納豆ご飯が意外にカロリーが高い7つの理由と解消法


納豆が健康に良いことからといって食べ過ぎてはいませんか。納豆はたんぱく質やビタミンB2、ビタミンE、カリウムやカルシウムといった様々な栄養素が含まれており大変ヘルシーな食材として注目を浴びていますよね。

しかし、ヘルシーだからといって、むやみやたらに食べていると逆効果になり兼ねません。ヘルシーな食材と痩せやすい食材は全く別物です。それに、炭水化物の代表であるご飯1杯分のカロリーは約200kcalになります。納豆ご飯1杯分のカロリーを消費するには、約2時間のウォーキングをしなければなりません。

美容、特にアンチエイジング効果も期待されている納豆ですが、食べ方によっては、カロリーオーバーになり、痩せにくい身体になってしまいます。そこで今回は、納豆ご飯が意外にカロリーが高い理由と、その解消法についてお伝えします。

納豆ご飯の納豆は大粒を選ぼう

納豆1パック50グラムのカロリーは約100kcalです。意外にも高カロリーで驚いていらっしゃる方は多いと思います。納豆の形状のせいで、カロリーを摂取しているのにも関わらずおなかの満足度が低いと食事をしていても楽しさに欠けます。

納豆はご飯の上にかけて召し上がる方が多いと思いますが、この食べ方はご飯の粒さえも良く噛まないで食べてしまうので余りお勧めしません。

納豆ご飯を食べるのであれば、大粒の納豆にしましょう。そして、一口食べたら一旦、箸を置く位の気持ちでゆっくりと食べるといいでしょう。

 

納豆をキムチと一緒に食べてカロリーを抑えよう

納豆は炭水化物のご飯と一緒に食べることによって、かなりのカロリーになってしまいます。

そこで、お勧めなのが、納豆をキムチと一緒に食べることです。納豆発酵食品であるキムチと納豆を一緒に食べることで、乳酸菌と納豆菌の相乗効果で腸内環境が整えられ、よりダイエット効果が増すと言われています。

キムチに含まれるカプサイシンの脂肪燃焼効果と、納豆に含まれる食物繊維(満腹感を感じる)やビタミンB2(脂肪代謝)、低脂肪・高タンパクという特性がダイエットに大きな効果をもたらすと期待されています。

 

納豆ご飯を納豆豆腐に変えてカロリーを抑えよう

納豆ご飯のご飯のカロリーは茶碗1杯あたり、約200kcalです。

意外にカロリーの多い納豆とご飯を一緒に食べることによって、必然的に摂取カロリーは増えますよね。そこで、お勧めなのが、豆腐に納豆をかけて食べる納豆豆腐です。

ご飯を豆腐に変えることによって、摂取カロリーを抑えることが出来ますし、何より、豆腐は脂肪分がないので低カロリーなのに、肉や魚に負けないくらい良質なたんぱく質が多く含まれています。食物繊維も豊富に含まれているのでコレステロールの吸収を妨げてくれてダイエット効果に期待出来るのです。

 

納豆は良く噛んで食べよう

納豆は確かに栄養満点の食材ではあるかもしれませんが、痩せやすい食材とは異なります。しかもあのネバネバした形状のせいでよく噛まずに飲み込んでいる方も多いのです。実はその食べ方は摂取カロリーのわりに満足感が得られない食べ方なのです。それにより、食べ過ぎてしまい、カロリーオーバーになってしまう悪循環が発生します。

よく30回以上噛んで食事をするというダイエット方法があります。もともと太りやすい方の多くは、食事を良く噛まずに飲み込むようにして食べている傾向にあります。そういった方には、納豆を良く噛んで食べることをお勧め致します。

 

脂質が意外と多い納豆ご飯は午前中に食べよう

納豆のカロリーが高い理由の一つに脂質が多いことが挙げられます。納豆1パック約50グラム当たり、脂質は5グラムも含まれているのです。

よく「ケーキを食べるなら午前中に食べなさい、 寝る前には食べないようにしなさい」というのが健康的なダイエットの基本と言われます。

つまり、活動前の午前中なら脂質、糖質、色々沢山食べてもカロリー消費しやすいですが、午後から夜にかけて、食べることでカロリーを消費しにくくなり太りやすくなるということです。

 

納豆は1日1パックに抑えよう

納豆はグラム当たりで考えると意外と高カロリーで、1パック50グラム当たり100kcalにもなります。

毎日3パック食べていると、1ヶ月で9000kcalの摂取になります。これは体脂肪1.25kgに相当しますので、どれ程のカロリーかお分かり頂けるかと思います。

特に女性には、納豆の食べ過ぎによる副作用があり、生理不順や、子宮内膜増殖症のリスクが高まります。これは「大豆イソフラボン」の過剰摂取の影響です。納豆は、一日1パックに抑えましょう。

 

少しの量でも満足できるよう食欲をコントロールしてから納豆を食べよう

一日の摂取カロリーを抑えることが可能になれば必ず痩せることが出来ます。

元々食べ過ぎる傾向にある人は小食の人よりも満腹に感じるまで時間がかかり、食べる量も沢山必要ですので、少量の納豆では満足できず、結果、高カロリーを摂取することになってしまいます。

段階的に少量のご飯でも満足できるようなれば、納豆を食べても少しの量で満足できるようになりますが、納豆をよく噛まずに早食いで食べてしまう人は、ダイエットの初めの段階では、は納豆を食べるのを避けた方が良いでしょう。

自分の食欲をコントロールできるようになり、少量の納豆でも満足できるようになるまで待つべきです。

 

さて、納豆は確かに栄養満点で他のおかずとなる食材と比べても低カロリーかもしれません。

しかし、カロリーだけでみた時はダイエットに向いていたとしても、結果的に自分の満足のいく食事であったかどうかは別問題です。ダイエット中の方は一日の摂取カロリーを大幅に抑えなければならず、その中で流し込むように納豆を食べていては、全く満足できません。

まずは、早食いをしないようにして、納豆ご飯のカロリーを少しでも抑える工夫をすることが必要です。食事を心から味わえるようになっていけば、おのずとダイエットも成功するようになるでしょう。

まとめ

納豆ご飯の選び方と高いカロリーの解消法

・納豆ご飯の納豆は大粒を選ぼう
・納豆をキムチと一緒に食べてカロリーを抑えよう
・納豆ご飯を納豆豆腐に変えてカロリーを抑えよう
・納豆は良く噛んで食べよう
・脂質が意外と多い納豆ご飯は午前中に食べよう
・納豆は1日1パックに抑えよう
・少しの量でも満足できるよう食欲をコントロールしてから納豆を食べよう


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