みんな前髪をどうやって作っているんだろう?と考え始めると、案外奥深くなっていく前髪問題。おでこの広さや生え際の毛の太さ、毛の太さや量によっても処理がさまざまなのが実情。でもそこまで深く考えず、男ウケさえすればよしとして前髪を作ってみましょう。
男ウケといっても人気のアイドルたちのマネをすればいいわけではありません。やはりそこには男ウケというジャンルの特徴もあるのです。では、どんな前髪が男ウケしやすいのか、また作るときに避けておきたい前髪の種類なども含めて、これからおさえておきたい7つのことを確認してみましょう。
前髪の作り方と男ウケの関係。
おさえておきたい7つのこと
個性を感じさせすぎる前髪は避けよう
個性的な女優やモデル、ミュージシャンは時に個性的な前髪をしています。彼女たちにはスタイリストが付き、その魅力を引き出す工夫をされているので、前髪が個性的すぎてもトータルで綺麗に見せることができています。
ですので、日常の生活でその前髪をマネしてしまうのは、男ウケを考えなくても危険です。さらに男ウケはダントツに悪いと言えます。例をあげると、おでこの真ん中の長さで不揃いの前髪、直線を極めたパッツン、リーゼント度の高いポンパドールです。
眉毛が見えるふんわり前髪が人気
男ウケのいい前髪は、ズバリ可愛く見える前髪です。結局は「似合う前髪」ということになるのですが、その中でも自然に可愛さを演出するのは女性の表情を「柔らかく明るく見せる」前髪です。柔らかく見せるには、空気感を感じさせます。
ヘアワックスでも「ゆるフワ」や「エアリー」という商品紹介がありますが、それによってつくられるような自然に風にかきわけられたような柔らかさが髪の柔らかさを感じさせ、男ウケがいいようです。
パッツンで幼なくなりすぎることも
目の大きな女性が眉上でパッツンにすると神秘的でとても魅力的です。また、パッツンにすることで若返るのを目の当たりにした女性も多いのではないでしょうか。しかしこれには危険も伴います。
まず一つ目は幼くなりすぎてしまうこと。あまりに幼いと男性が女性的魅力を感じにくくなってしまうようです。もう一つは逆に若作りに見えてしまうこと。これは肌質やその人の顔のつくりにもよるのですが、パッツンによる若返りが逆効果になる人もいます。
意外とOKとNGの境目が難しいパッツン。周囲の信用できる友達や、信頼できる美容師に相談した方が安心です。
キャバ譲やマンガ風に作りこみすぎると不自然
ホストにも多いM字バングや、アイドルの触覚ヘア、または「姫カット」と呼ばれる前髪かサイドか判断のわかれる髪型などは、特殊な世界以外の人がやると浮いてしまいます。アイドルの触覚ヘアはだんだん見慣れてきていて自然に取り入れる人も増えてきましたが、そこにはやはりバランスが必要です。
中学生ならまだしも、大人になってからやるには危険すぎます。同じくキャバ譲の髪型も、小顔に見せたりするために前髪の一部をとても長くしたり、おでこから立ち上げすぎたりなど不自然さが目立つものが多いので参考にすると不自然になってしまいます。
男性は可愛ければいいので、作りこみすぎて引かれるのは避けましょう。
重たくすると暗く見えてしまうので注意
前髪で難しいのは重さのバランスです。髪の色が真っ黒で太めで量が多いならば、少なめにすいてしまうか、ナナメに流しておでこを見せると知的でおとなしく品のよい女性に見られるようです。
髪の色が明るめだとしても量が多すぎるとバサバサ感の方が気になってしまうので、やはり男ウケを考えるとパーマをあててふんわりさせるか、少な目にすいておいた方が安心です。
髪の色と全体の長さでバランスをとろう
男ウケのいい前髪を実現するために、現在の髪型と自身の顔型をトータルで見てみましょう。金髪に近い髪の色の人もいれば真っ黒の方もいますよね。でも一番多いのは、黒より少し明るめの方ではないでしょうか。そしてストレートヘアならロングか、ボブ。パーマならボブからセミロングあたりではないでしょうか。
いわゆる男ウケのいい前髪は、その髪型と色が演出しやすい魅力を強める前髪です。今の自分自身の髪型をよくチェックした上で女性雑誌を眺めてマネしてみることをお勧めします。
目や表情を美しく見せる
前髪による女性ウケと男性ウケの違いは「オシャレ感」と「表情の魅力」ではないでしょうか。男性は、女性の笑顔と柔らかさが大好きです。目の輝きこそが魅力という男性も。自分を可愛くみせるための前髪は、鏡の前で笑顔を作るとわかりやすいかもしれません。
眉毛をみせる、おでこを見せる、または隠して小顔にする。いろいろためして自分の笑顔が輝いたときの前髪をおさえておけば、ひとまず男ウケは大丈夫です。本当に難しいのは女性ウケのほうですからね。
いかがでししょう。前髪ひとつでも、いろいろとこだわりがあるものですよね。とはいえ、男性ウケという基準で前髪をつくったとしても割とナチュラルに世間全般に受け入れてもらえることにお気づきになりましたか。逆に前髪を作る際は男性ウケを基準にしてもいいと言えます。
オシャレを極めると「不思議」に進んでいくこともありますが、男ウケを極めることは案外「普通」を極めることかもしれません。世の男性がそれだけ一般的な価値基準で女性を選んでいるということでしょうか。
一般的な価値基準が、自然な美しさであることを抑えておけば、あまりずれる心配はありませんよね。
まとめ
前髪の作り方と男ウケの関係。おさえておきたい7つのこと
・個性を感じさせすぎる前髪は避けよう
・眉毛が見えるふんわり前髪が人気
・パッツンで幼なくなりすぎることも
・キャバ譲やマンガ風に作りこみすぎると不自然
・重たくすると暗く見えてしまうので注意
・髪の色と全体の長さでバランスをとろう
・目や表情を美しく見せるには