昭和61年からの51か月間、日本にバブル景気が訪れ、お金だけでなく人々の活気も溢れていました。男性は女性に奢ることでステータスを感じ、対女性というよりはお金を使うことが楽しかったとのことです。
女性も奢られることは当たり前で、自分の給料と言えばブランド品やボディコンスーツなどの高額な服を買い漁っていたとか。ナンパというものが出会いの主流となったのはこのころからでしょうか。
街にはナンパの聖地もあり、終電がなくなり送ってもらうだけに男性とタクシーに乗り、お金を払って男性は電話番号を聞かずに去っていく。昔はお金で女性が寄ってきたものの、現代は不景気で一つの出会うきっかけがなくなろうとしています。
しかし周りの女性に聞いてみると、ナンパで出会って結婚し、子供を授かっている方が結構いるのです。ナンパ行為がそもそも無くなったのではなく、お金という欲望のなくなったナンパ自体が進化をとげています。
草食男子が流行っているこの時代に、ナンパをするコツを暴いていきます。それはあなたの輝かしい未来を切り開く行為になることでしょう。
女の落とし方が分からない人のための
7つのナンパテクニック
女性の警戒心を解く
不景気ゆえかナンパが身近なものではなくなってきている昨今、いきなり声をかけられても女性は不審に思います。詐欺ではないか、犯罪者ではないか、簡潔に自己紹介をしてみましょう。自己紹介をするうえで大切なのは安心させることです。
まずは身元を明かしていきます。いま会社員で、男ばかりの職場で働いている、今日はたまたま仕事が早く終わっていつもより帰り時間が早くなったので、手持無沙汰だと伝えます。すると女性は、どんな経緯で話しかけてきたかわかり、そのあとも話を聞いてくれるでしょう。
そして何をしたいのかがわかれば、その目的次第で誘いに乗るか否か決めることでしょう。
明るい印象を持ってもらう
ナンパの目的にもよりますが、もしその日限りの相手を探していたとしても、自分と一緒にいてどれだけ楽しいかをアピールすることが大切です。特に相手が飽きないうちに、短時間でという制限付きなので、難しいハードルではないでしょうか。
ちゃらい印象はNGなことをふまえ明るい印象を持つとすると、わかりやすい表現が笑顔でしょう。かといってずっと笑顔ではナンパする気満々、慣れている男性だと感じられてしまうので、気を付けましょう。
落とせそうな女性を目利きする
あなたがもしギャル男なら、ギャルを狙うことでしょう。同じ系統のスタイルはとても重要なことです。けれどナンパ師が一番に狙うジャンルの女性は何だと推測しますか?それは、見た目が地味なこと。
筆者の友人に、ナンパされた回数が多い女性がいます。その女性の特徴は、いつも笑顔のような恵比寿様に似た顔、そして安っぽい服を着ていることです。田舎から出てきたようなその風貌は、声をかける側にとっても親しみやすく、更には失敗したときも落ち込まない容姿です。
容姿端麗な人に誘いを断られたら自分にはそれだけの価値がないと悲観してしまいますが、最初から自分より下のレベルの女性に声をかければ、落ち込みすらしないものです。そして本当に田舎から出てきた女性なら、興味本位からついてきてくれるでしょう。
目的を明確にする
男性がナンパをするにも目的はたくさんありますが、女性もどんな目的かによって、あなたを見る目が変わることでしょう。筆者が数年前に道を歩いていると、一方通行なのに何度も見かける男性がいました。横目で気にしつつも、怖い人だったら嫌なので無視して歩いていたのですが、何度目か目にしたとき、話しかけてきました。
ずっと声をかけたかったけど、勇気がでなかったそうです。ナンパに不慣れだけで今回逃してしまったら二度と会えないと思い、思い切って声をかけてくれたとのこと。この一連の流れを聞いて、様々な見解があるでしょう。しかし筆者には、とても誠実な人に思えて仕方がなかったのです。
