コーンスープはカロリーは高そうですがとても美味しくて身体にも優しくて老若男女問わず古今東西根強い人気のメニューですよね。洋食に付け合わせればあっという間にセットメニューになり最高の組み合わせになるのは勿論、単品でもふと飲みたくなるレシピです。でもある時冷静に考えてみると「あのトロットした感じ・・・こっくり濃いふか~い味わい・・・ひょっとしてかなりコーンスープは高カロリー?」と疑問を持たずにはいられません。
でも、受験生時代の自分自身もまた母になった今も子供への夜食や食欲が出ない時などのお助け食材だった事は忘れられません。身体も温まるしそれ単体で栄養も摂れそう・・・
「栄養とダイエット」背中合わせの印象があるこのふたつですが・・・それをダイエットに活用できるのか?コーンスープのカロリーカットのテクニック、是非お試しください。
コーンスープのカロリーを低くして
ダイエットに活用する方法
コーンスープ(液状)の栄養
コーンスープ(液状)には、脂質、ビタミンB2、カルシウム、リンが多く含まれる栄養満点の食品です。当然ながらコーンスープは100gで87kcalとスープの中では高カロリーです。ダイエットなら低カロリーで野菜を豊富に摂れるミネストローネを選びがちですよね。しかしあえて高カロリー食品であるコーンスープを選んで他の食事や間食を節制する方法で減量する方法があるのです。
食べたいものを我慢してストレスを生むのはダイエットに逆効果なのです。コーンスープのカロリーをカットする方法を知ってダイエット中も美味しく頂きたいものですね。
腹もちの良さが◎
コーンスープは高カロリーですが脂質が多く腹持ちに優れているのでダイエットに活用出来る食品と言えます。その腹持ちの良さを利用して基本の食事の食べ過ぎを抑え間食を減らすという役割を持たせる事で結果的に摂取カロリーのカットに繋がるのです。ダイエット中何が辛いかと言えばやはり空腹感です。それがストレスを生みダイエットに挫折してしまったりイライラしたりして精神的によくない状況が生まれるのです。
それを避ける事が出来るならダイエット中でも心豊かに過ごす事が出来ると言う訳です。腹もちの良いコーンスープのカロリーカットテクニックを身に付ければ鬼に金棒。
レシピ カロリー控えめ濃厚コーンスープ
濃厚なのにカロリーOFF。そんな事が実現できるのか…?濃厚と言えば「味」もそうですが食感である「とろみ」も濃厚さを印象付ける大切な要素です。
材料はスイートコーン(缶詰)・人参・玉ねぎ・牛乳・コンソメ・水・オリーブオイル。作り方はオリーブオイルで人参と玉ねぎをよく炒め水を加えて水分が無くなるまで煮こみます。玉ねぎは炒めるだけでは味が主張し過ぎてしまうのでよく煮るのがコツです。
次に鍋にコーン・牛乳・コンソメと最初に煮込んだ野菜を入れことことスープ状にします。このレシピの「とろみ」の秘密はコーン本体の粘り。牛乳を控えめにしてコンソメと良く煮込んだ野菜の旨味とコクで濃厚さを楽しみます。
コーンスープは牛乳控えカロリーカット。コーン本来の特徴を活かし美味しく上手にダイエット。
レシピ 乳製品不使用!低カロリーコーンスープ
ポタージュ系スープはどうしてもカロリーが高めになりがち。でも乳製品を一切使わない事でカロリーを抑える事が出来ます。
材料は玉ねぎ・なたね油・コーン缶(裏ごしタイプ)・昆布椎茸出汁・白こしょう・自然海塩。鍋になたね油を中火で温め1cmのさいの目に切った玉ねぎと塩(自然海塩)をふり入れて炒めます。
玉ねぎに火が通り透明になったらコーン・昆布椎茸出汁を加え10分程煮て白こしょうと塩(自然海塩)で味を整えます。ポイントは玉ねぎに火をよく通す事と少量の塩で玉ねぎ本来の甘味を引き出す事です。裏ごしタイプのコーンを使い一手間省いた簡単レシピです。
簡単で美味しいコーンスープ、気になるカロリーカットのコツは玉ねぎの甘みを引き出すテクニックです。
レシピ スキムミルクで低カロリーコーンスープ
栄養たっぷりのスープ。洋食の付け合わせの定番をアレンジしてクッキング。高カロリーの牛乳の替わりは?
