1ヶ月簡単ダイエットに潜む厳しい現実とは

1ヶ月簡単ダイエットに潜む厳しい現実とは

1ヶ月簡単ダイエットしたい、来月のイベントまでには絶対痩せたい。1ヶ月簡単ダイエットの方法を探している方は沢山いらっしゃいます。毎日少しずつ、数ヶ月単位で無理せずにダイエットすることが健康的で安全なのは解っていても、育児や家事が忙しくダイエットする暇がない方も多いはず。そんな方達は1ヶ月で簡単にダイエットできる方法を常に探しています。

特に、暖かい季節になってくると、薄着になり、たくましい二の腕、太腿は否応なしに目立ってしまいます。せっかく可愛い洋服を買ってもそれでは台無しです。スカートから覗くほっそりした足は同性から見ても魅力的です。また、そこまで太くはないけど、あともう少しだけ痩せたい…という方も1ヶ月簡単ダイエットならできるかも。と思い実践する方が結構多いのです。

しかし、1ヶ月簡単ダイエットの方法には常に危険が伴います。安易に実行すればとんだ落とし穴にはまってしまう危険性があるのです。まず、1ヶ月簡単ダイエット法は存在します。しかし、その全てが綺麗に健康的に痩せられるという確証はないのです。

ダイエットをする理由は、今よりも綺麗になりたい、足や腕を細くしたい、など人それぞれですが、あくまでも健康的に綺麗に痩せられることが第一条件です。例え、1ヶ月で簡単にダイエットできたとしても、綺麗に痩せることができなければ、ダイエットは成功したとは言えません。

その為にも、1ヶ月で簡単にダイエットする方法を行う場合は、そのダイエット法に潜む危険性も把握しておく必要があるのです。ネット上の情報を鵜呑みにし即実行することは大変なリスクを伴います。1ヶ月で簡単にダイエットできる方法のメリット、デメリット、双方の観点から検証することが重要です。

今回は、1ヶ月簡単ダイエットに潜む危険性や厳しい現実をお伝えします。

 


1ヶ月簡単ダイエットに
潜む厳しい現実とは

 

炭水化物抜きダイエットは危険

1ヶ月簡単ダイエット法を試した方が一度は行ったことのある炭水化物抜きダイエット。効果が目に見えて痩せられることからTVや雑誌、メディアでも多々取り上げられました。このダイエット方法は、炭水化物さえ摂らなければ、あとは何をどれだけ食べても良いという、とても簡単で夢のようなやり方ですので1ヶ月で簡単にダイエットする為に実践する方が多いのです。

しかし実際はとても危険なダイエット方法で、5大栄養素の一つである炭水化物を抜くことで体に様々な不良を起こしてしまいます。炭水化物という栄養素は他の栄養素と同様に、「体にとって必要なもの」なのです。このダイエット法を1ヶ月も継続すると、肌や髪の美しさも失い、挙げ句の果てには太りやすい体質に変化するという副作用を併せ持っています。

最近では、医師など専門家からもこのダイエット方法の危険性が指摘され、実際に健康被害が出たという人も少なくないようです。炭水化物抜きダイエットをする時は、炭水化物を全く摂らないのではなく、ご飯一膳を半分にするなど、炭水化物を減らすようにして下さい。

 

下剤ダイエットは注意が必要

下剤ダイエットを1ヶ月簡単ダイエットとする為に実行されている方がいらっしゃいます。栄養が身体に吸収される前に食べたものを下剤によってすぐに出してしまう為、食べていないことになり、確実に痩せることが出来るのです。しかし、下剤ダイエットにはデメリットも多く危険を伴います。

1ヶ月も下剤ダイエットをしていると、下剤なしでは、痩せられなくなり、下剤乱用から自分の体重の増減に一喜一憂するうちに、摂食障害へ発展する例も珍しくありません。また、下剤の乱用により腸は大きなダメージを受けます。

それだけでなく、太りやすい体質になってしまうのも特徴です。また、仮に身体は痩せたとしても、栄養不足状態で「痩せた」というより「やつれた」状態になってしまいます。

下剤ダイエットで1ヶ月で簡単にダイエットすることは可能でも、皮膚の張りはなくなり、目は落ち窪み、身体は痩せているのに不自然に腹部だけ出ているという典型的な栄養不足状態の見た目になり、美しい身体とは対極の身体です。ですので、くれぐれも下剤でダイエットしようとは思わないでください。

 

お水ダイエットはリバウンドする

一番手っ取り早く、お金も時間もかからないということで、人気のお水ダイエット。1ヶ月簡単ダイエットには最適と思われている方も多いようです。お水ダイエットとは、食事の代わりにお水を飲み、空腹を紛らわすというダイエットです。お水ダイエットは痩せる方法ではありますが安易にやると危険性を伴います。

一番間違いやすいのが、いわゆる「単品ダイエット」とお水ダイエットを混同してしまうことです。コンニャクダイエットやバナナダイエットみたいな感覚で行うと危険なことになってしまいます。お水ダイエットだからといって水を「食事替り」にすれば恐ろしく危険な結果が待っています。

お水ダイエットは、当然ながら即効で痩せられます。しかし、頑張りすぎて栄養失調で救急車を呼ばなければならなくなるか、その前に反動がきて過食が始まるでしょう。こんなやり方をしてしまえば、お水ダイエットではなくて、ただ単なる食事抜きや断食と同じになってしまいます。

お水ダイエットをする際は、食事の前にお水を飲んで、過食を防ぐ程度のダイエットに留めるようにして下さい。あくまでも、無理は禁物です。

 

如何でしたか。1ヶ月簡単ダイエット法は沢山ありますが、それなりのデメリットも必ずあります。それを見極めた上で実行されることをオススメします。また、1ヶ月で簡単にダイエットすることだけにとらわれず、規則正しい生活をするということも、ダイエットには非常に大きく影響してきます。

規則正しい生活をすることで、睡眠も質の良いものに変化していきます。規則正しい生活をして早く寝ることで代謝を促すことができます。これに深くかかわっているのは「成長ホルモン」です。成長ホルモンは子供が成長する時のみ必要と思われがちですが、大人にとっても大切なホルモンです。

この成長ホルモンが盛んになることで、新陳代謝が活発になり痩せやすい体質に変化します。成長ホルモンが最も盛んなのは、22時から2時です。この時間にしっかり睡眠をとって、痩せやすい身体をゲットして下さい。

 


まとめ


1ヶ月簡単ダイエットに潜む厳しい現実とは

・炭水化物抜きダイエットは危険
・下剤ダイエットは注意が必要
・お水ダイエットはリバウンドする


連記事
タイトルとURLをコピーしました