二度と会えないから声をかけてくれたという理由は、理に適ってはいないでしょうか。結局そのかたは友人が追い払ってしまいましたが、筆者はもう少し知り合いになっても良かったという印象でした。
隙を見誤らないで
筆者は今は結婚して一時の母ですが、周りにはまだ結婚していない女性が大勢います。仕事が楽しいから恋人すら欲しくないという女性もいれば、結婚したくでも恋愛対象がいない女性もいます。
筆者はナンパというものは少ししか経験がありません。一つ印象深かったナンパは、デパートで安売りをしていた商品を買い帰り道でにやけていると、声をかけられました。怖かったので咄嗟に「旦那と子供がいます!」と告げると謝って去っていきました。
内容がどうであれ、歩いている途中にいきなりパーソナルスペースに入られ、不快に感じたからです。もしそれが、休日の日中日向ぼっこをしていたならお茶だけでもと、ついていったかもしれません。
時間や場所、その日のスタンスによっても状況は一変します。テクニックの一つ、隙を確認してから声をかけてほしいものです。
同調が大切
人間が好意を持つ行動の一つに、同調があります。よく女性の話をどう聞いて良いかわからないことはありませんか。愚痴を言っているだけで、ちょっとこちらがアドバイスや否定をすれば怒り出してしまう。女性の目的は、同調を得ること。男性も一緒ですよね。
自分が思っていることを打ち明けているのに、頭ごなしに否定されると、全然わかっていないと会話を続けてくれないかもしれません。もし話している内容と自分の考えが違うようだったら、「そうなんだね。○○はそう思ってるんだもんね。」と伝えれば間違いありません。
話の全貌は話してもらっても伝わらない部分や本人が見落としている場面もあるので、聞いている側には所詮当人の気持ちはわからないのです。同調をナンパでも遣ってみてください。ただの他人から相談のできる相手として昇格されることでしょう。
女性も運命を待っている
男性も女性もロマンチックな生き物です。特に女性は、少女漫画のような恋愛にはいくつになっても胸をときめかします。本屋さんで高い場所の本を取ろうとした時は背の高い男性にとってもらいたい、毎朝すれ違う男性が気になる、飲食店で相席になったらどうしよう。
そんな妄想をめぐらせ、王子様が来るのを待っています。何がきっかけで出会い、その人物が大切な人になるかもしれないのなら、誠実に接してくれた男性とナンパで知り合ったとしても可能性を見出すことでしょう。
居酒屋やバーに一人で飲んでいる女性もよく見かけるし、筆者の友人も出会い目的で夜な夜なバーへ繰り出している人もいました。ナンパという行為に抵抗を持つ前に、時間を持て余している女性と楽しもうというスタンスで話しかけてみましょう。
いかがでしたでしょうか。肉食系女子という言葉が流行っていても、男性から助けられたり頼りたいという本心は変わることはありません。冒頭でも述べたとおり、筆者の周りにはナンパで出会って結婚まで行った女性がたくさんいます。
彼女たちも最初はナンパに抵抗があったみたいですが、ナンパとは名ばかりで時間が経てば二人を引き合わせてくれた一つの出来事にすぎません。恋人を作り結婚したいけど出会いの場がないというのもよく聞く話。
結婚相談所は費用が高かったり、合コンをするにもツテがない、職場には恋愛をもちこみたくないなど、消去法で考えていくと出会いのきっかけは日常転がっているものではないはずです。しかし少し勇気をだし、知り合いにさえなってしまえば最初はナンパであろうと、そこから真剣なおつきあいをすることは可能なのです。
ただすれ違っていただけかもしれない2人が、ナンパを成功させて誠実に付き合えたら、それこそ素晴らしい運命ですよね。
まとめ
女の落とし方が分からない人のための7つのナンパテクニック・女性の警戒心を解く
・明るい印象を持ってもらう
・落とせそうな女性を目利きする
・目的を明確にする
・隙を見誤らないで
・同調が大切
・女性も運命を待っている