短期決戦でダイエットしたい時、胃腸を休ませたい時、プチ断食をしてみたいと思うことがあるかもしれません。
特に接待や女子会などで外食が続いた週末などは身も心もゆっくりと過ごしたいですね。
しかしプチでも「断食」という単語がつくことから分かる通り、身体に負担がかかります。ダイエットとしてはリスクの高い方法であることは間違いありませんが、胃腸を休ませるには有効であることもあります。
リスキーである方法であればこそ、注意するポイントを勘違いしてしまうことで身体を壊してしまうなどの危険があります。これからご紹介する7つのNGポイントをしっかり把握して、安全で効果の高いプチ断食を実行してください。
プチ断食の間違った方法!
絶対にしてはいけない7つの事
絶食すること
医師からの指示がない限り、絶食は絶対にしないでください。絶食は身体にかかる負担が大きく、大幅なリバウンドを招いたり、基礎代謝量が落ちて太りやすくなる危険性が高くなります。
プチ断食はあくまでもダイエットではなく、胃腸を休ませる手段と考えて短期間で終わるプランを選んでください。
水分をとらない
人間は水やお茶などの水分だけではなく、食べ物に含まれる水分を相当量摂取しています。断食となるとその水分量が大幅に減ることになり、脱水症状を引き起こしやすくなります。
脱水症状は生命の危険に直結することはご存知の通りです。
プチ断食中は普段より意識して水分補給に務めてください。野菜ジュースや豆乳をとるようにすれば、ビタミンやタンパク質を補給することができます。
塩分をとらない
むくみを恐れて極端に塩分を控えることは避けてください。冬でも熱中症が起きることもあるくらいですし、身体の電解質バランスが崩れると非常にしんどくなります。
水分と適度な塩分を取り、マッサージやヨガなどをして全身の血行を良くすれば、むくみ対策にもなります。プチ断食の間は、間食として疲労回復に効果があるとされるクエン酸と塩分が適度に含まれる梅干しを1粒食べておくと良いでしょう。
サポートなしで実行する
プチ断食と言えども、自分だけの知識で行うのではなく、必ず医師の指導のもと実行してください。
ホテルなどにあるファスティングプランでは、メディカルチェックが受けることができ、ホテル内のジムやプールなども利用することができます。
ゴージャスな部屋でゆったりと映画鑑賞を楽しむのも良いですね。そして緊急時にはすぐに医学的なケアを受けることができます。せっかくなら気分転換を兼ねてプチ断食とプチ旅行を兼ねて楽しんでください。
無理なスケジュールの時に実行しない
プチ断食はどうしてもカロリー摂取量が減るので、エネルギーが枯渇しやすくなります。低血糖などによるめまいなどで怪我をしないためにも、休日などゆったりと過ごせる日を選んでください。
特に運転や機械の操作などは避けてください。プチ断食が続くと一時的に身体が軽く感じ、ハイな気分になることがあるかもしれませんが、強度の強い運動は控えてストレッチやヨガなどにとどめるようにしてください。
回復食をとらない
プチ断食は前日の食事を減らして身体の準備をし、数日間のプランが終わったら必ず「回復食」から通常の食事に戻っていくようにしてください。
数日もすれば空腹感にも慣れたころだと思いますが、突然通常の食事に戻してしまうと、腸捻転などを引き起こし救急車で搬送されることもあるようです。プチ断食期が終了したら、回復期として重湯やおかゆから摂るようにしましょう。
長期間続ける
プチ断食は胃腸を休める効果がありますが、基礎代謝量を下回るほどのカロリー摂取、栄養素の不足は生命体にとって大きな負担となります。プチ断食は長くても3日ほどが限度です。
もしそれ以上の減量が必要な場合は長期的な「食べて動く」王道のダイエットプランが必要となります。仕事や勉強を無理なく続けて活動的な毎日を送るためにも、やり過ぎには注意してください。もしプチ断食によって体調が良くなり続けたいと思うならば、適度な間隔をとって実践するようにしてください。
以上、プチ断食の絶対にしては行けない間違った方法をお伝えしました。プチ断食は上手に行えば、効果としては
毒素排出
脳の疲労を取る
精神が安定する
胃腸を休める
血液がきれいになる
脳の活性化
など様々な効果を出す事ができます。ただし上記に示したようにやはり断食ですから、危険も伴います。サポートや正しい知識を十分持った上で実行し健康な生活維持に取り入れてください。
まとめ
プチ断食の間違った方法!絶対にしてはいけない7つの事
・絶食すること
・水分をとらない
・塩分をとらない
・サポートなしで実行する
・無理なスケジュールの時に実行しない
・回復食をとらない
・長期間続ける