告白には、マニュアルがありませんよね。自分の気持ちをどう相手に伝えるか、それは個人差があります。もちろん必ずOKがもらえる告白の言動があれば、緊張やYESをもらえなかった時の感情は避けられるでしょう。
ただマニュアルがないために好きな時間に、お気に入りのプレゼントで、思い出の場所を選んで告白をすることができ、個人差があるからこそ2人だけの宝物となるのです。恥ずかしがり屋の彼女でしょうか。ロマンチックな性格でしょうか。
告白する相手によって、シチュエーションを考え変えることは鉄則です。ただ共通していることは、相手が自分のことを少しでも気に留めているようなら、必ずどこかにヒントが隠されているはず。
そこで今日は現在片思い中の読者様に、少しでも気持ちが楽になれるよう、いくつか例をあげてOKサインを見破っていきましょう。
連絡のやり取りはスムーズか。
筆者は男性の口から何度も聞いたことのあるセリフがあります。「時間は作るものだ。」と。忙しいといって断られてはいませんか。はっきり言って、”忙しい”は言い訳です。確かに、仕事をして相応のお給料をいただいていれば忙しいことは当然です。
それどころか、一生懸命仕事をしている男性に惚れたのならば、会う時間が少なくても好きという感情は湧きやみません。時間が少なくても大丈夫。あなたのことに夢中なら、彼女は次のデートについて、遠出ではなく、短時間でも楽しめるものといった、あなたの負担にならないようなデートを考えてくれます。
女性は妄想が好きな生き物です。リアルな彼氏はいらない、妄想で十分な女性もいるほどです。少しでも会って顔を見れれば、その少しの時間の何倍もの時間を女性は妄想で楽しむことができます。
しかし、「時間があいたらこちらからご連絡します。」は、相手方があなたに興味を持っていないものと思ってください。”こちらから”と連絡をする役割がたった2人の間に決まってしまえば、相手からは望んでいない合図です。
連絡のやり取りでのOKサインとは、短時間でも会う約束をしてくれることです。1時間しか会えなかったから私に気がないという結論に至るのはまだ早いのです。忙しいなか、たった1時間でもあなたに会いたかったのですから。1時間という短い時間を、交通時間やメイクの時間などの労力を費やしてくれたのです。
連絡の回数や内容に関しては個人の苦手分野によるため、当てになりません。もし連絡が少なくても、あなたに会いにきてくれたのなら、1つめのOKサインにチェックすることにしましょう。
男女のサインが違う
筆者の経験上、男性からのOKサインはとてもわかりにくいものです。昔あった出来事と言えば飲み会の際、ほかの女性よりも冷たい対応をされたので、筆者自信も特に構うことなくその場は終了しました。しかしその男性はほかの女性から筆者の電話番号を聞き、デートの誘いをしてきたのです。
この経験、実は何度もあったりします。何故遠回りをするのか、それは男性が恥ずかしがりやということ、そしてプライドが高く、同席している男性に邪魔をされたくないので気づかれないようにしているためでしょうか。
しかし女性の場合、意中の男性に対して冷たい態度をとる人はほとんどいないのではないでしょうか。確かに表面では冷たくして、内面は優しいツンデレという言葉も流行りましたが、それは男性が二次元用に作り上げた性格です。もしあなたの気になる女性が小学生ではなかったら、あなたに対する態度は”デレ”のみでしょう。
その”デレがよくわかる態度は、常に笑顔というところしょうか。どんなにポーカーフェイスがうまい人でも、営業スマイルが得意でも、本当の笑顔には敵いません。見分けられない場合はきっと本当の笑顔ではないからあなたが気づけないという単純な理由です。
バブルの時代に、アッシーくんとメッシーくんという言葉が流行りました。総称はキープくんと呼ばれ、ほかにも役割をもったテープくん、ミツグくん、コードくんがいます。この名前で今も呼ばれているのかはわかりませんが、筆者の友人にもメッシーくんは何人か存在していました。
いつの時代もこの手のキープ君に対する作り笑いや会話の内容は、本人たちでも気づいてしまうほど不自然なものです。バブルの時代のキープくんたちは、お金が有り余っているため目標よりもお金を支払うことに達成感を覚えていたそうなので、気持ちなど関係なかったそうですよ。
タイミングが左右する知り合いの期間
