10キロ痩せる方法を試すなら、絶対守るべき注意点

ダイエットして10キロ痩せる方法といえば一般的にかなりストイックで無理を承知でただただ頑張らなければ目標達成は難しいものであると想像してしまいますよね。10キロといえば1歳を過ぎた赤ちゃん一人分の体重でありその重さを落とすということですからね。しかしそれを一気に落とすのかそれともじっくり時間をかけて落とすのかで方法も注意点も違っては来るのですが・・・。

身体のためには当然無理は禁物です。健康を害したり激しいリバウンドに悩まされたりする可能性が大などです。10キロの減量が必要ならば是非健康的に自然な形でのダイエットを知り実践してみて下さい。10キロ痩せる方法を試すなら、絶対守るべき注意点についてお伝えします。

 


10キロ痩せる方法を試すなら、
絶対守るべき注意点

 

食事制限中にも7大栄養素摂取は必須

もし短期間でなんらかの10キロ痩せる方法を使いダイエットしようという場合たいていの女性は過激な食事制限という手段を選びます。それはただ単純に食事をしなければ脂肪も溜まりませんし足りない分のエネルギーは体内の脂肪を分解してそれに充てるだろうと考えてしまいがちだからですよね。

しかしもし仮にあなたが一ヶ月で10キロ痩せることに成功したとします。その後訪れる現実を想像してみたことはありますか?おそらくそんな無理なダイエットの置き土産は太りやすい体質で次にあなたに訪れるのはリバウンドとの戦いです。何故なら1ヶ月という短期間に落とせたものは実は多少の脂肪と多くの筋肉だったのです。

短期間で体重を激減させる必要があるならまずは重い筋肉を減らさないことには目標達成はほぼ不可能なのです。たった一ヶ月で10キロ痩せる方法といえばかなりの食事制限が必要でその間の人の身体は極端に栄養不足な状態になります。人間が健康的に生きていくためにはタンパク質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素とそこに食物繊維と水を加えて7大栄養素、これらどれ1つとして欠かすわけにはいきません。

タンパク質は筋肉の材料であり赤血球や酵素・ホルモンなどの原料です。酵素はエネルギー代謝や新陳代謝に必要不可欠です。脂質はダイエットの敵と思われがちですが実は細胞膜や脳にも必要な物質なのです。意外かもしれませんがコレステロールは細胞膜や脳神経・ビタミンD・性ホルモン・副腎皮質ホルモン(DHEAなど)にとっては欠かせないものなのです。

糖質も同様にダイエットには良くない存在に見えますが赤血球と脳にとってはただ1つの栄養源でこれが不足すると脳が飢餓信号を発し摂食中枢が刺激されることで神経ペプチドのオレキシンを活性化させブドウ糖が体内に入ってくるまではひどい空腹感に悩まされるのです。それは過大なストレスになるに違いありませんよね。

一ヶ月で10キロ痩せる方法でこのような極端な食事制限をしてしまうといわゆる『やせ期』と呼ばれる生理後から排卵日までの1週間の間でも女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少することになってしまい本来脂肪が分解・燃焼しやすい時期のはずなのにむくんだり太りやすくなってしまう危険があるのです。

10キロ痩せる方法を食べないダイエットに設定したために身体は飢餓状態を感じ逆に脂肪をため込むモードになってしまいます。つまり筋肉を減らしてしまうことになり痩せにくい体質を作りリバウンドを招きダイエットに失敗・挫折することになるのです。これが繰り返されると『ウェイトサイクリング現象』というものに陥り血管や内臓を傷め果ては生活習慣病の原因になるのです。

むしろ無理な食事制限をするよりは寝る3時間前までには必ず食事を済ませる習慣をつけることや常にヘルシー志向のお食事メニューを心掛けることの方が重要なのです。それさえ守っていれば目標達成の期間にとらわれなければ確実に健康的に結果は得られます。

朝や昼の活動時間帯は交感神経が働くため食事から摂取したエネルギーは代謝に使われます。一方夜は副交感神経が主となりエネルギーを吸収しようとします。更に夜は胃腸の消化力が昼間の2~3倍もあるというので就寝直前の摂取エネルギーはほとんど消費されない形で体内に蓄積されてしまいます。

