「胸が小さい」ことでものすごく悩むということは、今日ではあまりないといえますが、やはり「女らしい」という観点からいえば、少し引け目に感じてしまうということは確か。
そんな、「胸の小さい」あなた――「胸」をみるにつけ、「あまり恰好がつかないから」と服を着替えたり、どんな服を選べばいいのか迷ってしまったことがあるはずです。
そもそも、「胸が小さい」場合には、あまりセクシー路線の服を選んでも、着こなせないという問題があります。そこで、キュート路線、少なくとも、ナチュラル路線でいくのがよいということになります。ここでは、そのための洋服選びについて考えていきましょう。
胸が小さい人がキュートにみえる
7つの洋服選び
1.胸のラインが目立たない服
胸のラインは、胸に沿って襟ぐりが大きく開いている服などの場合には、とても目立ってしまうものです。
そこに、大きくふくよかな胸があれば、様になりますが、ぺしゃんとしているとやはり貧弱になってしまうと言わざるとえないでしょう。そこで、なるべく、「襟ぐりが胸のライン辺りに沿って開いていない服」というのがお勧めです。
タートルネックでなくても、カラーのついているものや、襟ぐりが首の辺りに沿っている服などを選ぶとよいでしょう。
2.フリル飾りを活用する
「キュートに可愛らしく」ということであれば、「フリル飾り」を活用するのも方法の一つだといえます。胸の辺りにフリル飾りの施されたブラウスはもちろん、Tシャツなども意外性があってよいでしょう。
フリルがあると、どうしても「ロリ系」のようなファッションを連想してしまいがちですが、アンティーク・フリルなどの上品な大人向けアイテムもあります。手持ちのワンピースやシャツなどにさりげなく飾ることで、服のグレードがアップするでしょう。
3.アクセサリーを活用する
ちょっと派手目のアクセサリーを胸元に活用することで、あまり、胸の大きさが気にならなくなるという事実に着目。
大きな石やペンダントトップのついたアクセサリーや、じゃらじゃらとした遊びゴゴロのある派手なネックレスなど、日頃から少しずつ揃えておくと、いざという時、便利ですね。どうしても胸ではなくそっちに目が行くことと、「胸が小さい」ことによる寂しさが紛れ、ぱっと華やかな印象を創出することができるでしょう。
4.重ね着をする
胸が目立ってしまう服をどうしても着用しなくてはならないなどといった場合には、上からもう一枚、カーディガンを羽織るなど、重ね着をするという方法もあります。
ただ、これは、春、秋、冬に限られ、とっても暑い夏にはちょっと無理な方法でもあります。しかし、夏でも、キャミソールの上に肩の空いているようなルーズなTシャツを羽織ったり、薄手の布地でできた透明感のあるシャツをもう一枚重ね着するなんていうのも、かなりお洒落かもしれません。
5.ショール、ネッカチーフなどのアイテムを活用する
ショールやネッカチーフは、ちょっとエレガントに、あるいはちょっと元気に決めたいという場合には、とても便利なアイテムだといえるでしょう。
それにより、服そのものがあまり目立たなくなり、全体のイメージが優先されるので、胸の大きさ云々は、二の次の事柄となります。
また、ショールやネッカチーフは柄が充実しているので、シンプルな服を着ても、自分のイメージに合わせた柄でトータルにコーディネートすることが可能です。
6.ワンピースは便利
ワンピースは見る側からすれば、一枚布なので、身体全体が強調され、あまり、胸の大きさといった個別の身体的な特徴が気にならない服であるといえます。
むしろ、胸の小さい場合でも、清楚でスレンダーな印象を与え、好感度が高くなるかもしれません。近頃流行の、丈の長いワンピースなども、気軽に着用するにはよいといえるでしょう。
7.服装チェックのポイント
さて、ここまでは「胸の小さい」人向けのキュートなファッションについて分析してきましたが、最後に服装チェックのポイントについても言及しておきましょう。服装チェックには、等身大の鏡が理想ですが、そうでなくても構いません。
先ず、チェックポイントとしては、胸の辺りを見た際に受けであろうと思われる印象を、自分なりに客観的にチェックしてください。「近頃、痩せすぎかな」など、気付いたりして、健康チェックにもなります。
また、ちょっと後ろに後ずさりして、なるべく自分を全体像として捉えてみましょう。そうすれば、胸の印象がその服装に占める度合いがわかるはずです。「少し貧弱ではあるけれど、それ程気にはならない程度」とか、「ちょっと目立ちすぎて、何かアイテムが必要」など、お出かけ前にチェックするわけです。
さて、ここまで、「胸の小さい」人のためのキュートな服装について、あれこれとお話してきました。
要するに、「胸が小さい」場合には、胸のふくよかさを出しようがないので、それ以外の路線で服選びをすることに尽きるというわけなのです。今日では、女性に関するバイアスも解消されつつあり、「胸が小さい」ことは、女性にとって何ら「恥じるべき」ことではなくなってきました。
よって、昔ほどには、女性がコンプレックスを抱かなくてもよい「良き時代」であるともいえます。胸元を見て、「ちょっと寂しいかな」と思ったら、可愛く飾る――。
そういったほんのちょっとの心遣いで、とても容易に、可憐でキュートなファッションを創出することができることでしょう。
まとめ
胸が小さい人がキュートにみえる7つの洋服選び
1.胸のラインが目立たない服
2.フリル飾りを活用する
3.アクセサリーを活用する
4.重ね着をする
5.ショール、ネッカチーフなどのアイテムを活用する
6.ワンピースは便利
7.服装チェックのポイント