数ある丼もののなかでも、人気の高い丼といえば、海鮮丼ですね。海に近い観光地へ行ったときには、必ずと言っていいほど食べてみたい丼ものです。特に寒い季節の身のしまった魚介類は、最高に美味しいものです。
海鮮丼はあっさりとしているために、他の肉系の丼ものと比べると、カロリーが低めだと思っている人も多いでしょう。たしかに、肉や揚げ物に比べたら、生の魚介類のほうがカロリーは低めです。しかし注意が必要です。
具材やご飯の量によっては、カロリーが高くなってしまう場合も十分にあります。海鮮丼のカロリーを抑えて、ダイエットにつなげる方法についてご紹介します。
海鮮丼のカロリーを抑えて
ダイエットにつなげる7つの方法
海鮮丼の具体的なカロリーを把握しましょう
まずは海鮮丼の具体的なカロリーを把握するようにします。海鮮丼はヘルシーであるという漠然としたイメージを持っていると思いますが、具体的な数値で把握するようにしましょう。海鮮丼1人前あたり、400~500kcalです。
もちろん、具材によって多少前後しますので、大体の数値として把握しておいてください。意外とカロリーが高いと感じる人が多いのではないでしょうか。マグロやハマチなどは脂身が多いので、高カロリーになってしまいます。
逆に、白身魚や貝類はカロリーをおさえることができます。選ぶ具材によって、カロリーは大幅に変わってくるのです。
ご飯の量を控えめにしましょう
海鮮丼に限らないことですが、丼もののカロリーを決めるのは、ご飯の量だといっても過言ではありません。美味しい具材が乗っているので、ご飯が進むのもよく分かります。しかし気をつけてください。
丼ものの器は、通常のお茶碗より大きいのが普通です。その分だけ盛られているご飯の量も多くなってしまいます。炭水化物は太りやすい栄養素でもあるので、ご飯は極力少なめにするといいでしょう。
お店で食べるときには、ご飯の量を控えめにしてもらうのが賢明ですね。
ご飯は味付け無しのご飯にしましょう
海鮮丼のご飯に酢飯を用いるお店も多く存在します。実際に酢飯は、具材をよりよく引き立ててくれますし、どんどんとお箸が進んでいくことでしょう。酢飯は海鮮との相性が抜群です。
しかし、酢飯をつくるためには、砂糖などの調味料を使わなければなりません。当然、味付けされていないご飯に比べると、カロリーが高くなってしまいます。丼ものはご飯の量が多いので、かなりのインパクトです。
できれば味付け無しのご飯にしてください。具材がたくさん乗っているので、普通のご飯でも十分楽しめるはずです。
具材を選びましょう
私たちはどうしても脂身の多い具材を選びがちです。特に旅行などで観光地へ出向いたときには、せっかくの機会だからと、高級な具材がのっている丼を選んでしまうのも無理はないでしょう。
しかし、注意が必要です。お値段と比例してカロリーも比例することを覚えておいてください。ウニ、イクラ、トロなどは高カロリーの代表選手です。エビやイカ、貝類などは低カロリーに抑えられます。
高級具材を食べたい気持ちはよく分かりますが、カロリーのことも考えて、具材を選ぶようにしましょう。
丼ではなく定食にしましょう
お店で食べる場合、もしメニューが対応しているならば、海鮮丼ではなく海鮮定食もしくは刺身定食を選ぶと良いです。定食ならば、ご飯の量を通常のお茶碗の量にできますし、お味噌汁やお新香などもついてくるので、栄養バランスもとれます。
お刺身は、もし可能ならば、ヘルシーな具材を中心にしてもらうと良いでしょう。刺身として少しずつ旬の味を堪能するのも良いものですよ。
朝か昼の時間帯に食べましょう
上述したとおり、海鮮丼のカロリーは意外と高いものです。夜の時間帯に海鮮丼を食べてしまうと、海鮮丼のカロリーを消費できずに脂肪として蓄えられてしまいます。海鮮丼を食べるなら、朝か昼の時間帯にしましょう。
朝か昼の時間帯のほうが、朝採りの新鮮な海の幸を味わうこともできます。午後から夜にかけてカロリーを消費できるので、まさに一石二鳥ですね。
できれば自宅でつくりましょう
海鮮丼はお店ではなく自宅でつくって食べるようにしましょう。お店任せにしてしまうと、どうしてもカロリーが増えてしまいます。ご飯の量が多くなってしまったり、高カロリー具材が多くなってしまったりします。
できれば自宅で自分好みの海鮮丼をつくると、カロリーコントロールもできますし、好きな具材を選ぶこともできます。お財布にも優しく、良いこと尽くしです。
いかがでしょうか。ひとことで海鮮丼といっても、ご飯の量や具材の種類などによって、摂取カロリーに幅が出てしまうことはご理解いただけましたか。これはつまり、逆をいえば、あなたの工夫次第で、海鮮丼のカロリーを抑えることができるのです。
海鮮丼は新鮮な魚介類がふんだんに使われていて、お腹も心も満腹にしてくれる魅力的なメニューです。何度でも食べたくなりますよね。上手にカロリーコントロールをすることで、いつのまにか、ダイエットにつながっている、ということも可能にしてくるでしょう。
そんな素晴らしい海鮮丼を、思う存分に楽しんでくださいね。
まとめ
海鮮丼のカロリーを抑えてダイエットにつなげる7つの方法・海鮮丼の具体的なカロリーを把握しましょう
・ご飯の量を控えめにしましょう
・ご飯は味付け無しのご飯にしましょう
・具材を選びましょう
・丼ではなく定食にしましょう
・朝か昼の時間帯に食べましょう
・できれば自宅でつくりましょう