じゃがいもの栄養には、女性に嬉しい効能がたくさんがあります。じゃがいもは、ファストフード店でのフライドポテトやマヨネーズとあえて作ったポテトサラダなどのイメージが強く、高カロリーで健康的ではないという印象を持っている女性が多いかもしれません。
しかし、単体で見ると、じゃがいもに含まれる栄養にはあらゆる効能があり、美容とダイエットに効果的なものが多いのです。また、女性が気になるカロリー面でも、調理法を工夫すれば十分抑えることができ、むしろ、白米よりもヘルシーなのです。
そこで今日は、高カロリーで栄養価が少ないと誤解されがちなじゃがいもの栄養を徹底解説して、とくに女性に嬉しい7つの効能について詳しくご紹介します。ではご覧ください。
じゃがいもの栄養を徹底解説☆
女性に嬉しい7つの効能
美肌にいいコラーゲンの生成効果がある
じゃがいもの栄養がコラーゲンの生成を助ける効果を発揮してくれることは、一般的にあまり知られていません。コラーゲンの生成を助ける効果を発揮するのは具体的にはビタミンCの働きです。
じゃがいもにはビタミンCが多く含まれています。じゃがいも以外にもビタミンCを多く含む食材はあります。しかし、ビタミンCは熱を加えると壊れやすいのですが、じゃがいもは他の食材と異なり、ビタミンCをでんぷんで守っているため、壊れにくいのです。
腹持ちするのにご飯より低カロリー
じゃがいもは、しっかりした食感があって、満腹感を感じやすく、また、少量でも腹持ちがいいため、ダイエットの時に食べることがおすすめです。実際にじゃがいものカロリーは、100グラムあたり76キロカロリーです。白飯のカロリーは100グラムあたり、350キロカロリーですから、かなり低カロリーと言えるでしょう。
じゃがいもを蒸して食べると、じゃがいもに含まれる栄養を摂りながらも、少量で満腹を感じることができますから、ダイエット中の人は、夕食の主食をじゃがいもに置き換えてみてはいかがでしょうか。
肌の再生を助けるビタミンCを摂れる
じゃがいもに含まれる栄養の中で、ビタミンCは肌の再生を助けてくれます。肌荒れがひどい人や、ニキビや吹き出物ができやすく、できる度に潰れてしまったり、傷になってしまう人は、ビタミンCを摂ることによって、肌に痕を残すことを予防できます。
美肌には緑黄色野菜が効果的だと思っている人が多いかもしませんが、じゃがいもも効果があるということを知っておきましょう。
筋肉を強くして痙攣を防ぐカリウムが豊富
じゃがいもの栄養の中にはカリウムがあります。カリウムは、ナトリウムとバランスを摂って摂取することが重要だと言われています。それは、ナトリウムを摂ることでナトリウムの排出を促す作用があり、高血圧の予防に効果があるためです。
また、逆にカリウムが不足すると、筋肉が弱って痙攣を起こしてしまうことがあります。ダイエットをしている女性で運動をしている人は、筋肉を強くして代謝を上げることが重要ですので、カリウムは大切な栄養素となります。
生理中の貧血に嬉しい鉄分が含まれている
生理中は貧血になってしまう女性が多くいるでしょう。そんな時に貧血を防ぐ栄養素が鉄分です。じゃがいもには鉄分が含まれていますので、貧血の予防に効果があります。
また、鉄分は活性酸素の除去にも効果があります。活性酸素は、正常な細胞を傷つけたり、老化を促進する作用があるため、活性酸素を除去してくれる鉄分は、女性に嬉しいアンチエイジング効果もあるのです。
ビタミンCがアンチエイジングに効果を発揮する
じゃがいもの栄養として含まれるビタミンCは、本来水や火に弱いため、調理をすると栄養分が壊れてしまいますが、じゃがいもの場合、ビタミンCがでんぷんで包まれているため、加熱して調理をしても壊れることがないのです。
ビタミンCは、血管や神経を強くしてくれる作用があります。血管や神経が衰えると老化につながりますので、いつまでも若さを保っていたいという女性は、じゃがいもを食べましょう。
ビタミンB1が脂肪をエネルギー変えてくれる
ビタミンB1は、じゃがいもに含まれる栄養の1つです。ビタミンB1は、代謝を良くして、糖分や脂肪分をエネルギーに変えてくれる効果があります。そのため体型が気にある女性におすすめです。
女性は男性と比較して基礎代謝が悪いため、男性と同じ量の運動をしても消費カロリーは少なくなります。そこで、少しでも代謝をあげるよう、筋肉量を増やしたり、代謝を上げる食物を積極的に摂ることが重要なのです。
如何でしたか。じゃがいもの栄養には、意外にもビタミンB群やビタミンC、また鉄分などの女性の美容と健康には欠かせない栄養素がたくさん含まれているのです。じゃがいもは、でんぷんが殆どで肌やダイエットにいい栄養素はあまり含まれていないと誤解をしていた人も、見なおしたのではないでしょうか。
油をあまり使わずにじゃがいもを使って料理をすることで、カロリーを抑えたまま、じゃがいもの嬉しい栄養素だけを摂取することができますので、じゃがいもを蒸したり、和食メニューで煮たりして、ヘルシーに摂るように心がけましょう。
ただし、気をつけたいのはじゃがいもの保管方法です。じゃがいもは、日光を浴びると有毒物質が発生するため、なるべく日が当たらない場所で保存をするようにしましょう。
今日のまとめ
じゃがいもの栄養を徹底解説☆女性に嬉しい7つの効能
・美肌にいいコラーゲンの生成効果がある
・腹持ちするのにご飯より低カロリー
・肌の再生を助けるビタミンCを摂れる
・筋肉を強くして痙攣を防ぐカリウムが豊富
・生理中の貧血に嬉しい鉄分が含まれている
・ビタミンCがアンチエイジングに効果を発揮する
・ビタミンB1が脂肪をエネルギー変えてくれる