材料はとうもろこしフレーク・玉ねぎ氷・水・コンソメ顆粒・スキムミルク。粒コーン・パセリ。
作り方は仕上げの粒コーン・パセリ以外の材料を鍋に入れてよく混ぜ火にかけます。この火にかける前によく混ぜる作業が大切なのです。
トロトロしてきたら味見をしてお好みで濃厚タイプが好きなら更に煮て水分を少しとばし濃いと感じたら水を足し調整します。スープを器に盛りパセリ・粒コーンを入れて完成。
このコーンスープのレシピは玉ねぎ氷を使うのがポイント。気になるカロリーカットのコツは牛乳の替わりにスキムミルクで代用する事です。
レシピ バター不使用カロリーオフのコーンスープ
バター不使用でカロリーオフ!小麦粉も使わずスープ状に伸ばすための牛乳も極力少量で抑えます。コーンの旨味を味わうスープです。
材料はコーン(ホール缶)・玉ねぎ・ブイヨン・牛乳(お好みで調節)・塩・こしょう。
作り方は耐熱容器にコーン缶(汁も一緒に)・スライスした玉ねぎ・ブイヨンを入れてレンジにかけます。調理時間の目安は玉ねぎが透明になりしんなりするまで。
次にミキサーにかけ網で裏ごしします。なめらかな舌触りの仕上げ理にする為充分な裏ごしとヘラなどでコーンの皮の取り除きのひと手間は重要です。
お好みの量の牛乳を加えとろみを調節します。塩・こしょうで味を整えたら出来上がりです。
ま玉ねぎを炒める作業もレンジを使う事で不要になり手軽です。炒める作業がありませんのでバター・小麦粉も使いません。
コーンスープのカロリーを抑えるために乳脂質の摂取を控えたいという理由からバターを使わず仕上げるスープです。コクが足りないのでは?と不安になりますが本来のコーンの旨味がダイレクトに味わえる美味しい仕上がりです。
市販のコーンスープカロリーオフ食品を利用する
近年ダイエットや健康に高い意識を持つ方が増えています。そんな方々の声に応えるべく世の中にはたくさんのカロリーオフ商品が並んでいます。コーンスープにもカロリーに気を使った商品があるので一度食品売り場やインターネットで探してみて下さい。トップバリュの「カロリー20%オフ つぶ入りコーンクリーム[ポタージュ]」やデルモンテのカローリー少ないのにコクがある「豆乳でつくったコーンスープ」。京の幸低カロリースープ「 カラダにやさしいポタージュ」などなど。
いかがですか。以上がみんな大好き!コーンスープのカロリーを低くしてダイエットに活用する方法です。ダイエット中にコーンスープと仲良く付き合うコツは高カロリーを上手に利用する事です。出来る限り美味しさは残しつつ低カロリーの素材で代用できる所はひと手間かけてでも置き換えてみる事。
その他、視点を変えてコーンスープそのものがカロリーが高いのなら食事全体はさっぱり低カロリーのものをメインにするのも手です。また、あえてコーンスープをしっかり飲んでその腹もちの良さを利用して一日の食事の摂取量を抑えるのもありです。コーンスープ自体は栄養満点なので置き換えダイエットにも適した食品だという考え方もありますよね。
また工夫次第で様々なアレンジが出来ますので是非手作りしてみる事をお勧めします。楽しいダイエットが出来るはずです。
まとめ
コーンスープをダイエットに活用するコツ
・コーンスープ(液状)の栄養
・腹もちの良さが◎
・レシピ カロリー控えめ濃厚コーンスープ
・レシピ 乳製品不使用!低カロリーコーンスープ
・レシピ スキムミルクで低カロリーコーンスープ
・レシピ バター不使用カロリーオフのコーンスープ
・市販のカロリーオフ食品を利用する