ダイエット中は、食事制限は必須のことです。ですが、毎日のことですから、要領よくやらないと、とても手間がかかってしまいますよね。
だからと言って、ダイエット食の中でもダイエット専用の食品はとても高価なものが多く、長期間続けるのはお財布が持ちません。できれば、手間がかからなくてローカロリー、そしてコスパが良いものをうまく使ってダイエットを続けたいものです。
それなら、いっそ自分でダイエット食を作って、毎日の食卓に取り入れてみるという方法はいかがでしょうか。これなら、自分好みの味にできますし、市販品よりもお金がかかりません。今回は、自分で作れるダイエット食を、毎日飽きずに違うものが食べられるように、一気に7種類、お伝えします。
ダイエット食の美味しくて安くできる
7つのレシピ大公開
ダイエット食には中華風ところてん
夏に美味しい、ところてん。その正体は、寒天を細く切ったものです。ですから、カロリーは無いに等しく、ダイエット中に嬉しい食物繊維はしっかり摂れるのです。このところてんを、冷やし中華のタレ+練りからしで食べると、目先が変わって、しかも風味豊かなので満足感が高い一品になります。タレはゴマダレなど高カロリーのものでなく、酢が効いたさっぱり系のものにしましょう。少々ごま油が入っているくらいなら大丈夫です。
これは、普段の食事の前に食べるのがベスト。先にお腹にものを入れておけば、食事の量が減らせますし、寒天のおかげで血糖値の上昇がゆるやかになり、脂肪がつきにくくなります。
ダイエット食には高野豆腐のあっさり煮
高野豆腐がダイエットに向いた食材ということは知っていますか?そのカロリーは1枚90kcalで高たんぱく、低脂肪。価格も1枚当たり20円程度と、低価格です。この高野豆腐を、薄味でおだしを効かせて煮物にしましょう。一緒にきのこや野菜を煮ても美味しいです。面倒なら、おだしは麺つゆでも構いませんよ。
この高野豆腐の煮物は、作り置きができますから、何日か分をまとめて作って、夕食のメイン代わりに食べると良いです。高野豆腐内の必須アミノ酸が、ダイエットに必要な筋肉を作り、基礎代謝をアップしてくれます。
ダイエット食には中華粥
お粥は、ほとんどが水分ですから、普通のご飯を食べるよりも1食分のカロリーが低いです。ですが、ただの水とお米のお粥は、病人の食事みたいでちょっと……という人に向けた、中華粥の作り方をご紹介します。
作り方は、お茶碗軽く1杯のご飯に水を3~4カップ加え、塩、こしょう、中華スープのもとで味付けして、ご飯がやわらかくなるまでコトコト煮るだけ。最後にごま油を少したらして風味付けしましょう。この分量で2杯分できますから、カロリーは普通のご飯の半分ということになります。ただ、お米の栄養以外ありませんから、それ以外の栄養素は、普段通りのおかずで補って下さい。
ダイエット食には野菜たっぷり水炊き
その時期に旬を迎える野菜を、土鍋で煮込んでポン酢だけで食べる水炊きは、ダイエット中でも豪華な食事になって、とてもありがたいものです。材料費をかけないのが鉄則ですから、もやしやその時安い葉物、しらたき、豆腐やきのこ類などを入れて、出汁昆布を一切れ入れた水で煮るだけです。物足りなければ、コストは上がりますが、白身魚か鳥ささみなどを足しても良いです。
こんな水炊きにする時は、いっそご飯は食べずに、野菜だけでお腹一杯にするつもりで作りましょう。野菜はほとんどが水分で、カロリーもそうありませんから、食べ過ぎたって安心です。
ダイエット食にはサラダもやし
もっと手間をかけずにダイエット向きのおかずを食べたいのなら、もやしを洗って電子レンジで火を通し、熱々のうちにノンオイルのドレッシングで和えて、そのまま冷やして食べましょう。
これはコスパが最強のダイエットおかずです。もやしは水に取らない方がシャキシャキ感が楽しめて、食べごたえがあります。もやしの食物繊維をたくさん摂れて、お腹持ちが良くローカロリーです。
お値段で言うともやしが一番ですが、白菜、キャベツなど、温野菜にして食べられるものは、全てこの方法で美味しく頂けます。
ダイエット食にはニラのナムル
あのにおいの強さにダイエットの秘訣がある、ニラも上手に活用しましょう。ニラを5cmに切って電子レンジで加熱して、中華スープの素とごま油少々を加えて和え、冷やすだけで簡単ナムルが出来上がります。
このニラのにおい成分、硫化アリルには、脂肪燃焼に必要なビタミンB1を効率よく吸収させる作用があるので、ダイエットには嬉しい素材です。豚肉のおかずなどと一緒に食べると良いですね。
ダイエット食にはきのことささみのおろし和え
ささみの豊富なタンパク質で筋肉の源を補い、きのこのビタミンB群で脂肪燃焼効果を促進し、大根おろしで糖質の分解を促進するレシピです。ささみ1本は日本酒を小さじ1かけて電子レンジで火を通し、細かく裂く。お好みのきのこは、食べやすく切ってさっとゆでる。大根おろし50gと、ささみ、きのこを和えてポン酢で味付けして出来上がりです。
大根おろしに含まれる消化酵素アミラーゼは、空気に触れると効果が無くなってしまうので、作る寸前に大根をおろすようにして下さい。
いかがでしたでしょうか。どこにでも低価格で売っている食材を使って、低カロリーで食べて美味しいダイエット食レシピを7つご紹介しました。普段の食生活に取り入れられるものばかりを集めましたので、ダイエット中の人も、そうでない人も、ダイエット食はみんな一緒に食べられます。これなら、自分だけダイエット中だからと、家族と違うものばかり食べて淋しい思いをすることも無いでしょう。
また、材料費がかからず、調味料も一般家庭にあるものですから、余計な買い足しは不要です。安くて簡単で低カロリー、まさに忙しいダイエッター向きのダイエット食レシピと言えます。忙しくてダイエットを諦めていた方、お金が無くて諦めていた方。工夫次第で美味しくダイエットすることは可能ですから、この機会にダイエット食チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ダイエット食の美味しくて安くできる7つのレシピとは・中華風ところてん
・高野豆腐のあっさり煮
・ダイエット中華粥
・野菜たっぷり水炊き
・サラダもやし
・ニラのナムル
・きのことささみのおろし和え