世の人々はかなりの割合でダイエットに興味を持っているものです。しかし話題のダイエット法を実践したもののなかなか効果が出ないという声も多いのです。では誰でも必ず結果が出る効果的なダイエット法なんてあるのでしょうか?そんなものがあるのなら太ってる人なんていないでしょ!?そうですよね~。そのはずなのに・・・では何故、自分の体型や体重に不満を持っていて常に痩せたい願望をもっている人が多いのか?
それは勿論、普段の生活の中に太る要素が潜んでいる・・・という事実ともう一点は試してみたダイエット法が自分に合っていなかった・・・という現実なのです。今後はそんな無駄な努力でガッカリすることのないように覚えておいて欲しい、効果的にダイエットするために知っておきたい基本のいろはをお伝えします。
効果的にダイエットするために知っておきたい
基本のいろは
『スープダイエット』試してみる価値あり
『ダイエット』の意味とは体重・体型の適正化です。痩せすぎも太り過ぎも健康や美の観点からしてみれば理想的とは言えないのです。特に近年問題になっているのは『飽食の時代』であること。その様な環境の中、誘惑も多く体重や体型をキープすることは非常に困難なのです。強い意識と努力を常に持ち続けていなければその誘惑に打ち勝つ事は難しい時代です。
当然ながら適度な食事量と適度な運動量のバランスが正しく取れているのならば誰もがおそらく理想の体型は維持できるはずです。それが当たり前の様でいてとても難しいことなのですよね。目の前にある美味しいお食事に手を出さない勇気と意志はありますか?また、食べてしまった分を消化する為の運動をする時間と根気はありますか?
私はそんな強い人間ではありませんので美味しい物を食べたい・・・時間があればダラダラしたい誘惑には負けてしまいます。では、どうしたら良いのか・・・。あらゆる体験談を参考にして一番『短期間で痩せられる』ダイエット法として説得力があったのが全国的にも大人気、話題の『スープダイエット』でした。
短期間で痩せられて、かつ常に空腹感を持ち続けなければいけない我慢も必要もなく、またしっかり栄養も摂れるというダイエット法ですので是非試してみてはいかがですか?特別な道具や高額なコスト・その為に充てる時間も必要ないので少し気楽に始められると思います。まさに効果的なダイエットと言えばこの『スープダイエット』がお勧めです。
スープダイエットの方法は案外簡単です。決められたスープをレシピ通りに作り決められたルールを守りながら1週間過ごすだけという実にズボラな私でも出来るダイエットです。スープレシピの材料はキャベツ半玉・タマネギ3個・セロリ1本(人参で代用可)・パプリカ1個・ホールトマト1缶・チキンスープのもと(コンソメ)1個です。これをコトコト煮込んでつくるだけ。
このスープ自体に脂肪燃焼効果があるのでこの基本形を守るだけで効果的にダイエットできるのです。万が一飽きてしまう様であればカレーパウダーを加えるなど少しアレンジをするのはOKです。これなら『ダイエット』という概念に縛られること無くストレスになるのも防げますよね。
このダイエット法のルールは7日間を1クールで行うという点だけです。ご自身の目標に合わせ何クール行っても良いですし無理なダイエットではなく安全かつ健康的に痩せられる方法なのでやらない手はないと思います。その7日間に食べてよいものは決められているのでそれだけは守る必要があります。
その詳しい内容は1日目はスープと果物(バナナ以外)。2日目はスープと野菜(夕食のみ少量のバターとベイクドポテトはOK)。3日目はスープと野菜(ベイクドポテトもダメ)と果物(バナナ以外)。4日目はスープとバナナ(3本)・スキムミルク500ml。
後半に入り5日目はスープと肉(鶏肉か茹でた赤身の牛肉・煮魚でも可)・トマト。6日目はスープと牛肉(ステーキ3枚程度)・野菜(ベイクドポテト以外)。最後の7日目にはスープと玄米・野菜。以上がその7日間の食生活です。さて皆さんはどのような印象を受けましたか?