筆者の友人に、タイミングを逃した者がいます。それは、観覧車でデートをしている際、手を握られながら「今彼女が欲しい」と言われたそうです。友人はその言葉に舞い上がると同時に安心してしまったとのこと。
確かに告白する際大事なことは、相手に恋人がいないかということ、そして一番重要なのは現在恋人を必要としているかということ。仕事やプライベートが充実していたり周りの人間に恋人がいなかったりすると、恋人を作っても遊ぶ時間がとれないため、恋人を要しません。
友人はこの2つの重要ポイントをクリアし、自分にもチャンスがあると長期戦に出てしまったのです。なぜかというと、女性は片思い中の期間も楽しめたりします。もし付き合ったら、という仮想が楽しかったり、恋人になってからだと終わってしまう充実感があるからです。
恋人になってしまえば当然別れもその瞬間から付きまといます。そして片思い中には知ることのなかった相手の恋人に対するスタンスや身体の相性など、厳しいテストが始まるからなのです。それに、告白をしてYESをもらうのはたった一瞬。
友人はその絶妙なときめきをもう少し味わいたく、その日は告白をせずに満足感で胸をいっぱいにしながら引き揚げてきたとのこと。この時点で友人は嬉しそうに筆者に報告をしてきました。
電話口から、次のデートで告白をするかされるから、思い出の場所としてふさわしいところはどこか、どんな服を着ていこう…たくさん妄想や告白シミュレーションを2人で話し合い、彼氏になる男性に連絡をしたのですが…それ以降会うことはありませんでした。
友人は見事に告白のタイミングを逃してしまったのです。男性は脈がないと感じたのか、そもそも今彼女は欲しくても友人は恋愛対象にならなかったのかはわかりませんが、音信不通になるということは恋愛対処として付き合う可能性があったと考えていいでしょう。
もし付き合う予定の女性がほかにいたのなら友人と観覧車デートで手をつながなくても良いのですから。そのまま友人の立場として付き合っていくなら、彼女ができたところで電話番号を消さずに友人と良い友情で結ばれたことでしょう。
恋は盲目
ロミオとジュリエット著で有名のシェイクスピアは、ベニスの商人の作品にて、恋は盲目という名言を残しています。よく愛と恋の違いは、なんて聞かれることも20代のときにありましたが、恋は一方通行、愛は2人でするものといったところでしょうか。
恋は楽しく切なく、自分が満足することに精いっぱいで、未来というよりは現在楽しむためにするもの、と筆者は考えます。そこで告白をする際気を付けてほしいことは、相手の状況や心境を把握できていますか。
自分だけが今恋人がほしい、友人も恋愛結婚をしていっているし焦ってしまうから早く恋人関係になりたい、確かにそれは自分のタイミングではあり、恋をするにはうってつけの期間でしょう。しかし、もし告白を成功させて恋人同志になりたいとするなら、まずは相手の状況を把握してみましょう。
気持ちだけじゃない、論理的・心理的な告白の仕方
人は夜になると副交感神経が働き、その安心感により告白を成功させるパーセンテージが30%ほどあがるとのことです。人は恐怖による緊張感を恋愛のドキドキ感と勘違いをする吊り橋効果も心理学的に有効とされています。
女性は友達より彼氏を優先する、という話を聞いたことはありませんか。一瞬否定をする女性も彼氏から突然の連絡があると、友達の約束を破り彼氏の元へ走って行ってしまうのではないでしょうか。つまり、告白しようとする相手がいて、約束をこぎつけたい場合、相手があなたと同じ気持ちなら100%デートの約束をできるのです。
もちろんお葬式や結婚式が予定として入っているとしたら例外ですが、気のある女性が脈ありだとしたら、告白をする前にほぼほぼ答えはわかるはずです。
これで女性の行動を知ることであなたの気持ちに余裕ができたり、自信をもって男らしさを兼ね備えて告白に挑むことができるでしょう。特定の女性をリサーチする前に、まず気持ちを素直に伝えてみてはいかがでしょうか。
女性にはどこから知識を得たのか、3回目のデートが勝負という決まり文句があります。相手のことを深く知ってしまえば付き合うことにすら躊躇していまうため、3回目のタイミングが相手を知るにも知らないにもちょどいい情報量が入っているからです。
その数字に惑わされることなく、1回目のデートで気持ちを伝える方法ももちろん可能ですが、女性は片思い期間中も楽しめる生き物なので、3回目というのはベストな回数となることでしょう。