痩せたい、きれいになりたい、でも努力はしたくない……という人に打ってつけなのがエステサロンですが、エステと言えばお金がかかるという印象がありますよね。しかし、エステサロンによっては、無料や割引価格でのモニターを募集していることがあります。募集しているサロンごとに条件は異なりますが、それらを満たせば、お得にエステサロンでの施術を受けられるのです。
ただ、誰でも望めばエステサロンのモニターになれるというわけではなく、魅力的である反面、もちろん競争率だって激しいもの。
今回は、そんなエステサロンのモニターに選ばれるためには、事前に何を知っておくべきか、そしてどんなポイントを押さえておくべきかお伝えします。
エステのモニターに選ばれるために
知っておきたいこと
エステモニターに選ばれやすい人とは
まず、痩身エステの場合は、モニターに選ばれやすい人の傾向が明確なようです。それは、「健康な人」、「本気で痩せたい人」、そして「過去にエステで痩せたことがある人」と言われています。やはり、どんな施術をするのであれ、健康な人でなければサロン側も安心できませんし、痩せたいという熱意が無ければ効果も出にくいです。
また、無料や格安で施術をするのですから、サロン側にとっては過去に痩身エステ通いをして成果が出た実績がある人の方が、労力が無駄になりにくいと考えるのも当然ですね。
「顔出し、身体出し」が条件のところがある
必ずしも全てのエステモニターで提示されている条件ではありませんが、モニター参加者の顔や水着姿の写真を広告に載せる必要がある場合があります。ですから、無料で痩せたり脱毛したり、美肌になりたいなどと思っても、自分の顔が世間に知れてしまうのが嫌だという人は、広告掲載を目的としたエステモニターには向きません。
ただ、無料のところは少ないですが、エステティシャンの練習台としてのモニター(カットモデルのようなものですね)なら、写真を撮る必要無くお得に施術を受けられます。
予定通り通い続けられる必要がある
痩身エステや脱毛サロンなど、一回の施術では効果がわかりにくいものに関しては数回分を1セットとして考えますよね。エステモニターの場合は、費用をサロンが持ってくれるのですから、モニター参加者は数回のスケジュールを休まず通う義務が生じます。ですから、忙しすぎて通えなかったり、一定のペースで来られない人は、まず選考から外れてしまいます。これは、サロンが決めたスケジュールを守れないと迷惑がかかるだけでなく、エステが求める症例として役に立たなくなってしまうからです。
肌荒れなどが起こっても自己責任
薬などの治験と同じく、無料のエステモニターで万が一身体に不具合が出た場合は、基本的に自己責任です。もちろん、サロン側も途中でリタイアするような人材は避けたいですから、事前のアンケートや面接で、施術によって良くない作用が出なさそうな人を選ぶようにしているはずです。
ですが、やはり人間ですから、コンディションによってはトラブルが発生しないと言い切ることはできません。もし、これからエステのモニターに応募を考えているのなら、自分の体調や肌質などと相談してからでも遅くありません。
報酬が出る「覆面モニター」というものもある
エステのモニターは、無料のものと格安のものだけではありません。無料の上、報酬まで出る「覆面モニター」なるものも存在するのです。これは、チェーン展開しているサロンなどが手抜きをしていないか、店内の雰囲気はどうかなどを、一人のお客さんのフリをして調査しに行くのが仕事です。
この覆面モニターは一見お得なように見えますが、細かい調査書を提出しなければいけなかったり、エステサロンのスタッフに覆面モニターと知られてはいけないなどの面倒な点もあります。
いかがでしたか。この内容から、エステのモニターに選ばれやすい傾向が見えてきたのではないでしょうか。本文中では「選ばれやすい人」について触れましたが、逆に「選ばれにくい人」という条件もあるようです。それがどんな条件かというと、施術の効果が出にくそうな人だそうです。
例えば痩身エステなら痩せにくい体質だったり、フェイシャルエステなら手の施しようがないほど肌荒れが酷かったり、脱毛モニターの場合は生まれつき体毛が薄い人などが当てはまります。ここからわかるように、エステのモニターになるためには、様々な条件をクリアしなければいけません。が、それでもお得なエステモニター、興味があるなら一度応募してみる価値はありますね。
まとめ
エステのモニターに選ばれるために知っておきたいこととは
・エステモニターに選ばれやすい人とは、健康、痩せる意欲が高い、エステで痩せた実績がある人
・「顔出し、身体出し」が条件のところがある
・予定通り通い続けられる必要がある
・肌荒れなどが起こっても自己責任
・報酬が出る「覆面モニター」というものもある