私の場合、むしろ『コレだけ!』というしっかりした制限があるのでかえって準備もしやすく分かり易いルールで助かりました。更にこの7日間には禁酒(飲酒した場合は24時間以上空けてからプログラム開始)と甘味料・清涼飲料水(砂糖含めあらゆる甘味料)はNG。水・お茶・ブラック珈琲・無添加或いは無糖のフレッシュジュースならOK。パン等小麦粉食品はNG。
5日目の鶏肉は皮は除いて下さい。1・3・7日目のみ100%ジュースは可ですが市販の砂糖や甘味料が入っているものはNG。これらのルールさえ守れれば脂肪燃焼効果も充分発揮できまた体重減少をより効果的に促進する結果に繋がるのです。その為にはルール遵守が絶対となるのです。
『スープダイエット』が効果的なダイエットである根拠としてはそもそも肥満の心臓病患者を手術適応レベルにまで減量させることを目的にした食事療法である点です。栄養不足の心配もなく、むしろ材料の成分は脂肪燃焼とダイエットを促進するものばかりです。
キャベツは粘膜を丈夫にするビタミンUが豊富。胃潰瘍・十二指腸潰瘍にも効果があり更に煮ることで活性酸素を除去する力が生食の5倍。繊維も豊富で便通効果もあり。タマネギはあの特有の匂いの正体『硫化アリル』が血液凝固を抑え動脈硬化や血栓を予防。
セロリはカリウム・カルシウムなどのミネラルを多く含み茎よりも葉はビタミン豊富なので細かく刻んでスープに入れるのもお勧めです。トマトは赤くなると医者が青くなる言われるほどの誰もが知る健康食品。抗酸化作用の高いリコピンが豊富で血液サラサラ効果もあります。
パプリカに含まれるビタミンCは加熱しても壊れないのが特長で肌のハリを生成しシミ予防。美肌づくりにも抜群の効果を発揮します。ビタミンP効果で毛細血管の働きを活発にするため代謝も促進され脂肪燃焼効果が高まります。
そんな良い事ばかりのスープダイエットですがのデメリットもあります。それはたんぱく質の摂取量が少ない点です。しかし5日目・6日目にはメニューにお肉も入りますので特に心配はないと思いますが長期間行う場合には大豆製品をメニューに組み込むなどして不足分を補います。
リバウンドの心配も囁かれます。確かにルールを忠実に守り7日間過ごせば確実に減量できます。しかしその後、それ以前に食べていた普通食に戻せば1キロ程度の体重増加はあるはずです。これは当然ですね。そこで必ずすべきことはスープダイエット中の生活を振り返る行為です。
さて7日間スープのみの食事でも空腹感に悩まされる事があっただろうか・・・。おそらくほとんどの方はそれ程でも無かったと感じる筈です。つまり人はその内容の食事でも充分足りているのです。それに気付けばこのスープダイエットは成功です。改めて1日の食事の量や内容を見直しリバウンドしないように心掛けましょう。
『プチ断食』で太らない体づくり
効果的なダイエット法としてはやはり増え過ぎてしまった体重を減らす考え方よりも無駄な物をなくす考え方に重点を置く方が建設的ですよね。そんな考え方から是非試していただきたいのがプチ断食(3日間断食)です。断食によるダイエット効果は間違いなく現れます。
一番の目的である体重の減少は当然食事をしないのですから結果は出ます。これも勿論断食が終わり食べ始めれば戻ります。ここで大事なのはリバウンドさせないこと。減った状態をなるべく維持する・・・そして更に理想体重まで減量する・・・それを実現できる効果的なダイエット法がプチ断食ダイエットです。
断食をしてみるとほとんどの方が断食前のご自身の食生活が『食べ過ぎ』ていたことに気付くはずです。3日間の断食は経験者のお話を聞くとほとんどの方が最初は少し辛いがすぐに当たり前になって来て空腹に悩むこともなかったと言います。
当然のことですがその3日間山にこもるわけでもなく日常生活は普段通りです。つまり通常のカロリー消費はあるわけですから空腹感がないのは変な話と思われるかもしれません。ここで大事なのは需要と供給のバランスなのです。ご自身の過去の生活を振り返ってみて下さい。
運動量も少なく消費カロリーは少ないはずのに時間がくれば食事をする。特に空腹でもないけれど食べる・・・そんな経験はないですか?そもそも日本人は一日三度の食事という概念がとても強い人種です。更には近年この国ではいつでもどこでも食事にありつく事が出来る。良くも悪くも・・・です。『空腹』と『食べたい』は違うのです。
