ご存知でしょうか。キスの上手い男は、エッチの上手い男より、モテるのです。男性はカレカノの関係になると、ついついエッチの方に思いが行きがちですが、女性はというと、すぐエッチに行くよりキスに時間をかけてほしいものですよね。
エッチ自慢の男は捨てられても、キスでムードを作れる男性は捨てられない。これが女性の本音です。ところが、日本の男性はあまりキスが上手くないというデータがあります。女性に訊いたアンケートでも、キスで満足感を得たことのある女性は少数派。
つまり、女性のほうはキスの上手い男性を求めているのに、男性でそれを与えられる人は少数だということです。そこで今回は、キスの上手い男になるための極意をお伝えします。ではご覧ください。
キスの上手い男になる!
彼女をドキドキさせる4つの手順
こんな駄目キスは避けて!
キスの上手い男になるためには、駄目キスについて知っておきましょう。まず、避けていただきたいのが、バキュームキスです。バキュームとは吸い込むこと。バキュームカーのバキュームですね。何故か、アジアの男性にはキスは吸うものだと思っている人が多いようです。
数年前、中国の大学で、キスしていたカップルの女性の鼓膜が破れるという事件がありました。激しいバキュームキスの結果です。日本でも、激しいキス、というと激しく吸うと考えている男性が未だにいるようですが、激しいバキュームキスは唾液が行き来して、あまり美しくありません。セックスのクライマックスでするならまだしも、いきなり激しいバキュームキス、というのでは、女の子は引いてしまいますので、ご注意を。
顔を見ないで一方的にキスするのも駄目なキスです。目は重要な性感帯です。見つめられることで、女性は興奮し、快感を覚えるのです。闇雲に唇だけむさぼっても気持ちよくなりません。かといって、ギョロっとでっかい目でにらみつけるのもNGです。目はムードを作る大事な武器ですよ。
キスに誘うときは、目は伏せ気味にしながらも、彼女の顔をしっかり見ましょう。彼が唇をみている、と意識させられるだけで、女の子は興奮します。これが大事です。キスの上手い男になるには、アイコンタクトを無視した強引なキスはご法度ですよ。
上手なキスへの第一歩 小鳥キスを習得しよう!
キスの上手い男と呼ばれるためには、3つのステップを踏みましょう。まずは、>ファーストステップの小鳥キス。小鳥が木の実をついばむ様に、軽く彼女の唇をついばむキスです。上下の唇を重ねたら、ちゅっちゅと音がするように軽く吸いながら、両唇の間に軽くキス。
さらに、今度は上唇、下唇別々についばみます。これは別名シングルリップキスといいます。彼女の上唇を自分の唇でついばみながら、唇の裏側や口の中をくすぐります。この間、少しずつ彼女との距離を縮めていき、できれば、タイミングを見てひざに乗せてしまいましょう。跨がせても良いし、横抱きにするのも良いです。
彼女をひざに乗せたら、身体の安定を保ちながら胸を合わせます。そして脇の下から彼女の背中に手を回し、頭を抱え起こして顔を上に向かせたら、再び小鳥キス。今度はさらに念入りにしましょう。
同じところばかりにキスするのではなく、唇の真ん中を突っついたら、今度は右脇、次は左脇、と少しずつ場所を変えます。コーンカップのアイスを食べるときの要領で、自分の上唇を上手に動かしましょう。小鳥キスを念入りにすればするほど、彼女のハートはとろけてきますよ。
上手なキスへの第二歩 目と耳にもキスを忘れずに!
適当にキスしたら早く触りたい!男子の気持ち、よく分かります。でも、ここが我慢のしどころです。小鳥キスで彼女の息があがってきたら、キスの範囲を広げます。髪を優しくなでながら、鼻筋から目元、まぶたにかけて、そっと唇を這わせます。あくまでも、そっと、そっと、かするくらいに優しく。
唾液をべっとりつけたりするのはNGですよ。目元まで唇を這わせたら、次は耳。耳は神経が集中している場所。息を吹きかけられると背筋がそそけだつ経験は、誰にもあるはず。耳を集中的に攻めれば、セックス以上の快感を女の子に与えることができます。耳キスで彼女を喜ばせることができれば、キスの上手い男の称号も目の前です。
ただし、この耳キスがなかなか難しいのです。耳は繊細な機関ですので、強く吹きかけすぎると気持ち良いどころか、興ざめしてしまいます。耳にキスするときも、まずは周囲からゆっくり進めます。まずは、耳朶を軽くかんだり、耳全体に唇を這わせたりしましょう。
それから、耳の入り口に向かってそっと息をかけます。吹き込むほど強くかけてはいけません。耳の入り口に向かってそっとため息をつく感じ。ふっと音がするくらい耳の奥に向かって吹きかけると、彼女はびっくりしてしまいますので、絶対に避けましょう。軽く息を吐いたら、今度は舌先を使って耳の穴の周辺をなぞっていきます。舌先を尖らせて刺激していくのがコツです。
上手なキスへの第三歩 ディープは舌先を活用する!
キスの仕上げは濃密なディープ・キスで締めましょう。小鳥キスと耳キスで彼女はかなり上気しているはずです。ここで身体を離してしまわず、ぎゅっと抱きしめましょう。キスしているときは、ずっと強い力で抱きしめず、力を入れたり、弱めたりします。
そして、彼女が興奮してきたときを見計らってぎゅっと力をこめます。何をするにも、緩急をつけるのが大事なのです。ハグで彼女の息が上がっていることを確認したら、キスのラストステップ、ディープ・キスです。
時間をかけて濃密なキスを交わしているときは、押し黙っていないで、時々声をかけてあげるのが◎です。名前を呼ばれると、女の子は返事をしようとして口を開けます。開いた口に舌を差し入れ、キスの最終段階、ディープ・キスに突入します。本番のディープもやたら吸うのは禁物。
むしろ息は吐き出さず、舌先をつんと尖らせて相手の口腔内を刺激していきます。顔を左右に動かしながら、彼女の口を探り、彼女が舌をだしてくれたら、舌先を軽く吸います。舌を絡めるキスをしていると、お互いの顔が向き合う形になるはずです。そこで彼女の目がしっとりと潤んでいたら、貴方はキスの上手い男の称号を手にしたといえるでしょう。
さて、キスの上手い男というと、何だかいやらしい感じですが、女の子にとってキスは愛を確かめる大事な行為です。男性ががキスをおろそかにして身体にばかり気を向けていると、彼女はそれを察知して引いてしまいます。じっくり向き合って、彼女をその気にさせて上げられるキス、それが上手なキスなのです。
キスとエッチのことばかり考えず、腕の中にいる彼女を包み込むように優しく抱きしめてください。まずは小鳥のように優しくついばみ、女の子の感じやすい目や耳を刺激しながら、最後は舌を使って濃密に口中を探ります。その間、彼女をそっと、しかし力強く抱きしめることを忘れずに。女の子が好きなのは、男性の力と優しさを感じられるようなキスとハグです。激しいだけのキスは卒業して、キスの上手い男になってくださいね!
まとめ
キスの上手い男になるには
・まず駄目キスを知ろう!
・小鳥キスを習得しよう!
・目と耳にもキスを忘れずに!
・ディープは舌先を鍛えろ!
この4ステップでOK!