痩せの大食いを3つの角度で徹底解剖

痩せの大食いを3つの角度で徹底解剖

貴方の周りに痩せの大食いはいらっしゃいますか。そんな痩せの大食いを羨ましいと思ったことは女性なら一度はありますね。いくら食べても太らない痩せの大食いと呼ばれる人達は実際に存在します。テレビ番組の大食い選手権なんかに出場する人たちも細くて可愛らしい女性や、細身だけど筋肉質な男性が多いのです。あれだけ多く食べても太らないのは体質に関係があるのだと思われています。

なぜ痩せの大食いになってしまうかというと、これには脂肪が関係してきます。 一般的に脂肪というと皮下脂肪なんかに見られる白っぽい色をした 白色脂肪細胞のこと指しています。実は脂肪にはこのほかにもう一つ種類があり、それを褐色脂肪細胞と言います。この褐色脂肪細胞、名前のとおり茶色っぽい色をしており、更に分布している場所が心臓周辺、腋窩、腎臓周辺と限定されています。ですから実際に見たことのある方は少ないかもしれません。

痩せの大食いと言われる人間は、この褐色脂肪細胞の働きが活発なためにいくら食べても、そのほとんどが熱に換ってしまうので、体に脂肪が付かない…つまり、太れないと言うことなのです。または、食べても太らない時期というのも、誰にでもあるそうです。若い頃には食べても太らなかったのに、年を取ったら若い頃のまま変わらずに食べていたら太ってしまったなど。基礎代謝の違いなども考えられますが、太らない時期というのは存在するようです。

では、痩せの大食いに今からでもなれるのか…という疑問についてですが、痩せの大食いの方の生活習慣、食習慣を真似ることによって、食べても太りにくい身体をゲットすることは可能です。今回は、3つの角度で徹底解剖した痩せの大食いについてお伝えします。

 


痩せの大食いを
3つの角度で徹底解剖

 

 

痩せの大食いは噛む回数が多い!

痩せの大食いと呼ばれる方の食事の仕方を見たことがありますか。痩せの大食いの方は食事をする際の噛む回数が多いのです。食べる量が多いのに比例して噛む回数も多いのが痩せの大食いの方の特徴です。

咀嚼すると、副交感神経が優位になり、唾液が自然に出るようになります。 唾液が出ると、更にものを噛みやすくなり、唾液に含まれるアミラーゼという成分が消化をサポートします。 アミラーゼとは唾液に含まれる消化酵素のことで、口に入ってくるご飯などの食べ物をブドウ糖に変換する働きがあります。

咀嚼をすればするほど、唾液が出ます。これにより更なる消化が進みます。消化がスムーズに行くと、新陳代謝の面でエネルギーに変換されやすくなります。ようするにカロリー消費されやすくなるということです。

また、カロリー消費されやすくなる他にもアンチエイジング効果も明らかにされています。良く噛んで食べて、太りにくい体質改善に努めて下さい。

 

食べる順番に気を付けて痩せの大食いになろう

痩せの大食いの方は、自然と食べる順番にも気を使うように習慣化されている場合が多いのです。人それぞれの食習慣は育った環境などにより左右される場合が多いのですが、痩せの大食いと呼ばれる方は、脂肪がつきにくい食べる順番を習慣付けている方が多いのです。例えば、同じ量、同じものを食べるとしても、何を最初に食べていくのかによって、カロリーや栄養の吸収が断然違ってきています。

食べる順番が良ければ脂肪の吸収などを大幅に抑えられるようになっているのです。当然悪い順番だと逆効果になりますので、良い順番で食べるようにした方が良いに決まっています。ご飯、パンなどの炭水化物系の多くは血糖値をあげてしまうという最大の欠点を持っています。空腹時に食べるとより血糖値が上がってしまい脂肪をつけやすい状態になるので、一番最後に食べるようにして下さい。食物繊維たっぷりので、野菜を最初に食べることにより、便通が良くなり身体の中の毒素を出すと同時に太りにくい体質になりやすくなります。

痩せの大食いの方に見習って食べる順番に気を付けてみて下さい。

 

痩せの大食いは良く動きまわる!

いくら食べても太らない友人を見て羨ましいと思っている方は多いようです。しかし、痩せの大食いと言われる方はいつもアクティブに動きまわっていることが多いはずです。痩せの大食いの呼ばれる方の多くが、普段仕事や家事、育児などで、常に忙しく動きまわっている方がほとんどです。

例えば、なんらかのトラブルや病気で寝たきり状態になると、人間は一気に歳をとるように見えます。これは実は私達のようなまだまだ老人とは言えない人にとっても同じだそうです。動かない状態にあると、筋力は急速に落ちていきます。特に寝込んだ初期では1日に1%以上も筋力が落ちるというデータもあるそうです。当然、消費カロリーも減るわけですので、老けるばかりか太りやすい体質へとなってしまうのです。

痩せの大食いと呼ばれる方は、沢山食べてもその分、身体を動かしカロリーを消費するので、自然と若々しく痩せやすい体質になれるというわけです。沢山食べたら、ウォーキングや筋トレなどをして出来るだけ身体を動かすようにして痩せの大食いの方のような痩せやすい体質をゲットして下さい。

 

如何でしたか。今から痩せの大食いにはなれなくとも、今の太りやすい体質から、食べても太りにくい体質に改善することは可能だということがお解り頂けたかと思います。褐色脂肪細胞を活発にしたり、カロリー消費量を増やしてみることが一番の近道です。

またいち早く、痩せの大食いのような体質になりたい方には、水泳をオススメ致します。褐色脂肪細胞は低温で活性化するため、水中での運動が特に効果的だということが明らかになっています。水泳をダイエットに上手に取り込んで、褐色脂肪細胞を刺激するようにしてみるとエクササイズとダブル効果が得られ更に効果的です。

また、通常のダイエットでも多々活用される、食べても太らない方法には、食べ合わせに気をつけたり、食事方法や時間帯などが挙げられます。食事に関する様々な問題に気をつければ、大食い気分を味わいながら楽しくダイエットできるかもしれません。

貴方も明日から食べても太りにくいという体質改善に取り組んでみて下さい。

 


まとめ


痩せの大食いを3つの角度で徹底解剖

・痩せの大食いは噛む回数が多い!
・食べる順番に気を付けて痩せの大食いになろう
・痩せの大食いは良く動きまわる!


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