ダイエットのために断食するなんて、怖いような気もしますよね。ですが、普段から、高カロリーのものばかり取っている人や、おやつを食べすぎているなあと思う人、暴飲暴食が激しいと自覚がある人などは、ダイエットのために断食をするのも良いかもしれません。断食をすると、暴飲暴食で疲れ切った内臓を休めてあげることができます。
おいしいものはついつい食べ過ぎてしまいますが、食べ過ぎは、やはり、胃を痛めます。食べすぎだなあと思う人は、ダイエットのために、断食を行ってみてはいかがでしょう。
ただし、ダイエットのための断食をやみくもにしても、成果があがらない場合があります。やはり、断食するのにいいタイミングというものがあるようです。どうせするなら、効果をあげたいですよね。
それでは、ダイエットのための断食は、どのようなタイミングで行えば良いのかお伝えいたします。
ダイエットで断食するなら
知っておきたいタイミング
痩せやすい時期とは
女性の場合、生理があります。この生理が、ダイエットのための断食をおこなうに当たって、考えなければならないポイントです。大体、女性の一か月は、このようになります。
・生理期間 約7日間 低温期
・生理終了日~排卵日 約9日間 低温期
・排卵~排卵終了 約5日間 低温期から高温期へ
・排卵後~生理前 約9日間 高温期
もちろん、人によって個人差がありますから、この循環にあてはまらない人もいらっしゃるかと思います。細かい日数はさておき、大切なことは、低温期から、高温期かというところです。高温期の方が、圧倒的に痩せやすいようです。高温期は代謝もよくなりますから、ダイエットのための断食をするのにピッタリです。
生理前は、身体が栄養をたくわえようとしています。ですから、水分や、栄養分など、とにかく身体にためこまれて、むくみやすくなっています。ですから、この時期にダイエットのための断食をするのは避けたほうがよいでしょう。あまり効果も上がりません。生理が終了してから、十日くらいたったくらいが目安です。
より正確に自分の周期を把握したい場合は、基礎体温を測るとよいでしょう。婦人体温計で計るのですけれども、計る時間としては、朝、目覚めた直後が一番良いと言われています。枕元に、体温計を置いておき、目覚めたらすぐに、基礎体温を測る。そして、記録をしておきます。毎日記録すれば、自分の低温期や高温期を把握しやすくなり、より、ダイエットのための断食のタイミングがわかりやすくなります。
断食前には、おやつを取り過ぎない
普段から甘いものを大量に摂取していませんか。ダイエットの断食をはじめる一週間前からは、おやつの摂取は控えましょう。また、甘い飲料水なんかも禁物です。普段から、砂糖をたくさんとっている人が、いきなり、断食で糖分を絶ってしまうと、体がその変化についていけず、断食中にとてもしんどくなります。
どうしても、甘いものが欲しければ、フルーツがおすすめです。
断食前は、高タンパク質のものもとらない
ダイエットのための断食をするなら、二日前くらいから、卵、魚、肉などの動物性たんぱく質は控えましょう。明日から、何も食べないんだから栄養をつけておこうと、モリモリ食べるのは禁物。身体をだんだんと、断食にならしておくことが大切ですから、あっさりしたものを食べる方がよいのです。
断食前は、豆腐、ゴマ油、海草類、野菜、キノコ類、玄米、漬物などの精進料理風のものを食べるようにしましょう。
断食中は、ムリしすぎない
いよいよ、ダイエットの断食がはじまったら、普通に生活してもかまいませんが、あまりムリをするのはやめましょう。炎天下の中を何時間も走ったり、いつもよりも過剰に運動をしたり、お風呂に何時間も入るのは控えた方がいいでしょう。いつも通りのペースで、静かに生活することがポイントです。
食事はだんだん元に戻していく
断食が終わったからといって、いきなり、いつも通りの食事をはじめてはいけません。無人島に漂流されたりして、長い間ろくなものを食べていなかった人だって、はじめは、ごくわずかの食事からはじめます。胃がびっくりしてしまうからです。
ガツガツ食べずに、まずは、おかゆから。そして、病気の回復期のように、はじめはあっさりしたものから。だんだん、通常通りに戻します。
いかがでしたか。自分の体の声を聞くということはとても大切なことなのです。健康な身体というものは、とても大切なものです。身体が健康であれば、心も明るくなり、人生も楽しく前向きになれます。身体に不調が出てくると、気分も暗くなりますし、疲れやすくなり、何もかもつまらなくなるのです。身体と心は密接につながっています。健康を保つということは、人生を活き活きとさせるということなのです。
自分の体を大切にしましょう。身体によいものを普段から食べ、あまり暴飲暴食をしすぎないようにしましょう。普段から、消化によいもの、栄養の高いものを食べるように心がけていれば、断食もラクになりますし、どんどんと体の内側から、綺麗に、そして、健康になります。健康になると、肌もつやつやして、若返ります。身体に気を使うといいことばかりですから、自分の体をおろそかにするのはやめましょう。断食などを行い、いつも健康な身体を保ちましょう。
まとめ
断食するのによいタイミングとは・女性の場合、高温期に行うと、断食の効果が出ます。
断食中に気をつけたいこととは
・断食前には、おやつを控えましょう
・断食前には、高タンパクなものも控えましょう
・断食中は、ムリをするのはやめましょう
・食事はだんだん戻していきましょう