腹筋ダイエットしていても、美味しいものは沢山食べたい。でも美味しいものを食べて気になるのは、ポッコリ出たお腹です。何もしなければ、旬の味覚を楽しんでいるうちに、お腹もスクスク育っていってしまいます。気づいた時には、もう手遅れに…なんてことにならないように、日頃からお腹を引き締める為の運動はしなければなりません。
しかし、うっかり育ってしまったお腹の脂肪を短期間でとりたい方は多いようです。そんな方の強い味方が腹筋ダイエットです。お腹ぽっこりのダイエッターがまず最初に試みるのは、腹筋ダイエットといっても過言ではないほど、腹筋はダイエットの中でも、王道です。しかし、自己流の腹筋ダイエットでは、効率良く引き締まったお腹を手に入れることは出来ません。お腹のどこの筋肉に効いて、どこの部分を引き締めることが出来るのか明確に理解してから、腹筋ダイエットをする必要があります。
お腹ぽっこりダイエッターの中には、ただの腹筋を100回すれば「くびれ」が出来ると信じ込み実践している方も多いですが、ただの腹筋では「くびれ」は出来ません。
また、上半身を上げ下げするだけの腹筋では、お腹部分を鍛えることが出来たとしても、女性らしいボディラインは手に入れることが出来ません。女性の為の女性のお腹に効く腹筋ダイエットこそが、美しい「くびれ」を作るとともに、理想的な美腹を手に入れることが出来るのです。
今回は、お腹の脂肪を取りたい人におすすめの楽ちん腹筋ダイエット法をお伝えします。
腹筋ダイエットをすれば
トータルに痩せられる秘密とは
お腹の上部を引き締める腹筋でダイエットしよう
お腹の上部に脂肪がたまると全体的に太った印象をもたれることが多いのです。特にお腹の上部はプヨプヨ感が凄い気になりますので、スカートから贅肉がはみ出て悩んでいる方も沢山いらっしゃいます。そんなお腹上部の脂肪をとってすっきりさせる腹筋ダイエットがこちらです。
お腹の上部の筋肉にダイレクトに効く腹筋ですので、効果はテキメンです。
1、仰向けになり、胸元で手を交差して下さい。ふくらはぎが床と平行になるよう脚を持ち上げ、膝を90度に曲げます。
2、腹筋を使い、お腹を軽く曲げて、頭と肩を床からほんの少し上げて下さい。これが基本姿勢です。目線はおへその辺りに向けるのがポイントです。
3、腹筋(特に上の方)に力を入れて、息を吐きながら、上体をゆっくりと丸めるように持ち上げます。腹筋上部がカタくなれば効いている証拠です。自分の限界1歩手前で止まり、息を全て吐き切って下さい。
4、息を吸いながらゆっくりと2の基本姿勢に戻って下さい。頭を完全に床につけてしまわないのがポイントです。2~4を10~15回ゆっくりと繰り返して下さい。
「くびれ」を作る腹筋ダイエットがオススメ
女性なら誰でも憧れる「くびれ」。「くびれ」があると夏は水着に着替えた時に女性らしいラインが出て素敵に見えます。お腹ぽっこりの方は、腹直筋を鍛えながら、脇腹の筋肉に働きかける腹筋ダイエットがオススメです。
1、脚を90度に曲げて持ち上げ、腹筋を使って頭と肩を浮かせます。手は耳の後ろに添えて下さい。
2、左膝を胸方向に引きつけながら、右脚まっすぐ伸ばして。同時にお腹を左向きにひねり、右肘と左膝を近づけて下さい。
3、今度は右膝を曲げて左脚をしっかり伸ばします。お腹を右方向にひねって左肘と右膝を近づけて下さい。2~3を5~15回繰り返して下さい。
手を頭に添えた時、肘は大きく開くと効果大です。伸ばした脚は床と平行にするのがポイントです。また、床に降ろさず、少しだけ浮かせておくと良いです。下部の腹筋も使うので下腹ダイエットにもなります。
ねじり腹筋で即効痩せしよう
ねじり腹筋とは、腹斜筋にダイレクトに働きかける腹筋です。「来週、水着を着ないといけない」または「身体の線が出るワンピを週末に着たい」など、即効でお腹の贅肉を落としたい方にオススメです。
ねじることで、お腹の脂肪を燃焼させやすくする効果が期待でき、モデルさんの間でも大人気の腹筋ダイエットになります。
1、足を腰幅に開いて立ち、両腕を真横に伸ばし、肘を90度に曲げます。両手はグーにして下さい。この時、肩甲骨を寄せるよう意識して下さい。
2、左足を右斜め後ろに大きく引きながら、上体を右に傾けます。肘の角度はキープして下さい。左わき腹が伸び、右わき腹がギュっと縮んでいる感じがすれば良いです。この時両腕が前後にブレてしまわないよう気をつけて下さい。
3、両腕の角度をキープしたまま上体を起こし、足を1の位置に戻します
4、今度は右足を左後ろに引いて、上体を左に傾けます。
5、1の姿勢に戻します。1~4を各2秒ずつ8回繰り返して下さい。
如何でしたか。ご紹介した腹筋ダイエット法は、仕事や家事で忙しい方でも空いている時間に簡単に出来てしまう腹筋ダイエットです。一日10分ほどで出来る腹筋ダイエットですので、お風呂上りなど、身体の筋肉が柔らかくなっている時に行い、生活習慣にしてしまうのもオススメです。
腹筋ダイエットを行う時の注意点ですが、腰と床に隙間ができないように意識することが重要です。隙間が空いた状態で行うと、腰を痛める危険がありますので、注意して下さい。
腹筋ダイエットをはじめたばかりの方で、上手に出来ない…という人は、はじめは足を床につけて膝は90度に曲げて行ってみて下さい。徐々に慣れていき上手に腹筋ダイエットが出来るようになります。
また、腹筋ダイエットの強度をUPさせたい場合は両手を耳の後ろに添えてみるのもオススメです。ただし、無理は禁物です。その日の体調と相談しながら、無理のないペースで行って下さい。
まとめ
お腹の脂肪を取りたい人に絶対おすすめの楽ちんダイエット
・お腹の上部を引き締める腹筋でダイエットしよう
・「くびれ」を作る腹筋ダイエットがオススメ
・ねじり腹筋で即効痩せしよう