの疎通が難しくなる事もあります。言葉だけ・・・文字だけではなかなか本当の気持ちって伝わらない事も多いのですね。特に男性は長い文章を打つのが苦手な人や言葉にしなくても気持ちは伝わる筈なんて思ってる方多いものです。
一方、女性は言葉や態度で表わして貰って気持ちの確認をしたいと考える人が多い。この温度差があり遠距離恋愛の邪魔をする事も多いのです。また、男女共に思う事は恋愛相手がいるのに必要な時に隣りにいてくれない・・・パートナーの笑顔で元気になりたくても見る事が出来ない・・・そんな淋しさで心が折れてしまう事もあるもの。好きな気持ちがあればある程悩みは大きくなりますよね。
『記念日』に対する考え方
「昨日は二人の記念日だったのに彼はスルーで友人達と遊びに行っちゃいました。記念日を祝って貰えない私って大切にされていないってこと?」こんな話も恋愛中の男女の悩みで良く耳にします。「記念日」に対する概念にかなり距離があるようですね。女性にとってはとてもショックな出来事だけど男性は言われなければわからず、直接いわれてもピンとこないというのが実情です。
彼と付き合って初めて迎える誕生日。これが何事も無い様に過ぎてしまうと女性はとても落ち込みます。男性はただ単に気付かなかった、仕事など忙しくつい・・・など理由も様々ですが本当に悪気は無く・・・という事も少なくは無いのです。
「記念日」に元々無頓着な人っていますから。でも女性にとっての「記念日」はとても重要なものなのですよ。家族でも友人でもなく・・・彼に祝って貰う記念日が一番幸せ感じるという人もいる位。ですからそれをないがしろにされる時こそ「自分って大切にされてないかも?」と思う瞬間なのです。そんな事が重なると、いやたった一回でもそれが男女の恋愛にける絆に大きなヒビを入れてしまう事もあると常に頭に入れておくべきです。
マメな男性?何でも面倒臭い男性?
女性側からの意見で多いのが「彼から連絡が来ない」という悩みです。連絡をくれない男性は少なくありません。それは単に面倒くさいだけなのか、特に連絡する事がないからなのか・・・男性側からの理由や言い分はある様ですが・・・。女性はそんな男性の行動に振り回されてしまう事も少なくないのです。例えば極端に連絡しない男性とのお付き合いの経験がトラウマになったケース。
恋愛相手との連絡の度合いに過敏になり途切れる事を恐れ少しでも間が空くとその焦燥感から自分をコントロールできなくなるなんてことも・・・。「恋愛と連絡」に対する男女の意識の差や傾向に気付くまでは悩む男女がとても多いのです。男性も女性のそんな「連絡重視」の要求に応えるのに疲れ果ててしまうなんて愚痴をよく耳にします。束縛されているとか管理されている気分になるとか・・・。そんな男女の恋愛観や意識の違いがいざこざの元になる事もとても多いもの。二人の歩み寄りが大切なのだと考える事が大切です。
いかがですか。以上が男女の恋愛で良くある悩み、20代カップルの事例5タイプです。20代の男女はまだまだ若い・・・相手を尊重してあげる心の余裕も正直まだ未熟です。つい自分本位になりがちである事も常に頭の隅に入れておくことは大切です。自分の気持ちを優先するあまり相手を傷つけてしまったりしない事が肝心。また、晩婚化している昨今ですが20代後半にもなると「結婚」の文字もチラつきますよね。
今、お付き合いしている相手が人生を共にする相手なのかどうかしっかりと見極める大切な時期でもあります。なにはともあれ、男女の恋愛には根本的に物事の捉え方や感じ方が違う部分がある事を配慮した上でお互いの意見のすり合わせをしっかりする事が大切。二人で良い恋愛関係を作り上げて行く事が大事なのです。
まとめ
20代カップルの恋愛の悩み、5タイプ・『結婚』を決めるタイミングの温度差
・デート代の『割り勘』問題
・『遠距離恋愛』における問題
・『記念日』に対する考え方
・マメな男性?何でも面倒臭い男性?