レタスの栄養はバリエーションが豊かです。レタスは色味が薄いので緑黄色野菜と比較すると栄養が少ないのようなイメージを持っている人が多いかもしれませんが、そんなことはなく、レタスには美容と健康にいい効能を発揮する栄養が様々な含まれているのです。
しかし、レタスというと、サラダにする以外であまり料理に活用する方法が普及していませんよね。
レタスを温かいスープに入れたり、熱を使ったおかずに入れるのは気持ち悪いと感じる人もいるかもしれません。もちろん、生の状態でサラダにして食べても栄養を摂取できるのですが、意外と思われる調理法や使い方でも栄養を摂取することができます。そこで、注目したいレタスの栄養について、その効能と意外な使い方を7つご紹介します。
レタスの栄養に注目!
その効能と7つの意外な使い方
老化防止になるレタスの味噌汁
レタスの栄養にはビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは、抗酸化作用があるため、老化を抑止する効能があります。また、ビタミンEは加熱をしても壊れにくい栄養成分のため、汁物に入れても栄養を壊さずにそのまま体に摂取することができます。そのため、温かい汁物である味噌汁に入れても摂取することができます。
味噌汁にレタスを入れると、程よい歯ごたえがあって意外と美味しく食べられますし、サラダで食べるよりたくさんの量を食べやすいのでぜひチャレンジしてみましょう。
貧血予防にはレタスをそのまま食べる
レタスの栄養として含まれる鉄分は、生で食べることによって摂取できる栄養分です。鉄分は貧血の予防に効能があるため、生理前の女性や、日頃から低血圧や貧血気味の体質の人におすすめです。
レタスを生で食べる方法はサラダが一般的です。レタスをサラダで食べるとシャキシャキとした歯ごたえがあるため、美味しく人気があるのです。しかし、サラダの他にも、太巻きの中に入れたり、焼き肉の肉を巻くなどして食べる事ができます。
不眠症を解消する生の野菜
不眠症がレタスの栄養で改善されるということを知っている人は少ないかもしれません。不眠で悩んでいる人は、就寝前にお風呂に入るとか、温かいお茶を飲むなどして就寝時に神経が落ち着くように心がけていると思います。
この神経を落ち着ける効能がレタスの栄養にあるのです。レタスをちぎったり、ギュッと絞ると、白い汁がでるのですが、この白い汁に催眠、麻酔の作用をする成分が含まれているのです。そのため、レタスをちぎらずに、この白い汁が含まれた状態で食べると神経が落ち着く効能があるのです。
ニキビを予防するレタスの煮汁
レタスの栄養は食べるだけでなく、その成分をニキビの塗り薬として利用する事もできます。レタスを煮て抽出した煮汁には、ビタミンEが含まれています。このビタミンEが脂肪の酸化を防ぐ効能があります。
ニキビは老廃物である、脂肪のかたまりです。この脂肪のかたまりをビタミンEを豊富に含むレタスの煮汁を塗ることによって治療することが出来るのです。
血行不良の解消をするレタスの炒めもの
レタスにの栄養として含まれるビタミンEには、血流を良くしてくれる効能があります。そのため、冷え性で悩んでいる人や、新陳代謝が悪い人は積極的に食べる事をおすすめします。
ビタミンEは茹でても、炒めても壊れにくいため、加熱をしてたくさんの量を食べることができます。ダイエット中で運動しても中々痩せられないという人も、レタスを食べることんによって血流を促して代謝を上げれば、体を痩せやすい状態にすることができます。
便秘に効能があるレタスの煎じ汁
レタスの栄養には、尿の排出を促す利尿作用があります。利尿作用は、体のむくみをとってくれたり、便秘でお腹が張った時に改善してくれるのです。
オフィスワークで一日中座って仕事をしていて、夕方になるとふくらはぎがむくんでしまう人や、長時間の立ち仕事で足全体がむくんでしまうというひとは、水分を多く摂りながらも、レタスをたくさん食べて体の水分の入れ替えをするようにしましょう。
口内炎治療に効果がある丸焼き
レタスの栄養は、口内炎治療にも効能があります。レタスをアルミホイルに巻いて、コンロで加熱をします。レタスが黒く焦げるまで加熱をしたら、口内炎で炎症を起こしている患部に塗りつけるようにこすりつけます。
擦ることによって、口内炎が摩擦で痛むと思いますが、段々痛みが和らぐと言われています。レタスは刻んだりする必要がないため、茎ごとアルミホイルで包んで焼くだけOKです。
如何でしたか。レタスには栄養があまり含まれていないと認識していた人は、今回ご紹介しただけでもたくさんの栄養が含まれているということにびっくりしたのではないでしょうか。しかも、美容を気をつけている女性に嬉しい効能や、健康に気を使っている人には嬉しい効能ばかりです。
また、レタスはサラダやハンバーグなどの付け合せでお皿に添えて食べるだけでなく、煮たり、焼いたり、炒めるなど、加熱をして調理をしても美味しく食べる方法が沢山あります。まずは、気軽に味噌汁や洋風のスープなどに入れてみるところからチャレンジしていきましょう。レタスは一個買えば、おかずにもサラダにもスープにも使うことができるのでとても万能な食材なのです。
今日のまとめ
レタスの栄養の効能を最大限に引き出す意外な使い方とは
・味噌汁に入れて老化を抑えよう
・生野菜で食べて貧血を防止しよう
・カットせずに食べて不眠解消しよう
・レタスの煮汁でニキビ予防しよう
・加熱調理して血行不良を解消しよう
・煎じ汁を飲んで便秘を解消しよう
・黒焼きを塗って口内炎治療をしよう