断食の正しい方法を知って健康的にダイエットする7つの術

断食の正しい方法を知って健康的にダイエットする7つの術

メディアやネットでも話題になっている断食ダイエットをご存じですか。断食ダイエットとは、短期間に食事を抜き取り組むダイエットのことです。

旅館やホテルなどでも「断食宿泊プラン」が数多く登場し、老若男女から注目を集めているダイエット方法です。

断食ダイエットといっても、朝食だけ抜く「プチ断食」、週末だけ食事を抜く「週末断食」など種類は様々ですが、健康的にダイエットできるだけでなく、美肌、美容効果、デトックス効果、生活習慣病予防などの様々な嬉しい効果が得られるのです。

また、断食を行なうメリットのひとつに、日常生活での食事を正しくできるようになることが挙げられます。

特に、過食しないようになることです。そして断食を行なうと胃が小さくなり、少食でも満足できるようになるのです。結果、ダイエット効果に繋がることになりますよね。

そんな素晴らしい多くの効果を得られる断食ダイエットですが、間違った方法で行うと、リバウンド等の逆効果を招いてしまうことも少なくありません。

今回は、断食の正しい方法をはじめ、健康的にダイエットする方法をご紹介していきます。

 


断食の正しい方法を知って
健康的にダイエットする7つの術

 

断食前日には予備断食を行いましょう

「さあ、明日から断食を始めよう」と思った前日には、必ず予備断食を行うことが必須です。
たった1日とはいっても、急にお腹の中を空にしては、消化液の影響により胃を傷つけたり、ムカツキを覚えたりすることがあります。

スムーズに本断食を実行するための準備として、前日に以下のことを実践しましょう。

・断食前日の昼食は腹八分までにしましょう。
・夕食は普段の半分の量にして、寝る3時間以上前にすませましょう。
・普段より水分を多めに摂りましょう。
・お酒、たばこは控えましょう。

 

断食中は激しい運動は避けよう

断食を行うと短期的に体重が落とすことが可能なので、期間中にしっかりと体重が落ちると心理的に嬉しくなります。だからといって断食期間中に激しい運動なども行って体重を落とそうとするのは厳禁です。

なぜなら、断食中は身体の中のエネルギーが不足しているため、激しい運動を行うと体調を崩す可能性があるからです。

スポーツを行う時に、しばらく食事を摂らないで、激しい運動をすると力が出なかったり、そのまま無理して続けると倒れたり体調を崩したりするといったことと同様で、大変な危険を伴うのです。

断食の時に関わらず激しい運動を行うときはしっかりと運動できるエネルギーをとってから行うことが重要です。

 

断食中のタバコは控えよう

断食中のタバコは厳禁です。

タバコは「百害あって一利なし」といわれるように、体にとって良いことは全くありません。タバコに含まれるニコチンは、血管を細め血流を悪くします。血流が悪くなれば、手や足先の末梢血管に血が流れにくくなるので冷え性にも繋がります。

特に、断食中に喫煙することで、不整脈を誘導する等のリスクが伴います。更に、断食ダイエット中は、解毒や排出効果で普段よりもタバコによるダメージを受けやすくなっていますので、新陳代謝も悪くなり、肌のツヤやハリがなくなってしまい、女性ホルモンの分泌も低下すると言われており、骨粗鬆症や月経不順を招くことになるので、特に女性の方は注意しましょう。

 

断食中は水分補給を行いましょう

「断食」といっても、水分補給は必須です。人間は食べ物がなくても最長で数週間は生きられると言われていますが、水なしでは体力のある人でも4~5日が限度です。

ある程度の時間栄養分を補給せずに水だけで過ごすと、水を媒体として体内で化学変化が起き、脂肪、タンパク質を分解してエネルギーに換えてくれます。結果、溜めこまれた余分な脂肪を燃焼させることができるというわけです。

それに水分は断食期間中、腸内に根を張った頑固な宿便の排出にも役立ってくれます。
水分補給は、ミネラルウォーターで行いましょう。

 

断食中は酵素飲料で栄養補給をしよう

いくら断食中だからといっても、栄養補給は絶対にしなければなりません。栄養素の補給を怠ることによって倒れたり、体調を崩す可能性が出てきます。そこでお勧めなのが、酵素飲料です。

酵素は人間の体内で生成される潜在酵素があり、これが消化や代謝のために使われるのですが、優先されるのは消化酵素です。もしも消化に沢山使われてしまったら、代謝で使う酵素が少なくなってしまって働きが低下し、結果的に基礎代謝が減ったり新陳代謝が低下して太りやすくなるのです。

何も食べない状態のところに酵素を取り入れてあげれば、消化吸収に使う必要がないので、代謝をどんどんアップさせて痩せやすい身体へと変わっていきます。

 

断食が終わった後の回復食に気を付けよう

断食で一時的に食事を制限することで消化器官などの内臓を休ませ機能を回復することで、身体のデトックス効果を得ることができます。そんな断食で休ませた消化器官に断食が終わったからといって、いきなり揚げものなどの脂っこいものを与えたらどうなると思いますか。

断食後の朝食は、一杯のお粥をできるだけゆっくり、よく噛んで食べましょう。
また、昼食、夕食は普段の半分くらいに抑えて下さい。ここでガツガツ食べてしまうと、せっかく行った断食が水の泡になってしまいます。

断食は回復食までしっかり行うことがダイエットを成功させるポイントになります。

 

1週間以上の断食は、絶対に「断食の施設」で行いましょう

断食が多少たりとも危険性を帯びて来るのは、継続して1週間以上行った場合です。特に、断食初心者にとって、長期の断食は、馴れないことですので、思いがけない落とし穴がいくつか待っています。

一般のお医者さんで治療法に断食が用いられることはまずありませんが、いわゆる民間療法としては、世界中至る所で行われているのが断食ですので、中には、「断食は健康にいいそうだ」ということで1週間以上の断食を自我流に実行される方がいらっしゃいますが、大変危険を伴います。

1週間以上の長期断食を行う場合は、自己管理が非常に難しくなりますので、必ず、専門の「断食道場」等に入院して行うようにして下さい。

 

如何でしたか。断食は、ダイエット効果以外にも、慢性的な疲れが取れ、心と体、頭が驚くほどすっきりすると言われています。

そう聞くと今すぐにでも実践したくなるかもしれませんが、食べないという行為自体が一つのストレスに成り得るので、心が疲れている時や仕事が忙しい時は避けたほうが良いでしょう。

また、断食を始めると頭痛、吐き気、腰痛などいわゆる好転反応が出てくる場合がありますが、体に無理がかかると、その反応が強く出やすく挫折しがちです。
気持ち的にも、十分リラックス出来る環境を作ってから実践されることをお勧め致します。

 


まとめ


断食の正しい方法を知って健康的にダイエットする7つの術

・断食前日には予備断食を行いましょう
・断食中は激しい運動は避けよう
・断食中のタバコは控えよう
・断食中は水分補給を行いましょう
・断食中は酵素飲料で栄養補給をしよう
・断食が終わった後の回復食に気を付けよう
・1週間以上の断食は、絶対に「断食の施設」で行いましょう


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