一重の目を人知れず気にしていませんか?一重はアジア的な魅力の一つでもありますが、「目はパッチリしていなくてはならない」などの先入観を抱いていると、なかなか自分なりに受け入れられないもの。無理やり二重にしようとしたりして、グルーで不自然に大きく見せたりしたこともあるはずです。
確かに、似合っていれば、それはそれで構わないのですが、そもそも二重にすることがあまり合わない顔立ちなどもあります。そういった場合、「どうすれば魅力的になるのか」とさらに悩んでしまう人は結構いるはずです。
でも、「顔」には「こうでなくては魅力的ではない」などという決まりはなく、どんな顔でも「魅力的に魅せる」ことができます。ただ、そのためには、自分の「顔」の個性を十分に理解し、その魅力をうまく引き出さなくてはなりません。そこで、ここでは、その方法を少し考えていきましょう。
一重の目をより魅力的に魅せるための
7つのメイク術
一重に似合うアイシャドーの色
基本的に、一重にはどんな色でも似合うといえます。二重の人が疲れているとか何らかの理由で一重になったりすると、一重の人よりも肉厚な分だけ、余計に腫れぼったい感じに見えたりするものです。
この点、一重の人の場合、一重のままで体裁が整っているという意味では、二重の人よりもすっきりとした造りであるといえるのです。
どちらかというと、淡く薄いパール系の色が映えるともいえますので、ブルー・パープル・グリーン・ピンクなど、持ち前の一重を活かして楽しんでみましょう。
一重まぶたの特徴を生かすメイク
メイク術としては、目じりにかけて徐々に量を増やしていくといった具合に、瞼の中心辺りから斜めの楕円形を描くように塗布するとよいでしょう。
そうすることによって、やや吊り目がちな一重の瞼の特色を活かすことができ、シャープでクールなイメージを引き出すとことができるためです。
グラデーション
一重の場合には、瞼から向かって目の際の方に、徐々に濃い色のグラデーションをかけていくとよいでしょう。
たとえば、ブルー系のアイ・メイクであれば、基盤はホワイト・パール、その次の段階としての薄いブルー、それから、目の際に近づくほどに濃いブルー、あるいは思い切ってパープルを大胆に塗ってみるというのもひとつです。
アイラインのコツ
一重の瞼は、一重であるがゆえに、かえってアイ・ラインによるメイクが容易であるといえます。なぜなら、二重の場合と違って、目のひだによってラインが妨げられるということがないため、まっすぐに線を引きやすいからです。
また、一重であるがゆえに、より太くしっかりとしたアイ・ラインを引いてもうるさくなりません。こういったことから、一重の人は、スチュワーデスさんのような洗練されたアイ・メイクを施している人が結構いるものです。
アイ・シャドーを塗布し終わったら、目の際のまつ毛の直ぐ上あたりに、さりげなく、しかし、くっきりとアイ・ラインを引いていきましょう。
目頭の辺りから全部アイ・ラインを施す必要はなく、むしろ、これも、目頭から三分の一ほどの位置から、薄めにほのかなラインをスタートさせ、徐々にくっきりとしたラインにしていくとよいでしょう。
この場合にも、目尻に近づくにつれて、やや太めに濃くラインを引くと、立体感が増してよいといえます。
まつ毛は全体のバランスをみて
次は「まつ毛」ですが、これは一重の場合にも、二重の場合にも、そのメイクの方法はあまり変わらないといえます。
ただ、やはり「一重」の特色を活かすとすると、目尻にかけて、よりしっかりとまつ毛・メイクを施していくのがよいといえます。
あまり濃くし過ぎると、全体が重い感じになってしまうので、質量・ボリューム感に関しては、アイシャドー、アイ・ラインの順に優先させ、それに合ったバランス感でもってメイクしましょう。
眉毛のポイント
さて、これで目の周りに関しては、メイクは完成しましたが、後は、眉毛です。眉毛は、一重の人の場合、細く薄い感じのイメージ・メイクが断然、似合うといえます。
よって、眉毛の軸のラインをとり、その上下の眉毛を残す感じで、うまく眉毛の輪郭をつくるとよいでしょう。これにより、一層、フェミニンな感じが増し、淡く薄いアイシャドーと相まって、とても素敵な印象を与えることができます。
アイメイクの後は・・・
このようにして、アイ・メイクが終了したら、後は、あなたの心の整理です。鏡の中の、メイクを施したあなたの顔を見つめながら、あなた自身の気持ちが表情に表れるよう、にっこりと微笑んでみましょう。
鏡の中には、あなたが思う素敵な女性が映っているでしょうか――その顔には生き生きとしたあなた本来の魅力が現れているでしょうか――。そういったことをチェックして、大丈夫であれば、さあ、元気に外出しましょう。
いかがでしたか――。一重であっても、こんなにたくさんのアイ・メイクに関する決まり事があるのです。
しかし、なによりも大切なのは「気持ち」です。「顔」はその形だけに魅力であるのではなく、「内面」が「反映」されることで、その魅力がつくられていきます。
「優しさ」、「優雅さ」、「知性」、「可愛らしさ」など、あなたの身に付けたい魅力を、「心」の中に取り入れていきましょう。
そうすることで、あなたは鏡を見るにつけ、「私の顔、なんだか良くなってきたみたい」と、それまでとは違う自分に出会うことでしょう。
まとめ
一重の目をより魅力的に魅せるための7つのメイク術・一重に似合うアイシャドーの色
・一重まぶたの特徴を生かすメイク
・グラデーション
・アイラインのコツ
・まつ毛は全体のバランスをみて
・眉毛のポイント
・アイメイクの後は・・・