一度太ももに付いた脂肪は、簡単に痩せることはできません。かなりハードな方法を実践しても、思うような効果が出ない可能性もあるのです。
そこで今日お伝えするのは、時間をかければ必ず効果が出る、太ももを痩せるための方法です。数日間で効果を実感できるわけではありませんが、地道な努力をすれば必ず報われるのです。では、太ももを痩せる方法について、詳しくお話します。
太ももを効果的に
痩せる方法を徹底紹介
スクワットをしよう
太ももを痩せる方法で一番効果が出やすいのは、太ももの筋肉を鍛えることです。太ももが太く見える原因は、脂肪と老廃物が結合したセルライト。このセルライトは、他の脂肪細胞よりも有酸素運動で落ちにくいため、まずは筋肉を付けて引き締めるのが先です。
太ももの筋肉を付けるために最適な方法は、やはりスクワット。足を肩幅くらいに開き、胴体が前のめりや後ろのめりにならないようにキープしながら、ゆっくりと腰を落とすように行って下さい。20回を1セットとして、一日に2〜3セット行いましょう。
ボール挟みエクササイズをしよう
足という部位は基本的に閉じた状態のため、内腿に力をかける動作が少なく、意識して鍛えなければすぐに衰えてしまいます。この部分を鍛えるためには、サッカーボールくらいの大きさのゴムボールを用意します。専用のバランスボールが最適ですが、100円ショップにあるようなおもちゃのゴムまりで構いません。
まず、仰向けになり、膝を90°くらいに曲げて立てます。そして、内腿にボールを挟み、お腹に力を入れながらボールを潰すように10秒両腿で挟み込みます。10秒力を入れたら10秒力を抜く、を10回繰り返して1セットと数えます。
一日1〜2セットを目安に行えば、内腿の筋肉が引き締まり、太ももの間に隙間ができるようになるはずです。
チューブでエクササイズしよう
スクワットで太ももの前後を鍛え、ボールで内腿を鍛えた後は、チューブを使って外腿を鍛えましょう。エクササイズ用のチューブ(把手などが無く、一本のゴムでできたもの)を用意し、太ももがやっと開くくらいのきつさに巻き付け、ほどけないように端を縛ります。この状態で横向きに寝そべり、チューブの圧力に抵抗するように上側になっている足を上げ、股を開きます。
片足20回を両足分行い、1セットと数えます。慣れてきたらチューブを巻き付ける強さをきつくしたり、チューブ自体を硬いものに変えると良いでしょう。このエクササイズは、太ももを痩せるだけではなく、腰回りも鍛えられる方法なのでおすすめです。
リンパマッサージをしよう
太ももを痩せるためには、筋トレ以外の方法も大切です。足に溜まった老廃物を流すためのリンパマッサージも併用しましょう。
まず、リンパの流れに沿って、くるぶしの骨のあたりから足首、足首からふくらはぎ……と下から上に流すように力を入れてさすり、最終的に太ももの付け根に来るようにマッサージします。力加減は、「痛気持ちよい」と感じる程度が最適です。これを両足、一日一回は行いましょう。
できれば、入浴時などの血行が良くなるタイミングに行うと効果が出やすいです。また、マッサージの後には常温の水を摂って、リンパの流れが良くなるようにすることをおすすめします。
水泳をしよう
筋トレと同時進行で有酸素運動も行った方が、太ももが痩せるスピードを速められます。最適な有酸素運動の方法としては、水泳が良いでしょう。水泳はバタ足で足の付け根を動かすため、有酸素運動と太ももの筋肉を鍛える効果が同時に得られるだけではなく、リンパの流れも良くしてくれます。
水泳は有酸素運動の中ではハードな部類に入りますので、消費するカロリーも多めです。慣れないうちは、1時間くらいの間水中から出ずに、泳いだり歩いたりするだけでもかなりの運動になります。水中ウォーキングよりも水泳の方が消費カロリーが多いので、慣れたら泳いで進む割合を多くしていきましょう。
いかがでしょう。太ももを痩せるための方法について、筋トレ、マッサージ、有酸素運動の中からオススメのものをお伝えしました。
ご覧の通り、太ももを痩せるのなら楽な方法は存在しないと言えます。どれも身体を動かしたり手間をかけるなどの努力が必要ですよね。でも、痩せにくい部位だからこそ、努力ありきの方法の方が大きな効果が期待できるのです。
太ももが太ってしまうのは、食べ過ぎのせいと言うよりも運動不足や筋力不足が原因のようです。逆に考えると、運動する習慣を付ければ痩せやすくなりますし、痩せた後は太りにくくなるとも考えられます。
日頃から運動不足のあなたも、ここでご紹介した太ももを痩せる方法を実践して、ほっそり太ももを手に入れましょう。
まとめ
太ももを効果的に痩せる方法は
・スクワットをしよう
・ボール挟みエクササイズをしよう
・チューブでエクササイズしよう
・リンパマッサージをしよう
・水泳をしよう