腕や太もも、お腹の表面についた皮下脂肪。ぷにょっとつまめるくらいの厚さがついてしまって、何だか締まりがない身体に見えるし、タイトな服や下着も食い込んだりして、見た目的に美しくないですよね。
しかもこの皮下脂肪、一度ついてしまうと、ちょっとやそっとでは落とす事ができない厄介者。その落ちにくさたるや、食事制限や、短期ダイエットでは全く効果が無いと言っても過言ではありません。
そんな皮下脂肪を落とすためには、長期計画で行くしかありません。しかも、継続的に運動する必要があるので、努力だって必要なのです。それでも頑張って、スリムな体型を手に入れたいですよね。
今回は、そんなあなたの頑張りを応援するため、皮下脂肪を落とすのに効果的な運動を、7つご紹介します。
皮下脂肪を落とすならコレ!
試してみるべき毎日の運動7選
筋力トレーニングしよう
脂肪を落とすためには有酸素運動というのが基本ではありますが、ある程度筋肉を付けておくことで、基礎代謝量が上がるため太りにくくなり、脂肪が燃焼しやすくなります。
また、筋力トレーニング時に発生する成長ホルモンは、脂肪を分解して遊離脂肪酸へと変化させるため、さらに燃焼しやすい環境にするのです。
ですから、有酸素運動前には、ウォーミングアップ気分で軽く筋力トレーニングをしておくと良いでしょう。
ウォーキングしよう
有酸素運動の代表と言えばこれ、ウォーキングです。これなら、体力が無くても、年齢が高くても実践しやすいため、皮下脂肪ダイエットの入門編とも言えます。
有酸素運動は20分以上かける必要があるので、家の周りをぐるりと回った程度で帰ってきてはいけません。息が弾むくらいのペースで、20分以上、自分の体力と相談して歩き続けましょう。慣れてから時間を伸ばすのでも構いません。
そんなに時間がとれない、という多忙な方は、出勤時に一駅前で降りて、歩く距離が20分以上になるように調整することで、毎日続けられるダイエットができますよ。
サイクリングしよう
エアロバイクなるダイエット器具があるのですから、自転車漕ぎに大きなダイエット効果があることは良く知られていますよね。
自転車さえあれば、自宅がある地域がよほど急な坂の上などでない限り、乗り方を考えれば、移動手段兼ダイエットという使い方ができます。
自転車ダイエットをする場合は、切り替え付きなら一番ペダルを重くしてください。そうでなければ、水の入ったペットボトルなどを籠に入れ、負荷をかけてから走り出しましょう。
自転車で20分というと、意外に長時間に感じるものです。少し離れたスーパーに買い物に行くとか、通勤に使うなどして、うまく長時間走り続けられるモチベーションを維持しましょう。
ジョギングしよう
ウォーキングやサイクリングでは物足りない人は、やはりジョギングが良いでしょう。朝、夕方、都合のつく時間に、30分でも1時間でも走るだけで、皮下脂肪の落ち方はかなり変わってきます。
別にマラソン大会に出場するわけではないので、スピードを出す必要はありません。息が上がってしまわないペースで、長時間続けることを意識しましょう。
ウォーキングと違い、人と一緒におしゃべりしながらできるものではないので、走ることに飽きてしまうかもしれません。そんな時は、音楽やラジオを聴きながら走ると、あっという間に時間が過ぎ去って、楽しく運動できますよ。
縄跳びしよう
自宅周辺の雰囲気が良くないなどで、あまり夜間に外出したくない場合は、縄跳びダイエットがおすすめです。
縄跳びも外で実行するものではありますが、1か所から動かずにできるので、家の前や公園など、安全を確認した場所で運動し続けることができるので安心です。
また、縄跳びは全身運動で、有酸素運動と筋力トレーニングが同時にでき、しかも振動によって脂肪が落ちやすくなるというメリットもあります。道具も安いもので十分ですから、誰にでも気軽に試せるダイエット法と言えるでしょう。
踏み台昇降運動しよう
体力測定の時、踏み台昇降運動をして、心拍などを計測した覚えはありませんか?その踏み台昇降運動は、実は優秀な有酸素運動なのです。
雑誌などを数冊重ねてガムテープなどで固定するだけで、台が出来上がりです。この台に、右足を乗せて次に左足を乗せ、右足を下ろして次に左足を下ろす……という、単純な動きを続けるだけで、5分も経てば汗が流れてきます。これを20分以上続けると、かなり身体が熱くなり、「運動した!」という実感が得られるはずです。
また、これは室内で出来るので、悪天候の時期や、人前で運動したくない照れ屋さんに打ってつけです。しかも、室内で出来るということは、TVを見ながらでも、動画を見ながらでも実行できるので、長時間続けやすいというメリットがあります。
プールで水泳や水中ウォーキングしよう
もっと本格的に有酸素運動を!という意気込みのある方は、プールに行きましょう。プールでの運動は、水中の浮力がかかって疲れにくいことと、水が体温を下げるので、身体に熱がこもりにくく、負担が小さいことがメリットとして挙げられます。
水着を用意して、ジムや市民プールにわざわざ行くという面倒はありますが、そこまでしないとダイエットの決心が付かない!という人なら、敢えてお金をかけることもモチベーションの向上に一役買うことでしょう。
また、人前で運動することにより、怠け心が出にくいことも、プールで行うダイエットの利点と言えますね。
いかがでしたか。皮下脂肪の燃焼に効果のある運動を、7種類ご紹介しました。
総合的に見ると、少しの筋力トレーニングも効果を高めるため必要なものですが、やはり軸となるのは有酸素運動です。皮下脂肪に限らず、脂肪を無くするためには有酸素運動する他は無いと思って良いでしょう。
また、皮下脂肪が付きやすい原因は、無理なダイエットで基礎代謝が落ち、消費しきれなかったエネルギーが脂肪として蓄えられやすくなっている場合が多いです。ですから、今後は運動しないで痩せるようなダイエットは避け、適度に運動を取り入れることが、皮下脂肪を付きにくくするコツと言えます。
今回ご紹介した運動で、あなたもすらりと引き締まった体を手に入れられるといいですね!
まとめ
皮下脂肪を落とすならコレ!試してみるべき毎日の運動7選・筋力トレーニングしよう
・ウォーキングしよう
・サイクリングしよう
・ジョギングしよう
・縄跳びしよう
・踏み台昇降運動しよう
・プールで水泳や水中ウォーキングしよう