断食をすると代謝が上がるのが実感できるはずです。断食により腸内を休めるとお腹の中の善玉菌が活性化して代謝を上げてくれ体内温度も上がり良い状態が保てる様になるのです。腸内環境を整え代謝を上げるということは効果的なダイエットへの近道になるのです。
『ダイエット』及び『体質改善』にプチ断食は役立ちます。特に週末を利用するのが効果的と聞きますので是非試してみて下さい。そのの3日間は固形物は絶対に口にしません。水分は充分摂取しなければいけません。それだけがルールですからあまり難しい事でも無い筈です。
断食前・断食明けは体の事も考えて少し軽めのお食事を意識するとスムーズです。明けは特に回復食として胃に優しい食事から徐々に慣らすのが理想です。そうすることで体にも胃にも負担がかからず、また断食効果を持続したり体が軽い食事で満足できる様になるのです。
プチ断食のリスクはあるか?これはおそらくほとんどないと言っても過言ではないでしょう。先に述べた様に過食気味の私達の体には必要なエネルギーは溜め込まれていて3日間の断食位では日常生活に支障が出る事はないのです。これも健康体である方の場合ですので、もし少しでも体調を崩されているのなら万全になるまで待って行って下さい。
効果的なダイエット法として・・・また、体質改善としてプチ断食やってみるときっと体の軽さを実感していただけるはずです。
『有酸素運動』で下半身ダイエット
「いろは」の「い」と「ろ」は食の面からみたダイエットですが勿論『運動』で効果的にダイエットできるのはご存知ですよね。しかし頑張った割にはなかなか結果がでないという声も多い物です。特に落ちにくいとされる下半身のお肉。下半身痩せに効果的なダイエット法はズバリ『有酸素運動』です。
有酸素運動は筋肉トレーニングなどのような無酸素運動よりも効率的に脂肪を落とせると言われます。ウォーキングのように無理の少ない運動を継続的に行うことが下半身の筋肉に直接働きかけて効果的なダイエット法になるのです。
ウォーキングのような有酸素運動は直接下半身に溜まった脂肪を燃焼させるのと同時に充分酸素を体内に取りいれることで更に体全体の脂肪も燃焼しやすくしてくれるのです。心拍数や体温も上昇させる有酸素運動は新陳代謝もよくして老廃物を排出しやすい身体にしてくれます。
ストレッチもお腹のたるみを引き締めたりバランスのよい筋肉をつけるという意味では短期間で下半身痩せを実現できる効果的なダイエット法です。また激しい運動でなくても短期間で痩せる方法として「入浴」も効果的なダイエット法だと言います。
ひどい冷え症の方はなかなか脂肪を燃焼しにくいと言います。その解消法としてゆったり入浴することで体と内と外からしかっり温めて更にマッサージをすることで脂肪の分解に効果的なのです。マッサージの仕方は溜まった老廃物をリンパ腺に流すように指で流しだしながらマッサージします。
特に効果的な脚のダイエット法をお探しの方はお試しください。脚が太くなる原因は塩分にあると言われます。つまり脚を細くしたいのなら塩分を排出することができるカリウムを多く含む食べ物を食べてみて下さい。カリウムを含む食品とは海草・野菜・フルーツなどです。
大豆製品も下半身に脂肪が付ついてしまうのを防ぐ効果があるのです。これら効果的に部分ダイエットできる食品を積極的に摂ってみて下さい。
いかがですか。以上が効果的にダイエットするために知っておきたい基本のいろはです。ダイエットを絶対に成功させたいと思うならおさえておくべきポイントはとにもかくにも摂取カロリーと消費エネルギーのバランスです。食べ過ぎていれば太るのが当たり前。食べた分だけすべて消費するのは絶対不可能と思えるほど人間は食事を楽しみます。更にその体に貯め込んでしまったものがあまり良い結果をもたらしてはくれないものだという事実から目を背けてしまいがちです。
でも確実にその日は訪れるのです。その時、過去の自分を後悔するよりも今出来る事をしてはいかがですか?様々なダイエット法がある中で一発で自分にピッタリのものに出会えるとは限りません。しかし今回お勧めした3つはほとんどの方に効果的なダイエット法と言えるはず。そこで問題になるのはその結果を維持出来るか否かです。それは皆さんの意志の強さにかかっているのです。
まとめ
効果的にダイエットするために知っておきたい基本のいろは・『スープダイエット』試してみる価値あり
・『プチ断食』で太らない体づくり
・『有酸素運動』で下半身ダイエット