暑い季節になってくるとアイスがとっても食べたくなりますよね。皆大好きなアイスですが、アイスのカロリーをご存じですか。アイスと言っても色々ありますが、一般にアイスのカロリーは100gあたり180キロカロリーとなっています。ダイエット中は絶対にアイスは食べれない、と思われている方も多いかと思いますが、実はアイスはダイエット中にはぴったりのおやつなのです。
アイスは乳脂肪の多い順にアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの3つに分けられます。でもカロリーは乳脂肪の多い「アイスクリーム」が1番高いわけではなく、植物性油脂を加える「ラクトアイス」が一番高カロリーです。
また、アイスキャンディーやシャーベットは、アイスクリーム類とは別に扱われ「氷菓」に分類されます。「アイスクリーム」「ラクトアイス」「アイスミルク」「氷菓」のなかでは「氷菓」が1番低カロリーです。商品の裏側に記載しているので、確認してみると良いです。
アイスのカロリー数値だけを見れば、決して低カロリー食品とは言えませんが、アイスクリームを食べると、人間の体は冷えた体温を戻そうとしてカロリーをより消費しようとする働きをするので、実際に体内に蓄積されるカロリーは少なくなると言われています。
ですので、一般に思われているほどアイスは「ダイエットの敵」ではないのです。ダイエット中でも上手にアイスを食べることによって、ストレスも貯まらず、楽しくダイエットを継続することが出来ます。
また、アイスは和菓子と比べても糖分がかなり少なく、カルシウム、ビタミンなどが豊富に含まれているので、適量さえ守ればダイエットに適した食品といえます。甘くておいしいお菓子の代表であるアイスですが、栄養価の高い食品ですので、アイスのカロリーを上手にカバーしながら食べる分にはとても身体に良いのです。
今回は、アイスのカロリーをカバーするための食べ方をお伝えします。
アイスのカロリーを
カバーするための食べ方
アイスに黒酢をかけてカロリーオフ!
アイスのカロリーを抑える方法にお酢をかけて食べる方法があります。お酢は糖質の吸収を緩やかにしてくれる効果があるのです。ですので、脂肪の吸収を抑えることが出来てカロリーをセーブできると言う訳です。初めて聞いた方は「黒酢をアイス?」と驚く方も多いかもしれません。 実はバニラアイスクリームととても相性が良いのです。
味はどのように変わるのか、といいますと、フローズンヨーグルトをさらにさっぱりとさせた感じに変わります。 そこで使う際には、材料を両方とも良く冷やしておくことが大事です。
温度差があるとアイスクリームが溶けてしまうことがあり、そうなってしまうと風味が落ちてしまいます。 できれば盛り付ける器も冷やしておくようにして下さい。
ダイエット中でもアイスを食べたくなる時があります。 こんな時は黒酢のパワーに助けてもらうと良いです。。多く食べなくても、満足感がありますし、また口当たりも良く、代謝をあげてくれますから、普通に食べるよりオススメです。
実際にイタリアンレストランのデザートでは、ジェラートにワインビネガーをかけていただくメニューがあります。 このメニューの和風と考えて下さい。アイスの甘さがほどよく変わりますので、さっぱりした口当たりに変わります。
また美味しくいただけますので、黒酢の酸っぱさが苦手な方でも、大丈夫です。 しかしながら甘みがもっと欲しいのであれば、甘みをプラスするのはオリゴ糖のようなカロリーが低めで整腸作用があるものがオススメです。
この場合は予め、オリゴ糖と黒酢を混ぜておき、冷やしたものをアイスクリームにかけてあげます。 食べる時には、このビネガーソースとアイスも混ぜ合わせるようにして頂くと良いです。アイスのカロリーを抑えながらびっくりする位美味しくいただけるのです。
アイスは午前中に食べよう
ダイエット中でもアイスを食べたい!でもアイスのカロリーが気になる…という方は午前中にアイスを食べることをオススメします。午前中だったら新陳代謝が活発だからアイスを食べてもアイスのカロリーを消費することが出来ます。