また夕食は脂肪など高カロリーメニューを避け脂肪の少ない高たんぱく・高ビタミン・高ミネラルの食事を心掛けて下さい。つまり身体に不足している必要な栄養素は夜に摂ると吸収が良くなり効果的というわけです。具体的には夕食後のデザート・揚げもの・炒めものは避け煮もの・焼きものを中心にした献立が理想的でよく噛んで食べ消化を促すとともに満腹中枢を刺激することが大切なのです。

 

時間をかけて減量がリバウンドしない鍵

短期間で10キロ痩せる方法はどうしたって心身に無理が掛かります。身体の健康を害してしまう危険性もはらんでいるのはいうまでもありませんが過激なダイエットを続けることで脳内の神経伝達物質の分泌にも影響を及ぼすと言われます。その結果うつ病や常に漠然とした不安感に襲われたりイライラしたりします。更に自律神経が乱れると拒食症を引き起こすこともあります。

一ヶ月という短期間で10キロ痩せる方法は心身ともに健康を害するだけでありいたずらに筋肉を減らすだけなのでお勧めできません。10キロ痩せた後にリバウンドしないために気を付けたい事は何より無理のない計画をしっかり立てることが大切です。決して無理な食事制限や運動ではなく長く続けられる運動から取り組んでみます。

10キロ痩せる方法を始めるのならまずは正しいダイエットの知識を持つことです。そもそも1ヶ月に落とす理想的な体重は全体重の5%以下。それ以上になる急激なダイエットをすると人は生存本能に火がついてしまいなんとかしなければ・・・と感じる力が働くのです。ただやみくもに減量してしまえば目標体重に近づいた時に始めてリバウンドの恐怖に気付くものなのです。

とは言え時間をかけるダイエットはモチベーションを保つのがとても難しいという声を良く耳にします。常に気持ちを前向きにするためには体重の変化をこまめにチェックしていくことです。そうすることで現状の自分に適した食事量を把握することが出来たり生活の中の改善点に気付けたりするものです。目標体重に達した後もそれが日課になっていれば維持が可能になるのです。

 

基礎代謝を高め脂肪を消費

10キロ痩せた後は自然に痩せやすい体にチェンジするための努力も必要です。それには基礎代謝を高めるに無酸素運動と有酸素運動を効率よく行うことがよりエネルギーを消費しやすくなるので是非心掛けて下さい。無酸素運動は筋肉量を増やし有酸素運動は体脂肪を落とすのに有効な運動方法なのでこのどちらか一方ではなく両方をバランスよく組み合わせるのが効果的なのです。

無酸素運動は筋力トレーニングに有効です。代表的なものには短距離走など瞬間的に強い力が必要で筋肉に貯めておいたグリコーゲン(糖質)が主原料になります。逆に有酸素運動は脂肪燃焼に効果的です。エアロビクス・エアロバイク・ウォーキング・(激しくない)水泳などが代表的で継続的に比較的弱い力が筋肉にかかり続けるのでエネルギー源として体内に蓄積された体脂肪を燃焼して使います。燃焼材料として酸素が必要で20分以上の継続が効果的です。

理想的な運動プログラムの例としては1日1時間を運動に充てることが可能なら10分間のストレッチ→30分間の筋力トレーニング→20分間の有酸素運動(サーキット・トレーニングなど)無酸素運動で筋肉を作る或いは鍛えた後に充分な有酸素運動を行うのが10キロ痩せる方法としては実に効果的なのです。きつい無理な運動を長時間するよりも計画的に効果的な適度の運動をすることが大事なのです。

 

いかがですか。以上が10キロ痩せる方法を試すなら、絶対守るべき注意点です。まずなんどもダイエットにチャレンジしてみたが結果がえられないことにお悩みならまず食事や期間・運動の内容を見直すことです。それと共にご自身が『冷え性体質』でないかのチェックと『温浴』習慣の見直しもしてみて下さい。冷えは肥満の元と言われるほど体重増加と密接な関係があります。

それは人間の身体の免疫力と代謝力の関連性によるもので下半身太りに悩んでいる方は下半身が冷えているケースが多いといわれています。人間の身体は心臓から遠い部位ほど冷えやすいため元々足先は一番冷えやすくなっています。足先を十分に温めれば全身に温浴作用が働き免疫力・代謝力を高めることやデトックスができます。それも併せて是非お試しください。

 


まとめ


10キロ痩せる方法を試すなら、絶対守るべき注意点

・食事制限中にも7大栄養素摂取は必須
・時間をかけて減量がリバウンドしない鍵
・基礎代謝を高め脂肪を消費


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