一番痩せるダイエットを試した時、思うように痩せられなかった…。かえって太りやすい体質になってしまった…。一番痩せるダイエットを思考錯誤するも、中々ダイエット成功できずにいる方は多いのです。なぜだと思いますか。同じメニューを、同じ分量食べていても、痩せている人や、体型の変わらない人がいます。最近その原因のひとつとして、遺伝子が関係していることが解明されてきました。
同じダイエットをしても効果に差がでるのは当たり前なのです。自分の遺伝子をひもとくことで、ダイエットの成否が決まるといっても過言ではないのです。「遺伝子」とは親から子へ受け継がれる、いわば体の設計図です。その遺伝子の数は約2万5千種類もあると言われています。その両親から受け継がれる遺伝子によって、私たちの顔や体型、体質など様々なものが決定されます。
ですので、一概に「一番痩せるダイエット」と言っても、誰でも痩せられるという訳ではないのです。 遺伝子により生まれながら体型は決められていますので、その体型に一番合ったダイエットをすることがダイエットを成功させる一番の近道と言えます。一番痩せるダイエットを探す前に、まずは自分がどの体型なのかを見極めることが重要です。
一般に遺伝子によって決められる体型には、「リンゴ型」「洋ナシ型」「バナナ型」が挙げられます。全身が映る鏡の前で自分の身体をチェックすることが初めて下さい。今回は、体型別一番痩せるダイエットをお伝えします。
体型別一番痩せるダイエットを
あなたにご紹介
リンゴ型には食べる順番ダイエットがオススメ
リンゴ型体型の方にオススメなのが、食べる順番ダイエットです。リンゴ型の体型の方は、内臓脂肪がつきやすく、みぞおちのあたりがポッコリと出る全体的に丸い体型が特徴です。基礎代謝が一低く太りやすい体質で、男性や更年期後の女性に多いようです。また、米やパンなどの炭水化物を好む傾向が強いのです。
こんな炭水化物大好きなリンゴ型体型の方は、食べる順番を変えるダイエットが一番痩せるダイエットと言えます。はじめに野菜や、海藻類、スープなどを食べて下さい。次に、肉や魚など、タンパク質の多く含まれているものなどを食べます。
そして、主食の、ご飯やパン、麺類やイモ類は最後に食べて下さい。最後に炭水化物を食べることによって、物理的に炭水化物の摂取を減らすことが出来ます。
白米なら玄米や七分づき、パンなら全粒粉のパンを選ぶなど、炭水化物類を意識して減らすことが大切なポイントになります。りんご型の人は、早食いの傾向が強く、ついつい大食いになってしまうので、昼間に比べカロリー消費ができない夕食はゆっくりとよく噛んで食べるようにして、食べ過ぎを防いでください。
洋ナシ型にはスクワットがオススメ
洋ナシ型の体型の方が一番痩せるダイエットと言えば、スクワットを使ったダイエットです。洋ナシ型体型の方は、骨格が大きく筋肉質なのが特徴です。下半身が特に太り易く、お尻や太ももが太く悩んでいる方が多いようです。このタイプは女性に多く脂肪分の多いもの、肉類や、揚げ物、ケーキ類などを好む傾向にありますので、皮下脂肪がつきやすいのです。
運動不足から血液やリンパの流れが悪くなり、身体の冷えやむくみにつながることが多い体質なので、定期的な運動で汗をかいて身体を温めることが大切です。 太ももや臀部はセルライトがつきやすいため、身体を冷やさない工夫をして下さい。洋ナシ型は、有酸素運動と下半身の筋トレが効果的に出来るスクワットがオススメです。
1、つま先を外側に向けて大きく足を広げて立ちます。このときつま先を45°に開きます。※手の位置を変えることで、3つのタイプのエクササイズを行っていきます。
2、指をクロスさせ、お腹の前に置いた姿勢で、お尻を膝と同じ高さまで落とすポーズをします。
3、指をクロスさせ、頭の後ろに置いた姿勢で、お尻を膝と同じ高さまで落とすポーズをします。
4、Yの字 を描くように手を上に伸ばす姿勢で、お尻を膝と同じ高さまで落とすポーズ。各10回を1セットとし、1~3セット行ってください。
バナナ型にはダンベルダイエットがオススメ
バナナ型体型の方は、手足がほっそりと長く、筋肉も少なく身体が薄いですが、下腹ポッコリが特徴の隠れ肥満の方に多いのが特徴です。の人が多い。基礎代謝が高めで食べても太りにくいのですが、一度太ると、筋肉が少ないので脂肪が燃えにくく、むくみによる肥満に悩む方も多い傾向にあります。
野菜や魚、果物、などヘルシーなものを好むことから、消化器系が弱く、冷え性になりやすく、便秘と下痢を繰り返しやすい体質です。食事は一度にたくさんの量を摂取せず、よく噛んで唾液を出して消化吸収を高めて下さい。たんぱく質を摂るなら、肉より、魚や植物性タンパク質の多く含まれている豆腐や大豆など、胃腸に優しいタンパク質を食べるのがオススメです。
そんなバナナ型体型の方が一番痩せるダイエットは、ダンベルダイエットです。胸板が薄い傾向があるので、なるべく負荷をかけるトレーニングがオススメです。ダンベルは筋肉を増やしながらダイエット出来ますので、効率良くダイエットすることが出来ます。
1、うつぶせになり、腕は肩幅よりやや広いくらい、脚は腰幅くらいに開きます。
2、プッシュアップしたときに1度床から両手を浮かせます。
3、プッシュアップしたときに、片手で太ももにタッチします。
4、プッシュアップしたときに1度床から両手を浮かせ、着地のとき、手を付く位置を斜めにずらします。
5、プッシュアップしたときに片手を天井に向けて上げながら、上半身を捻ります。
6、プッシュアップしたときに片手で体を支え、逆の手の甲にタッチします。各5回を、1セット行ってください。
如何でしたか。体型別一番痩せるダイエット法なら効率良くダイエットすることが出来ます。一番痩せるダイエットとは、その人が一番行いやすい、継続しやすいダイエットなのかという点も重要になってきます。3日坊主で終わらない為にも、自分に向いているダイエットなのかしっかり見極めてから行って下さい。
遺伝子型ダイエットでは、それぞれの体型のイメージに合わせて、「β2AR」をバナナ型、「β3AR」をリンゴ型、「UCP1」を洋ナシ型と呼びます。これらの型ごとに、体型だけではなく、基礎代謝量、脂肪のつきやすい場所、食べ物の好み、また効果的な運動方法など、特徴があることがわかってきています。
また、性格にも傾向があるとのことで、自分の遺伝子を知ることは自分自身を知ることになり、ダイエットにも役立つのです。ですので、一番痩せるダイエットを行う時は、自分の体型を知る事も勿論ですが、どういった食べ物を好む傾向にあるのか、早食いなのか、それとも良く噛んで食べるタイプなのか等分析することもダイエットする上ではとて大切です。
まとめ
体型別一番痩せるダイエットをあなたにご紹介
・リンゴ型には食べる順番ダイエットがオススメ
・洋ナシ型にはスクワットがオススメ
・バナナ型にはダンベルダイエットがオススメ