もしアイス食べたとしてもその後の食事や運動でいくらでも調節することができるからです。なので、ダイエット中にどうしてもアイスを食べたいのであればお昼までに食べるのが良いです。
我慢して大好きなアイスを食べないようにしているとストレスが溜まります。どうしても食べたい時は、食べても良い日を作るのをオススメします。
そして午前中のほかにもオススメなのが15時です。BML1という脂肪を取り込む細胞が一番少ないのがこの時間帯なのです。逆にこのBML1が多い時間帯は22時くらいからです。夜に食べ過ぎてはいけないというのは、こういう理由からです。
普段からアイスを食べ続けるのはダイエットには不向きですが、午前中、そして1ヶ月に1度位なら15時までならアイスを食べても良いことにするなどの規則を作っておくと良いです。午後3時以降は、代謝が落ちる時間帯なのでアイスは食べないようにして下さい。更にアイスの1回の摂取量は、80~120mlを守ることがポイントです。
アイスを食べる時は、温かい飲み物を飲むとさらにダイエット効果が期待できます。飲み物は糖分の無いハーブティやウーロン茶などの、痩せる効果がある飲み物がオススメです。
ダイエット中のアイスは氷菓がオススメ
我慢しすぎるとストレスが溜まり、そのストレスが爆発するとドカ食いしてしまうこともあるので時々ガス抜きをしなければいけません。
ご褒美日は必要です。でもダイエット中はアイスのカロリーが気になる…どんなアイスが一番カロリーが低いのか気になります。ダイエット中にオススメするアイスは「氷菓」と記載があるようなシャーベット状のアイスです。
含まれている乳固形分3.0%未満のアイスで商品としては、「ガリガリ君」や「あずきバー」「スイカバー」などです。なのでカロリー的には、クリームタイプのアイスよりも格段と低いのです。
あと、自宅でかき氷を作るのも良いです。シロップの量を調節するだけでさらにカロリーが抑えられます。今はスーパー等でカロリーオフのシロップ等も沢山出回っています。
もしどうしてもバニラアイスやハーゲンダッツなどのアイスクリームが食べたいときには、1個で売られている物を買わずに6個入りなどの小さいタイプのアイスクリームを購入するようにして下さい。
1個の1/4ずつ食べようと決めていてもどうしても誘惑に負けてしまうものです。最初から小さいタイプを選ぶというのがポイントです。そしてコーンなどに乗っているアイスクリームよりもカップなどに入っているアイスクリームの方がコーン分のカロリーを考えなくても済むのでカップ入りのアイスクリームがオススメです。
如何でしたか。アイスのカロリーを上手にカバーする食べ方をすれば、ダイエット中でもアイスは食べられます。
ダイエット中のアイスを断念している方は沢山います。アイスはダイエットが成功した後と我慢して、ある日突然爆発してドカ食い…なんてことにならないよう、タイミングを考えて上手にアイスを食べるようにするとリバウンドもしずらく、ダイエットも成功しやすくなるのです。
ちなみに、一番カロリーが低いとされているアイスクリームの種類は、アイスミルクです。100g当たり167kcalとアイスクリームの中では断トツ低カロリーです。
乳固形分10.0%以上、乳脂肪分3.0%以上です。乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少ないですが、植物性油脂が配合されていることもあり満足度は抜群です。市販アイスなら「雪見だいふく」「チョコモナカジャンボ」「牧場しぼり」などがあります。
氷菓子ではなく、どうしてもアイスクリームが食べたい人は、アイスミルクを選ぶと良いです。ダイエットには禁忌としてやり玉にあげられるアイスも、食べる時間帯、アイスの選び方次第では太りにくい食品なのです。アイスのカロリーを把握して上手にダイエットに取り入れて下さい。
ちなみに、バニラアイスには、脂肪の増加を抑えてくれる「バニリン」という物質が含まれています。ダイエット中にアイスをチョイスする際はバニラアイスをオススメします。
まとめ
アイスのカロリーをカバーするための食べ方
・アイスに黒酢をかけてカロリーオフ!
・アイスは午前中に食べよう
・ダイエット中のアイスは氷菓がオススメ