ライ麦パンのカロリーと栄養価がダイエットに向く7つの理由

ライ麦パンのカロリーと栄養価がダイエットに向く7つの理由
ライ麦パンを食べたことありますか?硬くて酸味があるので、最初は食べるのに抵抗があるかも知れません。ですが慣れてくると不思議とはまっちゃうんですよね。それに、こだわりのお店を探してみると、ナッツをまぶしたパンやハムやベーコンを挟んだお惣菜パンなど、オシャレでおいしいライ麦パンもたくさんあります。

しかも、低カロリーなのによく噛んで食べるから少し食べただけでお腹いっぱいの気分になるし、ビタミンや鉄分、マグネシウムなどのダイエットに必要な栄養分もたくさん詰まっています。そこで今回はそんなライ麦パンのカロリーや栄養価がダイエットに向く理由に迫って見ることにしましょう!絶対お見逃しのないように。

 

ライ麦パンのカロリーと栄養価が
ダイエットに向く7つの理由

 

少し食べただけでも満腹感が味わえる

ダイエットで奮闘中のみなさんにおたずねします。なんだかいつもお腹が満たされないような欲求不満に陥っていませんか?そうなんです。その空腹感こそが、ダイエットには大敵。ですがライ麦パンならそんなことはありませんよ。

ライ麦パンは固いので嫌でも噛んで食べなくてはいけません。よく噛んで食べると、「食べたなあ」という満腹感が味わえるし、しかも栄養を十分に吸収することができます。それにダイエットから開放された時のリバウンドの防止にもなりますしね。

 

ライ麦パンの低カロリーの秘密と選び方のコツ

それではさっそく、ライ麦パンと食パンのカロリーの比較をしてみましょう。ライ麦パン100gあたりのカロリー量は264kcal、それから食パンの方はというと100gあたり264kcal・・「あれっ?同じじゃん!」と思うでしょう。

ですが、これには秘密があるのです。お店で普通に売られているライ麦パンは噛みごこちや味のことも考えて、半分は食パンと同じ小麦粉を使うことが多いのですが100%ライ麦を使ったパンでは100gあたりのカロリー量は187kcalなのです。

その選びかたのコツはパンの色です。ライ麦パンの色はライ麦を使った量が多ければ多いほど黒さが増してきます。ですからライ麦パンならなんでもいいというわけでもないのでご注意ください。

 

疲労回復が早くなるのでダイエットが長続きする

「きょうはちょっときついからジョギングはやめた!」なんてことはありませんか。そうなんですよね。体がきつい時は何にもしたくありません。ですがライ麦パンの中には疲労を早く回復させるビタミンがたくさん含まれているので、ダイエット運動も無理なくこなせて長続きするというわけです。それと鉄分やマグネシウムなどもたくさん含まれているので、別にサプリメントを併用しなくても大丈夫です。

 

栄養を脂肪に変えないビタミンB群の役割

いくらダイエットだからと言っても、栄養価のかたよった食事はNG。体の健康を維持するためには、たんぱく質、脂質、炭水化物と三大栄養素をきっちり採る必要がありますが、採った栄養素が無条件でブドウ糖や脂肪酸、アミノ酸に変わるわけではないのです。

その絶対条件がビタミンB群の存在。もしもビタミンB群が不足していると、骨や筋肉、エネルギーとして使われなかった栄養素は脂肪として蓄えられてしまうのです。恐ろしい話ですね。

ですが、ライ麦パンにはビタミンB1、B2がたくさん含まれていますので、主食にライ麦パンを食べれば他の食材の栄養の吸収もよく、ダイエットに最適なのです。ちなみに、インスタントラーメンやチョコレートにはビタミンB群はほとんど入っていません。

 

ライ麦パンの食物繊維がダイエット向く理由

人はなぜ食事をするのか?それは当然エネルギーを作り蓄積するためなのですが、そのメカニズムをちょっとだけご紹介しておきましょう。食事をする→血糖値が上昇する→血が糖分でドロドロになるのを抑えるためにインシュリンが分泌して食べた炭水化物や糖分を優先してエネルギーに変える→体脂肪が使われず蓄積される。

とまあ、体脂肪が蓄積されるまでのプロセスはこんな感じなのですが、ライ麦パンには食物繊維が多く含まれているので消化が遅く、血糖値の上昇を抑えてくれるわけです。つまり、インシュリンの分泌が少なく体脂肪が燃えやすくなるというわけですね。それに胃の中で水分を含んで膨れるので満腹感が継続し食べすぎ防止にも繋がります。

 

植物性たんぱく質が豊富なライ麦パンの効果

ダイエット中は高たんぱく質、低カロリーが鉄則。なぜならたんぱく質は血や肉を作る大切な栄養素で、健康を維持しつつダイエットを成功させるためには不可欠だからです。ですが、肉や卵などから採れる動物性たんぱく質ではカロリーが心配。

そこで大豆などの植物性たんぱく質がオススメなのですが、ライ麦パンにもその植物性たんぱく質が多く含まれています。ですが植物性たんぱく質は動物性たんぱく質よりも血や肉に変わりにくい一面もあり、他の食品も合わせてバランスよく食べることが必要なようです。

 

ライ麦パンダイエットのコツ(GI値について)

今ご説明した通り、ライ麦パンだけではどうしても栄養価が不足ぎみになります。ではどうやってお献立を組み立てればいいのでしょうか。それにはGI値を基準に考えたら解りやすいと思います。GI値とは、前にご紹介した血糖値を上げやすい食材かそうでない食材かを示す数値なのですが、いくらダイエット中とはいえ日本人なら夕食ぐらいは白いご飯を食べたいですよね。

白米は大変GI値の高い食品ですが、お粥にすれば数値が下がるし、GI値の高い食品と低い食品を一緒に食べても大丈夫です。例えばカレーライスのお肉はGI値の低い鶏肉、野菜はGI値の高いじゃがいもといった感じです。

ちなみにカレー粉はGI値が低い食品なのでご安心ください。最後にGI値の食品ごとの一覧表をご紹介しておきますので参考にしてください。ちなみにGI値60以上が高いGI値、以下が低いGI値です。

GI値一覧表:http://blog.s-re.jp/2860/files/gi.pdf

 

さて、ライ麦パンがダイエットに向く理由がお解かり頂けた事でしょう。ライ麦パンはお腹も長持ちして、カロリーも低く、GI値も低い理想的な食品と言えますが、だからと言っておやつにチョコレートやコンビニのケーキばっかり食べちゃダメですよ。

それと毎日ライ麦パンだけを食べるわけにもいかないので、カロリーやGI値を考えた食生活をしてください。ですが、その知識がダイエットに留まらず、あなたの健康管理にも役にたつことでしょう。ぜひライ麦パンでお腹の空かない楽しいダイエットを行ってくださいね!

まとめ

ライ麦パンのカロリーと栄養価がダイエットに向く7つの理由

・少し食べただけでも満腹感が味わえる
・ライ麦パンの低カロリーの秘密と選び方のコツ
・疲労回復が早くなるのでダイエットが長続きする
・栄養を脂肪に変えないビタミンB群の役割
・ライ麦パンの食物繊維がダイエット向く理由
・植物性たんぱく質が豊富なライ麦パンの効果
・ライ麦パンダイエットのコツ(GI値について)


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