大人の男なら、香しい色気をまといたいもの。とはいえ勘違いした色気では本人の自己満足で終わってしまったり、逆に周りが引いてしまうパターンに陥りがちです。
男の本物の色気を出すためには、まずその原則を押さえることが大切。女性は、第六感を使って男性のことを鋭く見抜いてきます。色気は内面から滲み出てくるもの。逆に言えば原則さえ押さえれば、あなたの色気は止めたくてももう止まりません。
それでは男の色気を醸し出す原則とは何でしょうか。一つでも身に着ければ社内の女性の目が変わるかもしれませんよ。2つ3つと身に着ければ自分でも自然に色気のある振る舞いが出来るようになります。では男の色気を出す原則7つをお伝えします。
男の色気を出すために
必要な7原則とは
何はなくとも胸をはろう
女性から見て男性らしさを感じる部分は多々あれど、胸板のたくましさにトキメク女性は多いものです。もちろん華奢な胸板よりは、鍛えられているほうが目がいきますが、胸板が厚ければ男の色気が出るわけではありません。それよりも胸を張っている姿に女性はその男性の生命力を感じるのです。
「何はなくとも胸をはる」と決めるだけで生命力が色気の土台とになってくれます。
清潔感はぬかりなく
特に顔まわりと服は目が行きやすい場所であり、ツヤを演出しやすい場所です。女性はアクセサリーや光沢のある服を身に着け化粧をしてツヤを演出しています。男性であればエステに通い化粧水を使う人も増えていますね。そこまでしなくても、見た目に清潔感があれば大丈夫です。
皺のないシャツに剃られた髭。首や顎のラインは短髪である男性ほど無防備に見られていますし、女性は男性の首の臭いで好き嫌いを判断します。無精髭は時々見せるからこそ色気を感じてドキッとするものですから、基本のケアはぬかりなく。
人も物も丁寧に扱おう
女性はレディーファーストが好きです。それは自分が丁寧に扱われたと感じるから。普段から意識して丁寧な所作と自然に相手をリードする感覚を身につけましょう。物や人に対してスムーズに丁寧な扱いが出来るようになれば、自然に周囲の女性が敏感に評価してくれます。丁寧さは指先の動きにも現れます。女性はその繊細な指の動きを見て、自分にはない男の色気を感じるのです。
情熱は落ち着いた声に込めよう
熱い男、クールな男。映画や小説でも色気ある男性キャラは特別なオーラをまとっているように見えます。ですが、キンキンと高い声や、のんびりした話し方ではどちらも男の色気にはつながりません。
熱い情熱を持ちながらも落ち着いている姿が、その男性の奥深さと神秘性を感じさせます。簡単にいうと熱く語る時ほど冷静さをもち、落ち着いた声で話すこと。意志の強い深みのある男の色気が出ます。恰好つけた演技はすぐにバレますのでご注意を。
芸術とスポーツに関わろう
上手い下手関係なく、現在の自分という枠を超える体験は、何気ない日常にも変化をもたらします。男性の色気は小手先で表現できるものではありません。芸術やスポーツは、大きな変革を身近にしてくれるものです。また、自分より周りが進化に気付くもの。脱皮したての表情には高揚した色気が発散されています。積極的に自分の枠を超える体験をしましょう。
見られる意識より見守る意識を持とう
男の色気は落ち着いた所作から醸し出されます。緊張する場面でも落ち着ける技を習得しましょう。見られていると考えると、動きがぎくしゃくしたり表情が強張ってしまったりしますが、自分が相手を見守っていると視点を変えるだけで、余裕が出ます。相手への配慮を感じさせる頼れる男性は包容力を感じさせ、魅力的で色気があります。
純粋に打ち込む姿に色気が宿る
色気ムンムンの男優と自分を比べる前に、あなただけが持っている色気の存在を知っておいてください。ダンスが好きな人は、ダンスを踊るときに色気がでています。本人は無意識ですが、周りはその色気に気付いています。同じように仕事に純粋に打ち込む男性からも色気は出ています。
男が最も強い色気を醸し出す瞬間は、純粋に何かに打ち込む時の背中なのかもしれません。
いかがでしたか。男性の色気には、共通して力強い「生命力」が関わっています。男の色気は異性である女が敏感にキャッチします。肉体が華奢であろうと強い意志は色気となりますし、どんなに肉体がたくましくても後向きであれば、モヤモヤした印象を与えます。
男性が女性化している今だからこそ、男の色気の原則を押さえておけば、本物の男の色気を備えた素敵な大人として一目おかれることでしょう。上質でSEXYな男の色気を持つ男性がいたら女性たちだって放ってはおきませんから。ただし、セックスアピールだけの残念な色気や、自己満足のナルシスト色気に陥ることだけにはならないよう気をつけて、本物の男の色気を身に着けてくださいね。
まとめ
男の色気を出すために必要な7原則とは
・何はなくとも胸をはろう
・清潔感はぬかりなく
・人も物も丁寧に扱おう
・情熱は落ち着いた声に込めよう
・芸術とスポーツに関わろう
・見られる意識より見守る意識を持とう
・純粋に打ち込む姿に色気が宿る