きっとみんなが大好きな、こってりと濃厚で美味しい味噌ラーメン。でも、ダイエット中の人にとってはカロリーが心配。だから、ダイエットが成功するまでは、味噌ラーメンとはしばらくのお別れ……。なんて、そんな我慢はダイエットには付き物。
しかし、工夫次第で、ダイエット中でも味噌ラーメンを我慢せずに済むとしたら、どうでしょうか。好きなものを食べられることで、ストレスの無い楽しいダイエットになると思いませんか?
今回は、美味しいものは太る!というセオリーに反して、ダイエット中でも安心して食べられる、味噌ラーメンのカロリーをカットできる食べ方を、7つご紹介します。
味噌ラーメンのカロリーをカットできる
7つのレシピ
スープを飲まないようにしよう
ラーメンのスープには多大なカロリーと塩分が含まれています。そのため、ラーメンを食べるときにスープまで飲み干してしまうと、余分なカロリーを摂取することになってしまいます。
でも、今はダイエット中。具と麺を全て食べたら、スープは飲まずに残して食事を終了させましょう。
味噌ラーメンのカロリーは、大体570キロカロリーで、その分のスープを除いたとすれば、スープに含まれる120キロカロリーが、丸ごと削減されるわけです。
ラーメンのスープを残すことは、ダイエットだけでなく減塩の観点からも、強く推奨されていることとして知られています。
チャーシューの代わりにお豆腐を食べよう
とろけるような脂身と、濃い味に煮締まったチャーシューは、ラーメンに付き物の具材です。しかし、そのカロリーは相当なもので、ラーメン1人前に乗っているチャーシューで100キロカロリーほど。
カロリーダウンを目的とするなら、このチャーシューを入れずに食べるのが正解です。しかし、それでは肉気が無くて満足できない、という食いしん坊さんも少なくはないはず。
そこで、チャーシューの代わりに、カロリーの低いお豆腐に置き換えることで、60キロカロリーほどのカロリーダウンが見込めます。
味噌と豆腐は同じ大豆製品ですし、味噌汁でもわかる通り相性は抜群の食材。優良なたんぱく質を、低いカロリーで摂ることができる優れものです。
こんにゃく麺を使用しよう
現在、たくさんのメーカーからダイエット用に販売されているこんにゃく麺。その品質は日々進化していて、ダイエット用と言えど、美味しさを追求したものが数多く発売されています。
全てがこんにゃくでできている麺の1食分のカロリーは、メーカーによって多少は前後しますが、大体15キロカロリーほど。
通常のラーメンの麺のカロリーが1玉(120グラム)で340キロカロリーほどですから、なんと325キロカロリーのカロリーダウン。
つまり、味噌ラーメンの具とスープだけを食べている状態と同じ摂取カロリーになると考えられます。
これなら、普段通りの濃厚スープを使っても、安心して食べられますね。
もやしを増やして満腹感を
味噌ラーメンの美味しさは、野菜と味噌味のマッチングにあると言っても過言ではありません。ですから、味噌ラーメンに欠かせない野菜、もやしを増やして満腹感を出そうという作戦です。
もやしにはカロリーが少ないことはご存知ですよね。100グラムで14キロカロリーと、大変ヘルシーな上、安価で手に入りやすいです。
もやしが増える分、麺を半分にすれば、一玉340キロカロリーが170キロカロリーにダウン。つまり、減らしたカロリーも170キロカロリー。これは、ご飯お茶碗軽く1杯分相当のカロリーです。
しかも、もやしは細長い形状のため、麺と一緒にすすって食べられますから、麺をたくさん食べているという錯覚が起こるため、麺が少なくて淋しいと感じることがありません。
えのきだけを大量に加えよう
前の項のもやしと同じ原理になりますが、麺を減らしてたくさんのえのきだけを加える方法です。
やはり、えのきだけという細長い食材を、減らした麺の代わりに入れることで、「食べた!」という実感を得られます。
えのきだけは、ゆでるとチュルチュルとした食感になるため、麺に似た食感という部分では、もやし以上のポテンシャルを持っている食材と言えるでしょう。
えのきだけの豊富な食物繊維は、ダイエット中の人にとって、是非摂取しておきたい栄養素でもあります。
パンチの効いた味付けで、少ない量でも満足感を出そう
味付けを濃くしなくても、香辛料や香味野菜でパンチの効いた味にすることで、一回に食べる量が少なくても満足感を感じることができます。
半分、または2/3など、本来の1食分のよりも少ない量の味噌ラーメンを作り、少しくどいかなと感じるくらいの、にんにくやショウガを追加します。また、お好みで一味や豆板醤を足して、辛さを加えても効果的。
これで、たくさん量を食べなくても、濃厚な風味や辛さのおかげで十分満足できる味噌ラーメンが出来上がります。
麺を湯切りしよう
これは、インスタントラーメン、それも揚げ麺タイプのものを食べるときに有効なワザ。麺をゆでたら、一度湯切りしてから新しいお湯で作ったスープに入れます。
揚げ麺にしみ込んだ油がゆで湯に溶け出すので、カロリーが溶け出しているのと同じこと。そのお湯を、一旦全て捨ててしまうわけです。
袋に書いてある通りの作り方よりも手間がかかりますが、新しく沸かしたお湯でスープを作ると、カロリーオフ効果だけでなく、油臭さのない、すっきり澄んだ味の美味しい味噌ラーメンを作ることができます。
いかがでしたでしょうか。ダイエット中でも安心して味噌ラーメンを食べるための、カロリーを抑えるアイデアを7つ、ご紹介しました。
生ラーメンで作る時と、インスタントラーメンで作る時では、活用できる方法が違いますので、その時々によって、このレシピを使い分けるようにして下さい。
もちろん、全くカロリーダウンの措置をとっていない味噌ラーメンに比べれば、味わいは違ったものになります。ですが、ダイエット中でも食べられるものと考えれば、十分満足できるレベルの出来栄えのものばかりです。
もしもダイエット中、厳しいカロリー制限の中で、どうしても味噌ラーメンが食べたくなってしまったら、この方法を一度試してみて下さいね。
まとめ
味噌ラーメンのカロリーをカットできる7つのレシピ
・スープを飲まない
・チャーシューの代わりにお豆腐を
・こんにゃく麺を使用する
・もやしを増やして満腹感を
・えのきだけを大量に加える
・パンチの効いた味付けで、少ない量でも満足感を出す
・麺を湯切りする