目標を持って始めたはずの自分磨き。体重を○kg減らすとか、あの習い事をマスターするとか、ちゃんとゴールを定めていたのに、時間が取れないとか疲れているなどの理由を付けていつの間にかおろそかになり、そのゴールも見えなくなって……と、こんな感じにいつも挫折してしまう人はいませんか?
せっかく決心して、自分に投資をしたり、時間と労力を割いたのに、途中でやめてしまうなんて、本当に勿体ないことです。しかも、一度や二度ならまだしも、思い立ってはやめてしまうような、挫折癖がついてしまっているなら要注意。
こんな挫折癖が、次に挑戦する自分磨きで出てしまわないように、継続するための心構えや考え方について、しっかり学んで、身に付けて行きましょう。
自分磨きを途中で
挫折してしまう人のための継続法
本当に必要な自分磨きは何か?を考えよう
軽い動機で始めたことは、途中でやめてしまいがちになります。例えば、TVで見ていいなと思った美容法や、雑誌で紹介されていたメイク術などに惹かれている、といった程度のことなら、目標達成時のメリットが低いため、途中で続ける意味を見失ってしまうのです。
せっかく貴重な時間を割いてする自分磨きなのですから、まずはあなたにとって本当に必要なことから身に付けるべきなのですが、コンプレックスが強すぎると、それから目をそらして、楽にできそうなものに次々と手を付けて誤魔化す傾向がある人もいます。
ですから、自分と向き合って、本当にクリアしなければいけない部分に目を向ける勇気を持ちましょう。自分の体型に強いコンプレックスがあるなら、しっかりダイエットに取り組み、言葉遣いに自信が無いなら、本などを読んでマスターしましょう。
このように、自分の欠点と向き合う覚悟が、自分磨きに必要なのです。
具体的な理想像を用意しよう
自分磨きを始めるにあたって、目標が漠然とし過ぎていると、それを見失い、そして自分が今ゴールまでどれくらいの距離にいるかさえわからなくなってしまいます。
これでは、挫折してしまうのも時間の問題ですよね。ですから、具体的な「こうなりたい像」を用意しておくと、目標を見失わずに済みます。
その対象は、芸能人でも、モデルさんでも、身近にいる憧れの存在でも、誰でもいいのです。とにかく、あなたがなりたい理想に近い人を目標に据えて、少しずつ近づいていく努力をしましょう。
わかりやすい理想があると、その真似から始めることでも、自分を向上させるきっかけが掴めるというメリットもあります。
目標を小さく持ち、少しずつ身に付けていこう
だからと言って、今までダイエットに成功したことも無いのに、体重10kg減を目標としたり、包丁を握ったことも無いのに、豪華フレンチが作れるようになりたい、というのは、ゴールが遠すぎて、挫折する可能性の方が高いです。
ですから、まずは目の前の障害を乗り越えることから始めましょう。例えば、最終目標が体重を10kg減らすことだとしても、まずは2~3kgを目標にして、それが達成できたら、ひとまず目標達成として、次はもう3kg減らせるようにステップアップする……というように、段階的に進めて行きましょう。
これはどんなジャンルでも挫折しにくい方法で、料理ならまずは時間がかかってもいいから1品をマスターするとか、自己管理ができるようになりたいなら、1ヶ月夜更かしや寝坊せずに生活できたら合格など、小さな目標を数多くこなす方が、身に付けやすいものです。
目標達成までのスケジュールを細かく設定しよう
小さな目標をこなすことに慣れたら、大体自分のペースがどんなものか掴めてきたでしょう。ここで、最終目標に到達するまでのタイムリミットを決めましょう。これも、漠然とスタートとゴールを決めるだけではいけません。
先ほどの小さな目標の達成を中間地点として、その地点ごとに、達成するまでの時間を決めるのです。例えば、最初の1ヶ月で2kg減らし、達成したら、次の1ヶ月でもう2kg減らし、と繰り返して、半年で10kg痩せる、というようなプランニングをするのです。
これで、途中までは達成できているのだから、うまく行っているんだと思えて、自信につながりますし、ここまで来たら途中でやめられない、という動機付けにもなります。
達成後のご褒美を用意しよう
ここまで自分磨きに取り組んで来たら、あとは最終目標達成まで突き進むのみですが、最後になって、心が折れるきっかけとなりやすいのが、途中で気持ちが冷めてしまって続けられなくなること。
これは、とりあえず頑張っている自分に満足してしまって、目標を達成しても何の旨味も無いんじゃないか、と考えてしまうことにより起こります。
ですから、最終目標がを達成でき時のために、自分へのご褒美を用意しておきましょう。憧れのブランドの洋服や、ちょっとした貴金属、普段は食べられない高級スイーツなど、自分のモチベーションを上げるものなら何でも良いです。
ダイエットのご褒美に食べ物は少し危険ですが、本当に品質が良くて希少なものを少しだけ、とするなら良いでしょう。このようなご褒美を自ら用意して、つらい自分磨きを乗り切りましょう。
いかがでしたでしょうか。このような手順で自分磨きを行うことで、途中で飽きてしまったり、意味を見いだせなくなってやめてしまう、ということが避けられるでしょう。
いつも自分磨きが未達成で終わってしまい、自己嫌悪に陥る人もいると思います。でも、自分のためにした行動で、自分自身を傷つけていては本末転倒です。ですから、ここでしっかり意識改革を行って、是非自分磨きを成功させて下さい。
本来、自分磨きとは、他人のためではなく、自分のために行う苦労なのですから、続けることにメリットがあるのは、他でもない自分自身なのです。それを忘れず、目標を達成すればワンランク上の素敵な自分になれると信じて、自分磨きを続けて下さいね。
まとめ
自分磨きを途中で挫折してしまう人のための継続法とは、
・本当に必要な自分磨きは何か?を考えよう
・目標までの具体的な理想像を用意しよう
・目標を小さく持ち、少しずつ身に付けていこう
・目標達成までのスケジュールを細かく設定しよう
・達成後のご褒美を用意しよう